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MacBook Airのメリットを語る

MacBook Airの能力


※この記事を新しく書き直しました。

MacBook Airの13インチと11インチとで迷っている人への、こんなオススメ解決法 - 非天マザー by B-CHAN


前回の記事はこちら。


新しいMacBook Airの13インチと11インチとで迷っている人へ その1


続きです。
さて、実際、MacBook Airの能力はどうなんでしょうか。
結論を言えば、ものすごく快適です。MacBook Airにはハードディスクが搭載されていません。代わりにSSDが搭載されています。
このSSD、ハードディスクと違って内部で円盤が回転するわけでも無いので、クラッシュの危険性はありません。振っても大丈夫です。iPhoneと同じです。
回転部品が無いので消費電力も非常に低く、しかもハードディスクよりも圧倒的に高速です。
パソコンの世界では速さに関する尺度が2つあると思うんですよ。

  • どれだけ速いか
  • どれだけ遅くならないか

例えば最新のCPUや大量のメモリを積むことで処理は速くなります。ところがその処理結果のデータを保管するハードディスクというのが非常に遅くて、例えるなら、100メートルを10秒で走るランナーと100メートルを20秒で走るランナーが二人三脚をしているようなものですね。結局遅い方に合わせることになります。
これまで使っていたMacやWindowsパソコンではいくらCPUが高速でメモリをたくさん積んでいても、ハードディスクの遅さがネックとなり、ノロノロと待たされることがよくありました。
しかしMacBook Airには、その遅いハードディスクが無くて代わりにSSDが積まれています。これが非常に速いので、待たされることはほとんどありません。起動もあっという間です。
これまでは、最新のパソコンに買い換えるたびに、処理速度も確かに少しずつ上がってきた感覚がありましたが、今回、初めてSSD搭載パソコンを買って、体感速度は劇的に上がりました。これは初めての経験です。
ボクはMacにParallelsというアプリを入れて、Mac上でWindowsも動かしていますが、これも以前のマシンとは比べものにならないくらい速く動くようになりました。
こんなふうにMacとWindowsの画面を混在させてもまったく問題なく使えます。

WindowsとMac混在


MacBook Airに限らず、SONYのVAIO Zなど、SSD搭載パソコンは増えてきています。
一般的なネットとかメールや動画を見るなどの用途では、すでに現在のパソコンのCPUは十分に高速です。
なので、CPUやメモリで処理速度を上げることよりも、足を引っ張る要素を無くすことで、劇的に快適になったわけです。
さて、MacBook Airには一般的なパソコンにあるものが無かったりします。
CD/DVDドライブは内蔵されていません。同時期に発売されたMac MiniからもCD/DVDドライブが無くなりましたし、iPhone、iPadでもメモリーカードスロットがありません。
Appleは極力データをそういった外部のディスクなどではなく無線でやりとりするというスマートな方法を目指しているようです。クラウドコンピューティングの推進です。
アプリは基本的にはMac App Storeなどインターネットからダウンロードします。
映画もDVDをレンタルするのでは無く、iTunes Storeでネットで映画をダウンロードする形になります。もちろんこのほうが借りる手間も返す手間も無いので便利です。
データもCDやDVDではなく、ネット上のストレージと呼ばれる領域に保存するわけです。
このブログでもDropboxやEvernoteを紹介してきましたよね。


EvernoteとDropboxとSugarSyncとOrbの紹介 その1 Evernote編(iPhoneユーザーにもそれ以外の人にもかなり便利)
EvernoteとDropboxとSugarSyncとOrbの紹介 その2 Dropbox編(iPhoneユーザーにもそれ以外の人にもかなり便利)


ハードディスクと同じようにCD/DVDという回転するディスクドライブを省くことで振動にも強く消費電力も大幅に下げることができます。
もちろんどうしてもCD/DVDドライブを使いたいときは、非常に便利なことに、無線LANで近くに置いてあるMacやWindowsパソコンのドライブを借りることができます。これをリモートディスクと言います。もう一台のパソコンのドライブにCDやDVDを入れると無線LANを使ってMacBook Airでそのディスクを読むことができます。とても簡単です。
そもそもMacBook Airには有線のLANコネクタがありません。なのでリモートディスクだけではなく、インターネットなども原則的に無線LANでやることになります。
最近は無線LANルーターも非常に高速で安いものが出ていますから、これで問題はないでしょう。
パソコンとスマートフォンの両方を使っている人にオススメの無線LANルーターは以下の3つ。理由は、混信しにくい5GHzの電波でパソコンと高速通信でき、スマートフォンなどとは2.4GHzの電波で同時に通信ができるからです。







ただしボクの場合、自宅のインターネットをauの光ファイバーギガ得に切り替えましたので、せっかくのその速度を体感するために、あえて有線でつないでいます。
こういう有線LANケーブルをUSBコネクタにつなぐためのアダプタがあります。通常のLANケーブルと違ってUSBなので簡単に抜き差しできるのも便利です。


いくら無線LANが速くなったとはいえ、やはり現状ではまだ有線の方が速いですからね。
さて、実はMacBookシリーズにはクラムシェルモードと呼ばれるものがあります。
これはMacBookを閉じて利用するというものです。MacBookを閉じて外部ディスプレイとキーボードとマウスまたはトラックパッドとつなぐと、まるでデスクトップパソコンのように使えるというものです。
こうするとMacBookを立てておけばよいのでデスク上はすっきりしますが、ボクはクラムシェルモードは利用せず、MacBook Airもそのまま開いて使っています。
こうすることでMacBook Airの画面と外部ディスプレイとでデュアルモニタが実現しますし、キーボードとトラックパッドを別に買う必要も無くなります。
幸いにもMacBook Airの11インチモデルを買ったので高さが低く、その上に外部ディスプレイが来るように配置しています。外部ディスプレイは高さ5センチメートルほどの台に載せています。この程度の高さなら疲れることもありません。
横に並べてしまうとキーボードがどちらかの端に偏ってしまうので、この配置にしました。
例えば、下の画面にHTMLのリファレンスのページを開きながら上の画面でWebサイトを作るとか、下の画面で動画を流しながら上の画面でブログを書くとか、工夫次第で非常に快適に使えます。

MacBook Airとデュアルモニタ


たくさんのパソコンメーカーからいろんなパソコンが出ていて、ボクもSONYのVAIO ZとかパナソニックのレッツノートとかLenovoとかDELLとかAcerとかいろいろ検討しましたが、SSD搭載で軽量で10万円を切る価格のノートパソコンはMacBook Air以外にほとんど見当たりません。
自宅では本格的に使うことができ、外にも気軽に持ち出すことができ、しかも非常に安い。
この視点で今回のプランを紹介しました。
人によって使い方は様々ですので、もちろん当てはまらない人もいるでしょうが、どうぞご参考に。
あ、そうそう、MacBook Airから外部ディスプレイにつなぐにはほとんどの場合、変換ケーブルが必要ですよ。MacBook AirにはMiniDisplayPortしかありませんが、多くの液晶ディスプレはDVI端子かHDMI端子です。きちんと調べて、合う変換ケーブルを選びましょう。


MiniDisplayPort-DVI変換ケーブルのページ


MiniDisplayPort-HDMI変換ケーブルのページ


ライバルのVAIO Z




外へあまり持ち出さないのなら、少々重いですが、これらの機種が安くて性能が良くて人気ランキングの上位に来てます。






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