ATOKはスマートフォンとパソコンで同期できる
今回は、またも、パソコンとiPhoneとの便利な（楽で簡単な）連携方法を書きます。
iPhoneにはいろんなメモアプリが出ていますが、絶対的にオススメなのがATOK Pad。
https://itunes.apple.com/jp/app/atok-pad/id390360999?mt=8&uo=4&at=10lpb9
このアプリは、かの有名なATOKという日本語変換システムを積んでいて、iPhoneに標準搭載されている日本語変換システムと比べて圧倒的に賢く効率よく変換してくれるので、文章作成がとても楽になります。
本当はiPhone全体の日本語変換をATOKに置き換えることができれば、iPhoneもAndroid並みに便利になるんですが、今のところApple社はそういう仕組みを許可していないので、とりあえずATOKというシステムはATOK Padというメモ帳アプリの中でしか使えません。
ちなみにATOK Padの操作は一度は説明書をきちんと読んでくださいね。使いこなさないと便利さが実感できなくて損ですから。
例えば、右向きの矢印ボタンはカーソルを右へ動かせますが、これを左や上や下へフリックすることで、それぞれの方向へ自在にカーソルを動かせます。
一字削除ボタンもそれぞれの方向にフリックすれば、こんなに機能が隠されています。
変換にしても例えば、
「海と大和では」
と書きたい場合、「うみとやまとでは」と入力すると次のように候補が表示されてしまい、目的の候補がありません。
この場合は、「次候補」ボタンを上にフリックします。すると文節ごとに変換できるようになるので、「海と」を確定させてから、「大和では」を選んで確定させればOKです。
こんなふうに、ぱっと見ただけではわからない便利機能がたくさん隠されています。
ここのページに説明が書いてありますし、PDFの説明書をダウンロードすることもできます。
ATOK Pad for iPhoneのチュートリアル
ATOK Padはメモ帳アプリですので、紙のメモ帳と同じように、その場でサッと起動して、書き込んでいきます。
紙のメモ帳が何枚も紙を使うように、ATOK Padでも新規のページをどんどん作ることができます。
作ったメモは、こんなふうに一覧表示されます。
さて、こうやってどんどんできたメモたち。iPhoneだけではなくパソコンでもそのまま扱えれば便利だと思いませんか。
例えば、外出先でメモを書き込んでおいて、その続きを自宅や職場のパソコンで入力したい場合です。
そこでクラウドの登場です。最近よくクラウドコンピューティングの記事を書いてますよね。
ATOK PadにはEvernoteと連携できる機能が搭載されています。
さっきの画面の一番下の中央に3つのボタンが並んでいます。その真ん中がEvernoteとの同期ボタン。これを押すだけです。
これで、あなたのEvernote内にATOK Padという名前のノートブックが作られ、その中にメモが全部保存されます。
Evernoteの中に保存されたと言うことは、他のスマートフォンやパソコンから利用できると言うことですね。
ところで、ありがたいことに、実はパソコンのWindowsやMac用にもATOK Padアプリが出ています。しかもこちらは無料。
Mac用ATOK Pad（MacAppStore）
Windows用ATOK Padダウンロードページ（ただしWindows用は事前にATOKをインストールする必要があります）
これら、パソコン用のATOK PadもiPhone用とまったく同じで、Evernoteとの同期もできます。
つまり、さっきiPhoneのATOK PadでEvernoteに保存されたメモは、そのままパソコン用のATOK Padで扱えます。
こんなふうに出てきますし、メモを編集することもできます。ここで編集したメモをEvernoteと同期すれば、今度はまたiPhoneで読めるわけです。
さっきとそっくりですが、こちらはパソコン用の画面です。
こうやって、パソコンとiPhoneをケーブルでつなぐこと無く、簡単にどちらでも同じメモを編集できるわけですね。
クラウドの便利さ、わかってきたでしょうか？
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