非天マザー by B-CHAN

iPhoneの使い方、IT、ビジネス、金融、経済、不動産、保険、音楽、映画、ニュース、自己啓発その他。

Twitterがわからない初心者のための入門教室 その8 返信する(非公式リツイート)

非公式リツイート


今回は、リツイート(ReTweet)というのを学びます。
これまでのフォロー(Follow)とかフォロワー(Follower)とかMentionsについて、まだ自信が無い人は、これまでの記事を読みなおして実際にたくさん練習してください。


Twitterがわからない初心者のための入門教室まとめ記事 - 非天マザー by B-CHAN


では、リツイート(ReTweet)の説明をします。
実はややこしいことに、Twitterには2つのリツイートが存在することになっています。
それらは、それぞれ公式リツイートと非公式リツイートと一般的には呼ばれています。
Twitterというのは、そもそもはそんなに多機能ではなかったんですが、ユーザーがあれこれと工夫して新しい使い方を編み出して、それが広がって一般化するというケースがあるんですよ。
そして、その新しい使い方が一般化したのでTwitterの会社側が後から公式に認めたという格好になっています。
ですので、公式リツイートや非公式リツイートという呼び方自体が公式なものでは無く、あくまでも通称です。
そもそも非公式なものをTwitter社が公式に「非公式リツイート」ですと言うはずがありませんから。
今回お話しするのは、このうち、非公式リツイートについてです。
非公式な方法なんて覚える必要はないのでは?
と思われてしまいそうですが、実はこの非公式リツイートを使わないとTwitterの大部分のやりとりができないくらい重要な機能となっています。
つまり公式が正しくて非公式が正しくないということではなく、単にTwitter社が公式に認めたか認めていないかの違いであって、どちらも重要なTwitterの機能だと思ってください。
機能と書きましたが、正確に言えばTwitterには非公式リツイートという機能はないので、ルールだと思ってください。

  • 公式リツイートはTwitterの正式な機能
  • 非公式リツイートはTwitterで広く使われているルール

この違いは、公式リツイートを学んだあとで改めて説明をしますので、ここでは気にせずに読み進めてください。
さて、この非公式リツイート。先ほど、ユーザーが編みだした使い方だと書きました。
ですので、人によって、あるいは国によって多少の違いがあります。
しかし、ここでは日本国内のTwitterユーザーに一般的に知られている方法を書きます。
まず、非公式リツイートとは、一般のツイートやMentionsであなた宛に届いたツイートに対する返信をする方法だと思ってください。
具体的にやり方を見ましょう。
まずはWebブラウザの場合。Twitterの公式ページを見てみましょう。Twitterの公式ページには、非公式リツイートはありません。当たり前です。非公式ですから。
しかし単なる返信はできます。
タイムラインのツイートの右下に3つのアイコンが並んでいます。左向き矢印アイコン、2つの矢印が組み合わさったアイコン、星印アイコンです。

Twitterの3つのボタン


その中の左端にある左向き矢印アイコンが返信ボタンです。タップすると、こんな画面になります。

Twitterの返信画面


「あなたの返信:」という表示の下に枠があり、@ユーザー名が表示されていますので、その後ろに本文を書くだけです。
そうです。つまり返信と言っても、単にその人に普通にMentionsをツイートするだけです。
先ほど押した左向き矢印アイコンは、先頭に自動的に@ユーザー名を入れてくれる、ただそれだけのものです。
まあ確かにこれでも返信はできますよね。
でもこれは単なる返信であって非公式リツイートではありません。
Twitter公式ページでは非公式リツイートはできませんので、アプリを使ってやってみましょう。
iPhoneユーザーの皆さん、TweetMeを起動して、いつもどおりタイムラインを表示してください。

SOICHAのホーム画面


誰かのつぶやきが表示されていますよね。
では誰かに非公式リツイートしてみます。
どれかツイートを選択(タップ)してください。
すると例の情報画面がビヨ〜ンと出てきます。

SOICHA情報画面


その中に「RT」と書かれた吹出しっぽいボタンがありますよね。それをタップします。
するとこんな画面に移ります。

非公式リツイート画面


先頭に「RT」、その次に、@ユーザー名:、その次に今タップしたツイートの内容が書かれています。
カーソルは先頭に来ていると思います。
ここに返信内容を書きましょう。こんな感じです。

非公式リツイート記述


書いたら、通常のツイートと同じように右上の上向き矢印ボタンを押して投稿します。
これが非公式リツイートです。
先ほど公式サイトでやった返信との違いは、元となるツイートの内容が返信にも入っているということです。
もし、相手がいろんなツイートをしているのに、単に返信しただけだと、どのツイートに対する返信なのかがわかりにくいですが、こうやって元の内容が記載されていると、それに対する返信なんだということがすぐにわかります。
元のツイートの内容をもう一度ツイートすることになるから、「リツイート(ReTweet)」と呼ぶわけです。いろいろ説はありますが、ReはRepeatの意味合いが強いですかね。
「RT」はもちろんReTweetの略です。
「RT」の後ろには@ユーザー名がありますから、もちろん相手のMentionsに入ります。当然相手は、
「自分宛に来たんだな」
ということがわかるわけです。
何度も書くように、この非公式リツイートはTwitterの機能ではありません。
あくまでも、ユーザーが決めたルールです。
どこかの誰かが、
「こうやって引用して返信したらわかりやすくて便利だよねー。でも普通に引用するだけだと、どこが引用部分かわかりにくいから、先頭にRTと書こう。」
という感じで使い始めたら、それがいつの間にか広がって一般化したというわけです。
あくまでもTwitterに備わっている機能ではなく、返信するときには、
「RT @ユーザー名:引用文」
という順番で書こうとユーザーが決めて一般化したルールに過ぎません。
ですので、Twitterの公式ページでは、この非公式リツイートの機能は無いと書きましたが、公式ページであっても、自分で、
「RT @ユーザー名:引用文」
の順番で文字入力して投稿すれば、それは立派な非公式リツイートです。
ちなみに、日本では概ね、この語順で非公式リツイートが行われていますが、海外では違う語順にする地域もあるようです。
これを読んでいる皆さんはほとんどが日本の方だと思いますので、ここで書いた語順で良いと思います。
あくまでもユーザーが思いついて自然に広がっていったルールですからばらつきがあるのは当然です。
ちなみに非公式リツイートと言っても、実は単なるツイートですから、それに対して再び非公式リツイートできます。
それを繰り返すとどんどん文が長くなって140文字を超えてしまいますから、そんなときは、後ろのほうから削除すればよいでしょう。
基本的には後ろのほうが古い文章ですから。
あと、非公式リツイートを繰り返した為に、文章の中に何度も同じ@ユーザー名が繰り返し出てくると、それも文字数の無駄になりますから、文脈で判断して不要だと思ったら削除してもいいでしょう。@ユーザー名は文中に一つあれば、その人にMentionsとして届きますからね。

非公式リツイート繰り返し


この、非公式リツイートを覚えることで、他のTwitterユーザーとコミュニケーションができるようになりました。
単に誰かにMentionsを送る時や、返信するときは、
「@ユーザー名 本文」
そして、非公式リツイートするときは、
「本文 RT @ユーザー名:引用文」
と本文が前に来ています。このあたりが地域によって異なっており、しかも公式の取り決めではなく、あくまでもユーザー間で一般化しただけの取り決めなので曖昧なところでもあります。
ただ、それは世界各国のいろんな人とツイートのやり取りをして知ることであって、最初からあれこれ考えていては何もできなくなります。
今は、そんなものだと思って、どんどんツイートし、どんどん非公式リツイートしちゃいましょう。