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非天マザー by B-CHAN

iPhoneの使い方、IT、金融、経済、不動産、保険、ビジネス、音楽、映画、ニュース、自己啓発などを語ります。

将来のiPhoneの画面サイズが大きくなる事は、簡単な話では無いんですよ意外と。

iPhone

画面サイズと画面解像度


こんにちは!
育ち盛りのB-CHANです!
さて、突然ですが、将来出るiPhoneの画面は大きくなるでしょうか?
実はiPhoneの場合、画面を大きくすると言うのは簡単な事では無いんですよ。
初代iPhoneから最新のiPhone4Sまで、ずっと画面サイズは同じで3.5インチ。
一方の画面の解像度は初代iPhoneからiPhone3GSまでは横が320ピクセルで縦が480ピクセル。
これがiPhone4以降は横が640ピクセル、縦が960ピクセルになりました。
つまり画面サイズは変わらずに解像度はぴったり横も縦も2倍になりました。
これってiPhoneにとってはごく当然の進化だったんですよ。
画面サイズが変わらないと言うことは一つ一つのボタンの大きさもグラフィックも初代から最新機種まで一貫して同じ大きさなんです。
解像度は進化しているので表示はとてもキレイになりましたが、ユーザーインターフェースは全く変わらずに維持できています。
これがもし、画面サイズが変わってしまうとどうなるでしょう。
噂されているのが、現行の3.5インチから4インチへのサイズアップ。
これが大変難しい問題をはらんでいます。
技術的にはまったく難しくありません。4インチの画面のスマートフォンなんていくらでもあります。
問題はそこでは無いんです。
まず、次の画面を見てください。これは現行の3.5インチのiPhoneの画面です。

画像1
現行画面サイズ


さて、画面のサイズを大きくするに当たり、考えられるのは2つのパターンがあります。

  • 画面サイズは大きくするがピクセル数はそのまま(横640×縦960)
  • 画面サイズ拡大に合わせてピクセル数も増やす(横は90ピクセル、縦は136ピクセルほど増える)

Apple社がどっちを採るにしても問題はゼロではありません。
まずは前者の場合。
画面サイズは大きくなってもピクセル数がそのままなら、今までのiPhoneの画面はそのまま表示できます。
ただしサイズは大きくなります。
これです。

画像2
画面サイズ拡大ピクセル数不変


さっきの現行の画面と見比べると(見比べるまでも無く)大きくなっていますね。
画面は大きくなっても人間の手の大きさはそのままですから、隣同士のボタンに指を動かす距離は増加します。
3.5インチから4インチへのアップなら1.14倍程度になりますし、もし3.5インチから5インチにまで大きくなったらボタンの大きさは1.4倍ほどになります。
つまり従来よりも指を1.4倍も大きく動かす必要があるわけですね。
iPhoneの歴史で初めて、ユーザーインターフェースの一貫性が破綻するわけです。
Appleがそれを選ぶでしょうか?
他には例えば、物差しアプリ。
画面に定規を表示してモノの長さを測るアプリなんかは意味が無くなりますよね。
なにせサイズが変わってしまうんですから。
iPhone3GSからiPhone4への進化の際は解像度は2倍になってキレイになったもののサイズは変化していないのでこういう問題はありませんでした。
次期iPhoneでこれが崩れてしまうでしょうか。
では、もう一つのパターンも見てみましょう。
画面サイズ拡大に合わせてピクセル数も増やすというパターンですね。
次のような画面になります。

画像3
画面サイズ拡大ピクセル数増加


この場合、従来のユーザーインターフェースは維持できています。
ボタンの大きさもそのままです。
ただしピクセルが余るので、周囲に余白ができてしまいますね。
「これでいいんじゃない?」
と思ったあなた。それならそもそも画面サイズを拡大する必要も意味も無いですよね。3.5インチのままでいいはずです。
そこで、余白の部分には新しいボタンを置いてみましょう。
ちょっと強引ですが次の画面です。

画像4
画面サイズ拡大ユーザーインターフェース変更


せっかく画面が広くなったので、新しいボタンを置けばより便利になりますね。
めでたしめでたし。
ちょ、ちょっと待ってください。
今度はこの新しい画面は従来の機種では表示できません。
つまり、これをやってしまうとやっぱりユーザーインターフェースの一貫性が破綻します。
これまでのiPhoneでは無かったことですね。
「古い機種で動かなくてもいいじゃないか」
ええ、確かにそんな意見もあるでしょう。
今までにも、新しい機種でしか動かせないアプリは確かにありました。
でもそれは性能に依存していたからなんですよ。
例えば最新のゲームなんかは高精細なグラフィックや速い処理速度を持った最新機種でしか動かないものもあります。
でも上記のように拡大した画面の余白に新しいボタンを置くようなユーザーインターフェースだと、例え性能的には古い機種でも動かせるはずのアプリでも動かせないということになってしまいます。
ユーザーインターフェースさえ一貫していれば古い機種でも動くのにもったいない話ですよね。
こんなふうに、iPhoneの画面サイズ拡大というのは、どれをとっても無問題では済まないんですよ。
これまで一貫していた事がどこかの部分で破綻します。
ピクセル数が変わらなければボタンが大きくなってしまう。
ピクセル数が変わればレイアウトが変わってしまう。
プログラマーにしてみれば大きい方の画面と小さい方の画面の両方を用意しなければならなくなる。
あるいは旧画面の方だけ用意しておいて新画面では上記の画像3のように周囲に余白ができる。でもその場合、画面が大きくなった意味が全くない、といった事になる。
こんなことはApple社じゃなくても、ボクじゃ無くても、誰でもわかることです。
さて、Apple社はどの選択をするでしょうか?
あるいは3.5インチを維持という選択ももちろんありえます。
画面が大きい方が優れているとは限らない、と以前書きましたよね。


画面の大きさと優劣とは関係ない、という話


あと、世の中にはiPhoneよりも画面サイズの大きなスマートフォンはたくさんあるんですが、iPhoneよりもピクセル数が少ない機種がとても多いです。
つまり、画面は大きいけど、表示される範囲は狭い、という便利なようで便利では無いという機種が多いんですね。
ボクの個人的予想は、iPhoneの画面サイズは3.5インチでそのまま行くんじゃ無いかな、つまりこれまでの一貫したユーザーインターフェースを守り続けるというものです。
なんとなくAppleってそんな会社な気がします。
一方でボクの希望は5インチなんですけどね。
5インチのスマートフォンを使ってるとホントに見やすくて。
ま、ここはさっきも書いたように人それぞれです。


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