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非天マザー by B-CHAN

iPhoneの使い方、IT、金融、経済、不動産、保険、ビジネス、音楽、映画、ニュース、自己啓発などを語ります。

アプリのアップデートとアプリ作者とユーザーの理論的な思考力の差

iPhone ビジネス つぶやき

アプリのアップデート

iPhoneやiPadのアプリってのは、アップデートが行われることがよくあります。
リリース後に不具合を修正したり新機能を付けたりして、バージョンを1.0から1.1に上げたり2.0に上げたりするわけです。
AppStoreというのは便利にできていて、インストールされているアプリのアップデート版が出ていれば、それをお知らせしてくれます。
アップデートは基本的に無料です。
つまりユーザーは一度そのアプリを購入したら、それ以降のアップデートを無料で継続的に手に入れられるわけです。
原則的には同じアプリは1台のマシンに一つしか入れられません。
なので、あるアプリのバージョン1をバージョン2にアップデートしたら、バージョン1の方は消えます。
これはこれで管理上、ユーザーにとっては非常に楽なんですが、デメリットもあったりします。
例えば、バージョン1の頃には非常にシンプルで軽快に動作していたアプリがバージョン2になって多機能化し、その代わりに動作も遅くなる可能性もあります。
こうなってしまうと、ユーザーによってはバージョン1に戻したいと思う人もいるでしょうが、すでにバージョン1はiPhoneやiPadから消えてしまっており、しかもAppStoreにあるのはバージョン2ですから、もはや戻すことはできません。
こういう話って、意外と多いんですよね。
さて、このたび、FastFingaという人気アプリがアップデートしてFastFinga3というアプリがリリースされました。
通常なら、FastFingaのユーザーはアップデートすることによってFastFinga3を無料で手にすることになるわけですが、FastFingaの作者はそうはしませんでした。
FastFinga3をFastFingaとは別のアプリとして有料でリリースしたのです。
こうなると、FastFingaのユーザーはFastFinga3を新規アプリとして購入する必要があり、無料でのアップデートができません。
そこで作者はさらに、FastFinga3無料アップグレード版というものもリリースしました。
これはFastFinga3とまったく同じアプリですが無料でダウンロードすることができます。ただし使うためにはFastFingaユーザーしかわからないライセンスコードを入力する必要があります。つまりFastFingaを持っているユーザーはライセンスコードを入力することによって無料でFastFinga3を使うことができるわけです。
逆に元々FastFingaユーザーで無かった人は、FastFinga3の有料版を買ってくださいと言うことですね。
さて、なぜ作者はこういう方法を採ったのでしょうか。
理由はさっき書いたとおりです。こういうアップデート方法を採ることでFastFingaとFastFinga3を1台のマシンに併存させることができるからです。
整理すると、
FastFingaユーザーはFastFinga3無料アップグレード版をダウンロードしてライセンスコードを入力すれば無料でFastFinga3を使うことができる。さらにFastFingaも同じマシンに残す事ができる。
いっぽう、FastFingaを持っていないユーザーはFastFinga3を有料で購入して使うこともできますが、それよりも先にFastFingaを買ってからFastFinga3無料アップグレード版をダウンロードすれば、FastFingaだけの価格で両方とも使うことができます。
FastFinga3をFastFingaのアップデートではなく別アプリとしてリリースしたメリットがここにあるわけです。
もちろん作者はそれを考えたからこそ、わざわざそういう手法を採ったのであり、理論的に考えればわかることです。
しかし、残念ながら理論的に考えられない人もいて、FastFinga3無料アップグレード版のユーザーレビュー欄を見ていると、お門違いな批判をしている人も複数いるんですよね。
「無料アップグレード版」と銘打っているにもかかわらず無料じゃ無いと批判する人もいますし、「そんなに新しいユーザーが欲しいのか」と書いている人なんてそもそも理論的に破綻しています。新しいユーザーが欲しいならこんな無料アップグレード版は作らないはずですから。
そもそもビジネスをやる以上、新しいユーザーが欲しいというのはごく当たり前のことですから批判される筋合いのものではありません。
この前も書きましたが、サラリーマンや公務員のように毎月決まった給料がもらえる楽な人たちは、新しいユーザーを増やすという、ビジネスにとって最重要な課題に目が向かないかもしれませんが、新しいユーザーを増やさなくてよいと思っている人は、そもそもビジネスマン失格ですよ。給料もらう資格も無いと思います。
話が逸れました。
FastFinga3はFastFingaと比べて内容もかなり変化しています。
そういう意味で、単純なアップデートを回避して、新旧が併存できる方法を採った作者のやり方はユーザーの側に立ったものであり、賢いと思います。
目先の現象だけで批判するのでは無く、なぜそういう方法を採ったのかという深い考察ができるかどうか、それがその人の論理的思考力を表すことになりますし、論理的に物事を考えることによって、正確に物事を判断できるようになり、理不尽な他人批判を回避できるわけです。
本当は、AppStore側でダウングレード(旧バージョンに戻す)機能があれば理想なんでしょうが、それはそれで別の問題も発生しますからね。


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