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非天マザー by B-CHAN

iPhoneの使い方、IT、金融、経済、不動産、保険、ビジネス、音楽、映画、ニュース、自己啓発などを語ります。

写真をもうちょっとキレイに撮りたい人のための超初心者向けカメラ入門 その2 最近はやりのミラーレス一眼カメラとは?

カメラ

一眼カメラのしくみ

久しぶりのカメラ入門記事です。
前回はこちら。


写真をもうちょっとキレイに撮りたい人のための超初心者向けカメラ入門 その1 シャッターとピント


最近はミラーレス一眼カメラが流行しつつあります。
ミラーレス一眼カメラとは何なのでしょうか?
一眼レフカメラとはどう違い、どういうメリットがあるのでしょうか?
ボクがカメラの趣味を始めたのは小学校入学と同時くらいでした。
それから、はや数十年。長い間、カメラの世界を見続けています。
最大の変化はフィルムからデジタルへの変化でした。
フィルムカメラの時代には絶対に実現できなかった仕組み、それがミラーレス一眼なのです。
ここでは、それぞれの仕組みを簡単に説明します。
飲み会などで使える雑学として聞いてみてください。
まずは、従来のフィルムを使う一眼レフカメラです。
次のイラストは一眼レフカメラを横から見たところです。
かなり省略してます。
一眼レフ


まずはイラストの上半分を見てください。
左の方に被写体(写したいもの)があると思ってください。
被写体の画像(光)はレンズを通してカメラの内部に入ってきます。
レンズというのは被写体の画像を拡大したり縮小したり、要するに最適な大きさに調整する役割を持っています。
さて、レンズを通過した画像は、カメラボディのど真ん中にあるミラー(鏡)で反射され、上に向かいます。
上に来た画像は、さらにボディの上にあるミラーで反射されて、右側の人間の目に届くわけです。
この仕組みを見てもらえばわかるように、人間がカメラをのぞき込んで画像を見ているときには、フィルムには光が届かないようになっています。
さて、シャッターを切るとどうでしょうか。イラストの下半分を見てください。
ボディのど真ん中のミラーが、ポーンと上に跳ね上がっています。
これによって光がフィルムに当たり、フィルムに画像が焼き付いて記録されるわけです。
この、ど真ん中のミラーが跳ね上がっている間はずっとフィルムに光が当たり続けますので、あまり長時間跳ね上げておくと、どんどんフィルムに焼き付いて、最終的には真っ白な写真になってしまいます。
一般的には数十分の一秒から数百分の一秒という一瞬だけ跳ね上がって、すぐに戻ります。
また、跳ね上がっている時間が長いと、その間にもしカメラが動いてしまったら、被写体がズレて記録されることになります。これをブレと言います。
跳ね上がっている時間のことをシャッタースピードと言うんですが、シャッタースピードが遅いほどブレる恐れが増すわけですね。
この構造を見て、何か思いませんか?
そうです。人間の目とフィルムは排他的、つまりどちらか一方だけなんですよ。
通常時はフィルムの方には光は来ませんし、シャッターを切っている瞬間はフィルムの方に光が来る代わりに人間の目には画像は見えなくなります。
まさに撮影した瞬間の画像というのは、その場では人間は見ることができないわけですね。
フィルムを現像して写真にしてからはじめて見ることができるんです。
これが、長い間使われてきた一眼レフカメラの仕組みです。
では、デジタル時代になってどう変わったでしょうか?
一眼レフカメラとしては基本的には同じです。フィルムの代わりに撮像素子という機械(センサー)が使われているだけです。次のイラストを見てください。
デジタル一眼レフ


フィルムの代わりに撮像素子がありますよね。フィルムは一度光が当たってしまえば焼き付いてしまうので、写真1枚につきフィルムを1枚使う必要がありました。つまり、フィルムそのものがセンサーでも有り、記録媒体でもあったわけです。フィルムを使い切ってしまえば、新しいフィルムを入れる必要があります。
でも、撮像素子というのはあくまでも単なるセンサーであり、画像の記録はメモリーと呼ばれる半導体が行います。なので、撮像素子を毎回交換する必要はありません。
メモリーの容量さえ許せば何枚でも記録できますし、いらない写真は消去してしまえば、またメモリーの容量は回復します。
この点がフィルムカメラとデジタルカメラの最大の違いですね。
いちいち現像する必要がなくなったことと、何枚でも気軽に撮れるようになったことで、写真を趣味にする人口が大幅に増えたと言われています。
フィルムの一眼レフとデジタルの一眼レフは記録する媒体こそ違いますが、その仕組みはまったく同じです。
内部でミラーを使って画像を反射しています。ということは、どちらも、撮った瞬間には、人間の目には真っ黒な画像が見えるという特徴があるわけです。
一眼レフカメラの形を思い出してもらえば、ボディの頂上部に三角形に近い屋根のような部分がありますよね。あの中にミラーが入っています。
さて、ここからが本題のミラーレス一眼の話です。ミラーレスですから、文字通りミラーがありません。次のイラストを見てください。
ミラーレス一眼


ミラーが無いので、レンズを通して入ってきた光は常に撮像素子に当たっています。
撮像素子で受けた画像のデータは配線でボディの上にある小さな液晶パネルやボディの背面にある大きな液晶パネルに送られます。これによって人間はリアルタイムに画像を見ることができます。
一眼レフカメラの場合は人間が見るのはあくまでもミラーに反射した画像でしたが、ミラーレス一眼の場合は液晶画面を見ることになるわけです。これがまず大きな違いです。
シャッターを切ると一眼レフカメラの場合はミラーが跳ね上がりますので、パシャっという音が鳴りますが、ミラーレス一眼の場合は動くものが無いので音がほとんど鳴りません。
音が鳴らないとシャッターの感覚がわかりにくいので、あらかじめ録音されたシャッター音(みたいな音)を再生するミラーレス一眼カメラがほとんどです。
そして、何と言っても、ボディの小型軽量化があげられます。
イラストを見てもらえば明らかなように、ミラーがない分、ボディがものすごく薄いです。
部品の点数が減ることによって小型軽量化が可能なわけですね。
以前、デジカメの画質は画素数よりも撮像素子のサイズで決まる!という記事を書きました。
撮像素子が大きいほど高画質なわけです。
ミラーレス一眼のメリットはイラストからもわかるように、撮像素子を小型化すること無く、ミラーを無くすことでボディを小さくできることなんですよ。
つまり、気軽に持ち運びができるようになりながら、画質を下げずに済むということです。
逆に言えば、もし、撮像素子のサイズが小さなミラーレス一眼カメラが登場したとしたら、それは、そういうメリットを捨てていると言うことになります。
このあたりの議論は、また次の機会にすることにしましょう。
ところで、ミラーを使うカメラを一眼レフカメラ、ミラーを使わないカメラをミラーレス一眼カメラ、と書きました。
「レフ」の有無が違いますよね。
この、「レフ」というのはreflex(レフレックス)板、つまり反射板のことを表しています。まさに鏡のことですよね。
なので、「ミラーレス一眼レフ」と言ってしまうと間違いです。これもうんちくとして覚えておいてください。では次回!


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