読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

非天マザー by B-CHAN

iPhoneの使い方、IT、金融、経済、不動産、保険、ビジネス、音楽、映画、ニュース、自己啓発などを語ります。

TOEICは良い点を取るために受けるのではありません(目的と手段を間違えないように)

英語

ものさしを統一しないと測定できない


このブログで英語学習のことを何度も書きましたが、ときどき、目的と手段をひっくり返している人がいます。
日本で英語力を測定するための有名なテストとしては、TOEICとか英検があります。
英検は1級2級という級方式になっていて、基準点に達していないとその級は取得できません。
いわば合格することが第一の目的です。
これは資格試験や大学受験などに近いものです。
例えば英検1級を受けた人が二人いたとして、一人は1点差で不合格、もう一人は20点差で不合格だったとします。
この場合はどちらも単なる不合格者であって点差は関係ありません。
逆に合格点を1点上回って合格した人がいたとしても20点上回って合格した人がいたとしても、どちらも英検1級合格者です。
大学受験もそうですよね。点差など関係なく基準点を上回れば入学という資格を手に入れるわけです。
それらはすべて、合格するための点数を取ることが目的の試験です。
しかし、TOEICは違います。
高い点数を取ることは目的ではありません。
ではTOEICの目的とは?
それは、


英語力を測定すること


です。
大勢の人間が全く同じ試験を受けることによってできるだけ客観的に自分の実力を測定することができます。
TOEICで800点の人もいれば300点の人もいるでしょう。
そうやって明確に実力を「測定」することができます。
もう一度言います。
高い点数を取ることが目的ではなく、「測定」することが目的です。
例えば、学校でクラスみんなが同じテストを受けて、80点だの50点だのと話している中で、一人だけ簡単なテストを受けて、
「やったー、95点も取れた」
と言って何の意味があるでしょうか。
ここで言うテストとは測定するためのモノサシなわけですから一人だけ違うモノサシで測っても意味がありません。
そもそも比較しようがありません。
ご存知のとおり、現在、多くの企業や組織などで英語の実力を測るモノサシとしてTOEICが使われています。
TOEICそのものの信頼性についてはいろいろと議論があるでしょうが、ここではその話は置いておいて、統一したモノサシとしての話をします。
全国の人がみんな同じTOEICというモノサシを使って実力を測定するからこそ、本人も第三者も客観的に見ることができます。
実はTOEICにはTOEIC Bridgeという初心者向けと銘打った試験があります。
ボクはこれを受けることは全く本末転倒だと考えています。
「自分は英語初心者だから難しいTOEICではなくTOEIC Bridgeを受けよう」
と考えるかも知れませんが何のためでしょうか?
自分は初級者だからTOEICだとあまり高い点数が取れないからでしょうか?
だとしたら根本的に考えなおしてください。
さっきも書きましたが、TOEICの役割はモノサシです。英語初心者の人はTOEICを受けることによって、とても低い点数が出ます。
それが目的です。
TOEIC200点の人には200点の人向けの勉強法があります。400点の人には400点の人向けの勉強法があります。
今までにも書いてきましたが、勉強法を間違えると勉強しても実力は伸びません。
ですから、自分の実力をできるだけ正確に「測定」する必要があります。
なのに世の中のスタンダードとなっている試験とは違う難易度の試験を受けて意味があるでしょうか?
確かに簡単な試験ですから普通のTOEICを受けるよりも高い点数が出るでしょう。
しかし、それにどういう意味がありますか?
そもそも英語を勉強する目的は何ですか?英語がうまくなりたいからですよね?
テストで高い点数を取るためではありませんよね?
高い点数を取りたいのであれば、できるだけ簡単な試験を受ければ済む話です。
それでいいんですか?
まさに目的と手段を間違ってしまっている事例です。
TOEIC BridgeとTOEICの点数を変換する表も確かに目安としては存在しますが、そもそも難易度も内容も違う試験ですから正確とは言えません。
きちんとスタンダードな試験を受けて、まずは自分の実力がどの程度なのかということを「測定」しましょう。
そして、その結果に基づいて、自分のレベルにあった勉強法を実施することです。
幸いにも、世の中にはTOEICのレベル別にたくさんの教材や学校があります。
400点レベルの人が800点レベルの人向けの勉強をしても遠回りになります。
だからこそ正確に測定することをオススメするわけです。
違う種類の簡単なテストを受けて高い点数を取って満足してる人は目的と手段を完全に取り違えていますから、本当に英語の実力を伸ばしたいのであれば、TOEICを受けてみてください。
テストで高い点数を取るために行うべきなのは、そもそも「勉強」なのですから。


高い点数を取るのが目的な人は簡単な試験を受ければいい。
「高い点数」は取れるけれど、実力は低いままです。


英語の実力を伸ばしたい人は、正確に実力を「測定」して、それに合わせた勉強をすればいい。
実力が上がるので、「高い点数」が取れます。


あなたはどちらの「高い点数」をお望みですか?