非天マザー by B-CHAN

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旧来型メディアとネットメディアのギャップ……広告代理店

Googleが破壊する既成概念

去年書かれたページですが、面白かったので紹介しておきます。

電通とGoogleの間で交わされた、ジョークのような本当のような交渉

テレビは20世紀半ばに放送が始まった、いわゆる古いメディア。
インターネットが普及し始めたのは20世紀の最後。まだまだ始まったばかりのメディア。
しかもテレビの技術は成熟してます。
アナログからデジタルに移行はして、簡単なデータの送信はできるようになりましたが、基本的には視聴者が受動的に放送を見るものです。
放送局が与え、ユーザーが受け取るという構図は変わりません。
一方のインターネットは、当初は情報を受け取るだけの用途が大部分でしたが、その後の発展によりインタラクティブ性が進みました。
特にSNSの破壊力。
もはやネットは完全な双方向メディアです。
テレビの時代には、ほんの数えるほどのメディアの中から選択するしかなかったのが、今では数億もの情報発信者が膨大な情報を発信します。
しかも情報を受け取る側は検索を使って、欲しい情報を抽出できます。
広告の枠にしても、いったん買い取れば、その枠を独占できるのではなく、リアルタイムに入札のような格好になり、最適だと判断された者が広告主に選ばれるという構図です。
かつてフィルムカメラがデジタルカメラに移行して、フィルムメーカーは業態転換を迫られました。
今度は既存の広告代理店が、Googleという新しい広告代理店に脅かされる時代が来るでしょう。