非天マザー by B-CHAN

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通話料無しで自由に通話することをそろそろ当たり前にしよう

全員がSkypeを使えば世の中から通話料が無くなる

現在、多くの携帯電話の通信通話回線はいわゆる、第三世代(3G)回線を使っています。
別に何世代でもいいんですが、とにかく通話料が高いです。
時代と共にビジネスは移り変わります。
昔は音楽を聞くのに当たり前だったレコード盤が今ではほとんど消滅してしまい、CDの時代になりました。
当然、レコード盤や再生用の針などを作っているメーカーは廃業に追い込まれるか事業転換することになりました。
そしてまた音楽はダウンロードの時代へと向かっていて、CDもまた淘汰されつつあります。
ですからまたCD関連製品を製造する企業もいずれ方向性を見直す必要が出てきます。
そうやって世の中が変化していく中、通話時間に応じて通話料が発生するという電話ビジネスもまた変革の時を迎えています。
家庭の固定電話で言えば、従来は通話も通信も従量制が当たり前でした。
3分つないで10円なら30分つなげば100円。
しかし今、その状況も変わりつつあります。
一足先にインターネットの接続の課金の仕組みが変わりました。
以前はインターネットも電話での通話と同じように、使った時間に応じて通信料金が上がっていく従量制でした。
しかし現在はほとんどが月額固定制です。月に10時間使っても100時間使っても料金は同じです。これを定額制と言います。
しかし、通話に関しては今でも、固定電話の通話回線や携帯電話の3G回線を使っている限り、ほとんどが従量制です。
SoftBankどうしなら決まった時間帯であればいくら通話しても無料というようなサービスも一部にはありますが、原則は従量制です。
しかし、昨日、SkypeのAndroid版もいよいよ日本でも使えるようになりました。


「Skype for Android」が日本でも利用可能に


一足先にiPhone版のSkypeが登場していますので、これで、iPhoneユーザーとAndroidユーザー、そしてもちろん、自宅のパソコンでSkypeを使っているユーザーすべてが、通話料無料で通話できるようになりました。
もちろん海外のSkypeユーザーも同様です。
この仕組みは電話事業者の従来のビジネスモデルを破壊することになると思います。
国内国外関係なく、距離や時間に関係なく、通話自体がインターネットのデータとしてやり取りされ、定額の通信料の中に収まってしまうからです。
もちろんそれが世の中の変化であり、電話事業者も当然それを予測して将来の事業戦略を練っていると思います。
過去の仕組みが無くなって新しい仕組みが登場するのは、単に新しいからという理由ではありません。
その方がより便利であり、ユーザーがそれを望んでいるからです。
どの仕組みが生き残るかはユーザーである消費者が決めることです。
ですのでいつまでも過去のビジネスモデルにこだわっている事業者は淘汰されます。
これまでは音声通話と通信の料金は別々であり、通信は定額でも通話は従量制でした。
これからは音声もパケットデータとして通信の中に含まれる時代です。
これはユーザーにとって大きなメリットとなります。
多くの人が積極的にSkypeなどのメリットの大きい技術を活用して、より世の中が便利になればいいと思います。
というわけで、ボクは、すべてのiPhoneユーザーの皆さん、Androidユーザーの皆さん、そして家でパソコンを使っているユーザーの皆さんにSkypeをオススメしておきます。