DVDドライブをMacBook Airで使う - 非天マザー by B-CHAN

実際に使ってみる

さて、前回の続きです。
ボクがMacBook Air用に選んだ外付けDVDドライブはバッファロー（BUFFALO）のDVSM-PC58U2V-SVだと書きました。
バッファローのモデルもアイオーデータのモデルも性能は互角で価格もほぼ同じでどちらもUSBバスパワー対応ですので、あとは好みの問題かと思いましたが、実はよく見ると、重要な点が違っていました。
USBバスパワーというのはコンセントから電源を得なくてもパソコンとUSBケーブルでつなぐだけで使用できる点で非常に便利なんですが、残念なことに世の中には電気の供給力が弱いUSBコネクタが存在します。
もし、そんなUSBコネクタにUSBバスパワーの機械を接続すると、きちんと動作しません。そんなときは、別途ACアダプターをコンセントにつないで電源を確保する必要があるんですが、これらのバッファローとアイオーデータの両製品にはそもそもACアダプターが付属していません。
もしMacBook AirのUSBコネクタの電力供給が弱ければ、これらのドライブを買っても使えないわけです。
と、よく見るとバッファロー（BUFFALO）のDVSM-PC58U2VシリーズにはUSBケーブルが2本付いています。
これは、もし1本のUSBケーブルで電力供給が不足している場合、もう一本もつなぐことできちんと電力が得られるというものです。
これを見て、ボクの心はバッファローのモデルに決まりました。
アイオーデータのモデルも、WebサイトにはMacBook Airで使えると記載されていますので問題なく使えるはずですが、ボクが実際に使ったわけでは無いですので、これ以上の言及は避けておくことにします。
さて、このバッファローのモデル、カラーは3色ありますが、ブラックとホワイトは表面がツルツルできれいな代わりに指紋がべたべたと付きそうなので、無難なシルバーを選びました。
MacBook Airもシルバーのカラーリングですので、違和感はありません。
ドライブの上部にLEDのランプがあり、正常に使える場合は青色に、電力不足なら赤色が点滅するとのこと。
恐る恐るMacBook AirのUSBコネクタに差し込んでみたところ、見事に赤色の点滅です。
ダメでした。

赤ランプ

そこで、USBケーブルの2本差しを試すわけですが、実はMacBook AirにはUSBコネクタは2つしか無く、しかも本体の左右に一つずつなんです。
果たして届くでしょうか。
で、結果はこんな感じ。

MacとDVDドライブを接続

きちんと青色のランプが点灯しています。ケーブルの長さはギリギリセーフですが、DVDドライブを手前に持ってくるとMacBook Airのキーボードが隠れてしまうので、向う側に置くしかありません。
幸いにも、DVDドライブの説明書にはUSBハブを使っても大丈夫と書かれていますので、できればUSBハブを使いましょう。するとこんな感じになりますが、まだマシでしょう。そもそもUSB端子を2つとも塞いでしまうと他のUSB機器が使えません。

DVD-RAM

それと、さらに試してみたところ、いったん2本のUSBケーブルを挿したあとは、電源用の2本目のUSBケーブルを抜いてしまっても正常に青色のランプが付いたままです。

青ランプ

おそらくDVDドライブの最初の起動に大きな電力が必要で、いったん起動してしまえば、そこまで必要ないということなのでしょう。
ただし、DVDに書き込んでいる最中に電力不足でエラーが発生してデータが消えたりすると困るので、念のために2本とも挿しておいたほうが良い気がします。
さて、これで無事に使えるようになりました。
実際にDVD-RAMの両面ディスクをカートリッジから取り出してDVDドライブにセットし、読み込みや書き込みを行ったところ、何の問題も無く行えました。
無事に動作確認できたわけです。
ボクの目的はデータの長期保存ですので、DVD-RAMしか試していませんが、同様の使い方を考えている人は参考にしてみてください。

ちなみに、このDVDドライブを他のMacBook（Late2009モデル）に挿して見たところ、最初からUSBケーブル1本で起動しました。
もしかしたらMacBook AirのUSBとは電力供給量が異なるのかもしれませんね。

参考までに、ボクが使っているUSBハブはこちら。単に安さで選びましたが、有名メーカー品で全く問題なく使えています。