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Twitterがわからない初心者のための入門教室 その23 リツイートの本当の意味と引用

Twitterのリツイートの使い分け


前回まで3回続けてスパムの話をしました。あんまり良い話ではないですよね。今回は少しおさらいもかねてリツイートにまつわるお話です。
まずはいつものように、過去の記事を貼っておきます。


Twitterがわからない初心者のための入門教室まとめ記事 - 非天マザー by B-CHAN


リツイートというのは、この記事の「その8」「その9」あたりでやりました。
とにかくtwitterに欠かせない機能でありルールとなっていますよね。
おさらいになりますが、ここでもう一度書きます。
リツイートというのは誰かのツイートを引用して、同じ内容をもう一度ツイートするというものです。
たとえばAさんのツイートをあなたがリツイートすることで、AさんをフォローしていないあなたのフォロワーにもAさんのツイートを読ませることができるわけです。
名言だと思ったら、どんどんリツイートしてあげれば広がっていくわけです。実際、何百人何千人にもリツイートされる人もいます。
一番簡単なのは、twitterの公式リツイートですよね。公式な機能ですから、すべてのtwitterユーザーがまったく同じように使えます。リツイートボタンを押すだけで、元のツイートがそのままリツイートされます。
公式リツイートの利点は、140文字いっぱいのツイートもそのままリツイートできることと、元のツイートが改変されないことです。
一方の非公式リツイート。そもそも非公式というくらいですから正式名称でもありません。もともとtwitterにはリツイートという機能はありませんでした。
でも誰かの発言を自分のフォロワーにも読ませたいというユーザーがいて、じゃあこうしようということでユーザーによって考え出されたルールがもともとのリツイートです。
このように書こうと決められました。
RT @元のユーザー名:元のツイートの内容
この状態で発信すれば、元のツイートの内容を、あなたのフォロワーに読ませることができるわけです。
このやり方のデメリットは、「RT @元のユーザー名:」の部分も文中に入ってしまうので、140文字いっぱいを使えなくなることです。元のツイートが140文字近くあるのであれば、このやり方の場合、文の一部を削らざるを得ません。
そしてそもそも、文を削ると言うことは改変です。改変した文をリツイートするということは、そのリツイートに対する信頼性は低くなります。これは元の発言者にとってもフォロワーにとっても良いことではありません。
そんなこともあって、後になってtwitter社が公式にリツイートという機能を作ったわけです。
ですので、名言(じゃなくてもいいですが)を自分のフォロワーにも広めたい場合はやはり公式リツイートを使うべきでしょう。
実際、元のツイートを自分のフォロワーにも広めたいという意志で、この非公式リツイートを使う人は今はあまりいません。
それでも非公式リツイートと呼ばれる文法は今もよく使われています。
「その8」に書きましたが、非常によく使われる非公式リツイートの一般的なルールは、
新しい文 RT @元のユーザー名:元のツイートの内容
というふうに、元のツイートの内容を引用しつつ、RTの前に新しい文を書くというものです。これが一般化しています。
これはメールで言うところの「引用返信」ですよね。元の文を引用しつつ返事を書いているわけです。
一般的には非公式リツイートと呼んでいますが、実態はこの使い方は引用返信です。
twitterの公式サイトにはもちろんこの機能はありませんが、スマートフォンや携帯電話やパソコンの多くのtwitter用アプリでは、これを実現する機能を備えています。
そして多くのユーザーどうしが、この文法を使って会話のキャッチボールをしています。
ですので、ほとんどのケースで問題のない方法なんですが、実はこの「会話のキャッチボール」という意味においては、この非公式リツイートの文法を使うというのは好ましく無い面があります。
その理由を次回にお話ししましょう。