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非天マザー by B-CHAN

iPhoneの使い方、IT、金融、経済、不動産、保険、ビジネス、音楽、映画、ニュース、自己啓発などを語ります。

Twitterがなぜここまで定着したのか?

Twitter ビジネス

Twitterはオープン

インターネットを使ってメッセージをやり取りする仕組みは様々なものが登場しては消えていきました。
あるいは生き残っていても一部の人達の間だけで細々と続いているものが多いです。
そんな中でTwitterは電子メール以来と言っても良いほど一般化し、定着しました。
メッセージをやり取りする仕組みとして他に思いつくのはインスタントメッセンジャー(IM)ですね。
IMも確かにユーザー数は多いんですが、一般化しているとは言えない状況だと思います。
もう一つ、メッセージをやり取りする仕組みとして多くのユーザーが参加しているものとして、2ちゃんねるがあります。世の中には電子掲示板と呼ばれるシステムは無数にありますが、2ちゃんねるが事実上のデファクトスタンダードの役割を果たしていて世論に大きな影響を与えています。
そしてブログもまた完全に定着した仕組みだと思います。
なぜ、電子メール、2ちゃんねる、ブログ、Twitterはスタンダードとなり、他はなり得ないのか。
インターネットに限らず、一般的に考えると、使いにくいモノや面倒なモノはブームにはなっても定着はしません。
これは当然だと思います。
古い例えですが、ぶら下がり健康器が大ブームになりました。さすがにあれにぶら下がるのはとても面倒で、何年も継続して使っている人はまずいないと思います。
あと、使う場所や人や条件を限定されるものは定着しません。
例えば、東京都世田谷区内でしか使えない携帯電話があったら売れるでしょうか。まず売れません。
西日本の60Hzにしか対応していない電化製品は50Hzの東日本では売れません。
では、メール、2ちゃんねる、Twitterはどうでしょうか。
共通するのは使うのがとても簡単だということです。
細かい機能を覚えていけばいろいろありますが、基本的にはどれも文を書いて送信するだけです。とても簡単です。この点はIMも当てはまります。
では使用条件の限定はどうでしょうか。
メールは基本的には誰でも使えます。例えプロバイダが異なっていても、会社が異なっていても地域が異なっていても、誰からでも誰宛にでも送れます。
2ちゃんねるもブログも同じです。誰が書くことも誰が読むこともできます。
Twitterも誰が書くことも誰が読むこともできます。
でもIMは同じプロバイダのIMどうしでしかやり取りができません。Microsoftのメッセンジャーは基本的にはYahoo!のメッセンジャーでは読み書きできません。
ではIMのどれか1社がTwitterのように広範囲に普及すればデファクトスタンダードになれたでしょうか。
実はIMとTwitterにはもう一つ大きな違いがあります。それはメッセージの秘匿性です。
TwitterのツイートはGoogleなどの検索エンジンが遠慮無く収集していきます。つまり、誰かのツイートは世界中のどこかで誰もが読む可能性があります。
IMのメッセージは当事者以外は読めません。
そういった秘匿性のあるメッセージはそれはそれで重要なやり取りには役立ちますが、その為には特定の企業に依存するシステムは向いていません。
ですから、そういった秘匿性のあるシステムはIMではなく、プロバイダなどに依存しない電子メールが普及したんでしょう
そういう意味ではIMは他の人からは読めず、かつ特定の企業に依存したシステムであるというどっちつかずの状態にあると思います。
電子メールの汎用性はIMでは難しく、Twitterのオープン性もIMでは難しい。
それが先行者であるIMを押しのけてTwitterが普及した理由ではないでしょうか。
「簡単に」「誰もが」「いつでもどこでも」「読み書きできる」ことが勝因だと思います。
Twitterにも欠点はあります。
言語によって表現に使う文字数に差異がありますから、英語基準での140文字制限をそのまま多言語にも当てはめると、言語によって表現できる範囲が異なってしまうということです。
ある言語ではTwitterで表現できることも別の言語では表現できない可能性があります。
ただし、これは欠点ではあるものの、欠点を前提にユーザーが試行錯誤して最適化していくという自由度の高いシステムでもあり、また140文字制限故に発生した新しい仕組み(短縮URLなど)もあることから、欠点そのものが悪ではないという良い見本でもあると思います。
Twitterで広く使われているいくつかの機能も、もともとはTwitterには無くて、ユーザーの間で工夫がなされて広まっていったものが標準化し、後からTwitterが公式に機能として認めたものです。
企業側が作ったサービスをユーザーが使うのではなく、ユーザーが作ったサービスを後から企業が公認する。それこそがユーザーが何よりも欲しているものです。
そういった側面もTwitterがユーザーに定着した一因だと思います。