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Twitterがわからない初心者のための入門教室 その22 フォローしていなくても届くスパム

Twitter社にスパムを報告する


さて今回もスパムのお話。そろそろこれくらいにしておきましょうかね。
まずは、今までの記事を貼っておきます。


Twitterがわからない初心者のための入門教室まとめ記事 - 非天マザー by B-CHAN


今回もスパムの話になりますが、前2回よりも対処しにくいです。
「その20」でお話ししたスパムはあなたがフォローした相手からDMとして届いたりタイムラインに表示されますから、フォローをやめてしまえば目にすることはなくなります。
「その21」でお話ししたスパムは、あなたの名前を利用してスパムを発信するものでしたが、これは怪しいアプリに対する発信許可をやめてしまえば防ぐことができます。
今回の話は、そのいずれとも違います。
Mentionsの話を覚えていますか?
「その6」で学びましたし、twitterで他の人とメッセージをやりとりするために欠かせない機能ですよね。
ツイートの文中に、
@ユーザー名
と書けば、そのユーザーに向けてメッセージを送ったとみなされます。
これはメールと同じで、明確に宛先を指定しているわけで、非常に便利な送信機能だと言えますが、便利なだけに悪用もしやすいんですね。
そもそもMentionsというのはフォロー関係が無くても届きます。これがDMとの大きな違いであり、見知らぬ人にも気軽にメッセージを送ることができるtwitterの利点でもあるわけです。
フォローしてなくても届くと言うことは、スパムも届くと言うことです。
例えば、ボクがフォローしていないどこかの誰かが、文中にボクのユーザー名、@B_CHAN_KZY、を入れてどんどん発信すれば、ボクのMentionsのタイムラインはそれらであふれかえってしまいます。
しかも、元々フォローしていないわけですから、解除もできません。
「その17」でやった非公開機能をボクが使えば、他の健全なユーザーからも見えなくなってしまいますし、「その18」でやったブロック機能は、勝手にフォローされるのを防ぐ機能ですから、このケースには使えません。
というわけでお手上げです。
さてどうしましょう。
メールの場合、迷惑メールがじゃんじゃん届いたらどうしますか?

  • メールアドレスを変更する
  • セキュリティ対策ソフトをインストールして迷惑メールを選別する
  • インターネットプロバイダの迷惑メール撃退機能を利用する

などが考えられますよね。
twitterでも考え方は同じです。
ただ、メールアドレスを変更したりtwitterのユーザー名を変更するのは、そのことを友人やフォロワーなど関係者全員に知らせる必要があり、あまり現実的ではありません。
また、セキュリティ対策ソフトも今のところtwitterのスパムに対応できるものは無いと言っていいでしょう。また、セキュリティ対策ソフトはパソコンや一部のスマートフォンにはインストールできますが、普通の携帯電話やiPhoneにはそもそもインストールできません。
よって現実的な対応策は3番目ということになります。
3番目に書いた、インターネットプロバイダはtwitterで言えば、twitter社そのものです。
twitter社に、そのユーザーがスパムの発信元であることを知らせてあげれば、twitter社は調査をして、場合によってはそのユーザーのアカウントを停止するなどの措置を執ってくれます。
やり方は簡単で、パソコンのWebブラウザで、そのユーザーのプロフィール画面を出し、歯車の形をしたボタンをクリックして、
「●●●をスパムとして報告」
するだけです。
それによって、そのユーザーをあなたはブロックすることになります。

スパムを報告

その場ではブロックするだけですから、当然すぐにスパムを防ぐことはできませんが、twitter社の調査次第ではアカウントが停止されますから、そうすればそこからはスパムが来なくなります。
こんな風に応急措置しかできないのが今回お話ししたスパムです。
twitterはまだまだ新しいサービスですから、新手のスパムなどの脅威がこれからも発生するかもしれません。
が、いずれ時間がたてば、メールにおける迷惑メール撃退機能のように、完璧ではないものの何らかの防御策も確立されてくると思います。
大事なのは脅威を恐れて手を出さないことではなく、脅威の存在をきちんと知識として持っておき、遭遇したときも慌てずに冷静に対処することです。
デメリットがあるからと言って避けてしまえば、この世には何もできることが無くなってしまいます。
スパムに負けず、失敗を恐れず、どんどんtwitterを楽しみましょう。