非天マザー by B-CHAN

iPhoneの使い方、IT、ビジネス、金融、経済、不動産、保険、音楽、映画、ニュース、自己啓発その他。

高性能で安いノートパソコンひとつ紹介

パソコンという合理的な道具


iPhoneは普通の携帯電話とくらべて機能が少ないと言われます。
これは今までも書いてきたとおり考え方の違いで、普通の携帯電話は最初からいろんなものを入れた状態で売っているのに対して、iPhoneは買ってきた状態では空っぽに近くて、必要なものはアプリをダウンロードして機能を増やすコンセプトです。
パソコンの世界でも似たような対比があって、例えばNECや富士通やソニーなどの大手メーカー品ははがき作成や動画編集など、最初からいろんなアプリがてんこ盛り状態です。
これはこれで便利ですが、必要ないものも入っていますし他社のはがき作成アプリを使いたい人にとっては無駄そのものです。
であれば、できるだけ空っぽで安いパソコンを買って、自分で必要なアプリだけをインストールをするほうが結局は良いと言うことになります。ボクはパソコンはいつもそういうコンセプトのメーカーのものを買っています。
デジタルグッズはかなり好きな人間なので、スペックなどについても目ざとく調べています。
今回ひとつ紹介したいのは、そういう空っぽパソコンで有名なメーカーの一つであるmouse computerのノートパソコンです。


LuvBook D(第2世代インテル Core i7 / i3 プロセッサー搭載)シリーズ
icon


上記のリンクをクリックして該当ページを見てください。
特にボクがこの中で安いと思うのが、LB-D700Bというモデルです。
とりあえずスペックの感想を書きます。

  • OSはWindows® 7 Home Premium 64-bit。個人ユーザーには現時点でベストでしょう。
  • 最初からメモリが8GBの大容量が載っている。メモリの大きさが快適性にかなり貢献します。
  • 最新のインテル® Core™ i7-2630QM プロセッサーは2コアではなく4コア。もちろんハイパースレッディングなので8スレッド同時実行
  • 画面は17.3型と大きく、しかも解像度は1920×1080のフルHDつまりブルーレイ画質。
  • USB2.0だけではなくUSB3.0ポートも2つある。さらに、HDMI出力ポート×1、eSATAポート×1、マルチカードリーダー
  • もちろん無線LAN(Wi-Fi)はIEEE 802.11 b/g/nすべて対応
  • 内蔵ハードディスクは500GB、おそらく当面足りなくなることはないでしょう。
  • グラフィックスはNVIDIA® GeForce® GT540Mを内蔵。よほどの贅沢ゲーマーでなければ困りません。

これだけのスペックがあれば、ネットサーフィンや音楽や動画やゲームや、とにかく普通の人が普通に使うには贅沢すぎると言っても良いでしょう。
普通以上の使い方をしても応えてくれるはずです。
ボクが驚いたのがその価格で、この記事を書いている時点で、何と89800円。
このスペックで9万円を切るというのは、かなりの破格だと思います。性能と価格のバランスで言えば文句の付け所がありません。
大手メーカー製品ではこのスペックでここまで安いのは見当たらないと思います。
確かにもっと安いパソコンはありますが、画面の解像度が低かったり、CPUが2コアだったり、メモリが少なかったり。
例えば、9万円のパソコンと6万円のパソコン。2年間使うことを考えてみましょう。
差額は3万円で、それを24ヶ月使うわけです。つまり毎月の差は1250円。毎月1250円を節約するために、使いにくいパソコンを2年間使い続けますか?
1250円は消費ではなく投資だと思います。つまり1250円を余分に支払うことで1250円以上の効果が見込めるということです。
決めるのは人それぞれですが、ボクはこういう耐久消費財的なものは目先の差額ではなく、このように使用期間に応じた価格で判断すべきだと思います。
これを会計用語(別に会計の世界だけで使われるわけではありませんが)で償却と言います。
しかも2年間終了時にオークションなどで売却することを考えれば、スペックが高い方が高く売れます。
そうなると実質的な差額はさらに小さくなります。
実際、6万円程度以下のノートパソコンだと、速度が遅かったりメモリが足りなくて、日常の使用でイライラさせられることも多いです。
そういう意味でも長期的視野で比較することが大事だと思います。
ボクは1年ほど前に別のパソコンを同じような価格で買いましたが、わずか1年でこれほどの性能向上。
パソコンの性能向上にはいつも驚かされます。