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非天マザー by B-CHAN

iPhoneの使い方、IT、金融、経済、不動産、保険、ビジネス、音楽、映画、ニュース、自己啓発などを語ります。

ペニーオークションの問題を見て、消費者過保護が頭に浮かんだ

つぶやき ビジネス

過保護にされればされるほど成長しない


ペニーオークションに関する記事を2つほど貼ります。


急増する「ペニーオークション」のトラブル――国民生活センターの報告書で理解しよう


「ペニーオークション」で落札したタレントの一部がブログ記事を削除


ペニーオークションという名前はすでにおなじみかも知れません。
要は、入札するたびに手数料がかかるオークションです。
ヤフーオークションは出品者も落札者も世の中の一般の人ですから、ヤフー側は場を提供することで手数料で収入を得ています。
例えばAさんが1000円で手に入れたモノを出品してBさんがそれを2000円で落札すればAさんは1000円の儲けであり、ヤフーはその数%の手数料を得ます。
いっぽうのペニーオークションは基本的にはペニーオークション自身が出品します。
同じく1000円の商品をペニーオークションが出品したとします。
落札希望者は入札するたびに10円払う必要があるとします。
もし入札が100人いて、それぞれが10円ずつ入札手数料を払い、最終的に1500円でCさんが落札したとしたら、Cさんは1510円の出費で商品を手に入れることができ、100人の入札者はそれぞれ10円ずつ失い、ペニーオークション側は落札代金1500円と100人分の手数料総額1000円、つまり合わせて2500円を手にします。
ヤフーオークションに比べ、落札者はより安く商品が手に入り、主催者もより多く儲かる。100人の人達は少額の損失で済む。これが大きな特徴です。
このペニーオークションで疑惑となっているのは、最終落札者がペニーオークション自身もしくは関係者じゃないか?
ということです。
上記の例で言えば、100人もの人から手数料を集めたあげくに、自分で商品を落札してしまえば、確かにペニーオークション側の丸儲けです。
現時点ではあくまでも疑惑であり、推測の域を出ませんが、もしそれが事実なら、明らかに詐欺に類する行いと言えます。
ただ、逆に、もしそのような疑惑が貼れて、ペニーオークションが潔白であれば、このシステムはユーザー側も少ないコストで商品を手に入れられるという意味で非常にメリットのあるシステムだと思います。
さて、冒頭に貼りつけたニュースを見てもらえたでしょうか?
実は、このペニーオークションに関して苦情が多く寄せられているということなんです。
で、その中身を見てみると、

 「ペニーオークション」は、一見すると高額な商品が格安で落札できるお得なオークションのように見えるが、落札できなかった人も入札のたびに手数料を支払わなければならず、「安さに釣られて仕組みを理解せずに利用してしまった」といった苦情が国民生活センターなどに多く寄せられているという。



だそうです。
うーん・・・。
ボクは最近思うんですが、消費者保護が叫ばれすぎて、消費者過保護になっていませんか?
少なくとも入札のたびに手数料がかかるという事前説明があったのなら、「安さに釣られて仕組みを理解せずに利用してしまった」のは明らかにユーザー側の過失ですよね。
もし、さっき書いたような詐欺的な行いが行われているのであれば、もちろん苦情を申し立てるのは当然だと思いますが、仕組みを理解せずに利用して、それで苦情を寄せるというのは、言いがかりにしか見えないんですがいかがでしょうか?
しかも、仕組み自体もまったく難解ではなく、入札のたびに手数料がかかるというだけのことです。
何度も入札を繰り返せば、手数料が上がっていくのは当然ですよね?
「電話で長時間、話し続けたら電話料金が上がっていくなんて知らずに利用してしまった」
と言う苦情を言ってるのと同じだと思いますよ。
もしかして大人の頭脳が劣化してきているのでしょうか?
消費者保護は確かに大事です。
しかし、国民の大半は消費者であると同時に労働者でもあるはずです。
消費者を「過保護」にしすぎることは、すなわち、それに対応する労働者が働きにくくなる、つまり大半の国民の首を締めることと同義になります。
少なくとも、小学生でもわかりそうな仕組みを理解せずに利用して苦情を寄せることを容認していては、息苦しくなる一方だと思うんですけどねえ。
消費者保護というのは、無過失の消費者が被害に遭うのを防ぐため、あるいは被害から救済するため、と定義しておかないと歯止めが効かなくなると思います。