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MacBook Airを2011年モデルから2012年モデルに買い換えてエアージャケットを流用

MacBook Airの形は完成形


ボクはWindowsパソコンもMacも長い間使っているので、どちらかに慣れていてどちらかに慣れていないと言うことは無くて、いちおう操作に関してはどちらにも慣れています。
ほとんどの操作はマウスやトラックパッドではなくショートカットキーで済ませてしまう感じのスキルレベルだと思ってください。
例えばWindowsのExcelで横一列のセルを選択するとき、多くの人はマウスで左端の行番号をクリックしていませんか?
それでも正解ですが遅いです。いちいちキーボードのホームポジションから手を動かしてマウスを動かして、と、かったるすぎてやってられません。
正解はもちろん、shiftキーを押しながらスペースキーですね(縦一列ならctrl+スペースキー)。
さて、Windowsを使っている人がMacを使うと使いにくいと言い、Macを使っている人がWindowsを使うと使いにくいという。
それは残念ながら、使いやすさの問題では無く、「慣れ」の問題であったりすることが少なくありません。
おかげで悲しいことにWindowsユーザーはMacを批判し、MacユーザーはWindowsを批判する現象が見られます。
もちろん批判理由はそれだけでは無いですが、少なくとも単なる慣れの問題がいつのまにか使いやすさの問題にすり替わっているのは残念ですね。
日常の一般的な作業では、実はWindowsでもMacでもほとんど同じ事ができます。
ネットサーフィン、メール、SNS、デジカメ写真閲覧、動画閲覧、音楽鑑賞など。
同じ事ができるので昔のように無条件にWindowsを選ぶ理由も無くなってきました。
ボクがMacで行う作業もWindowsと全く変わりません。
全く変わらないなら使いやすい方がいい、というわけで、MacBook Airを最近は選んでいます。
どのWindowsマシンでも無く、iMacでもなくMacBook Air。
上記の使い方をするのであれば、現時点ではMacBook Airがベストな選択なんですね、ボク的には。
理由。

  • 余計な機能を省いている分、軽い。

例えばこれまでは自宅でインターネットをするにはケーブルを差し込むのが常識でした。
でもMacBook AirにはLAN端子はありません。最初から無線LANを使うという思想です。
以前から書いていることですが、同じ事を実現できるのならハードウェアは少ない方が良いわけです。


出来るだけハードの実装を減らす(普通のケータイとiPhoneの思想の違い)


なので、外出に持ち出して自宅に持って帰ってきても、いちいちLANケーブルを差し込む必要なく普通にインターネットが使えます。
同じ理由でSDカードやメモリースティックなどのカードスロットもありません(11インチモデルのみ。13インチモデルにはあります)。
これはデータのやり取りができなくて不便という意味では無く、もはやデータのやり取りはいちいちカードを抜き差しして行うのでは無くクラウドを使いましょうという意味です。
同様にDVDやBlu-rayドライブも搭載していません。

  • SSDのメリット

従来のハードディスクに替えて、SSDが全面的に使われています。
ハードディスクというのは磁力によって記録する円盤をモーターで高速回転させて、それにヘッダと呼ばれる部品で記録します。
いっぽうのSSDは電気的にデータを書き換えるだけです。
これによって、ハードディスクよりも圧倒的に速く動作しますし、起動もほとんど瞬時です。
またモーターが無いので消費電力が低く、さらに高速回転する物体も無いので、振動によるクラッシュ(データの破損)の心配もありません。
今後のパソコンはどんどんこのSSDに移行していくでしょうが、MacBook Airは一足早く全面的にSSD化しています。

  • 価格が安い

Appleという会社は今や世界最大級の企業ですが、もう一つの特徴は利益率が非常に高いと言うことです。
その理由は、少ない商品ラインナップで大量に売る、つまり、少品種大量生産だからです。
少ない品種を大量に売ると言うことは、一つの品種にかけられるコスト(研究開発費、材料費、研究開発時間、人員など)を他社よりもたっぷり取れる、と言うことです。
なので同じ販売価格10万円の商品でも他社の製品とAppleの製品とでは、Apple製品の方がたっぷりとお金をかけて作られています。
同じ価格なら高品質高性能、同じ性能なら低価格。
これが今のAppleの状態です。
昔の高価なApple製品とは様変わりですね。

  • トラックパッドが秀逸

以前も書きましたが、Windowsパソコンは基本的にはタッチパッドが使いにくいのでマウスが必須ですが、Macの場合はトラックパッドがマルチタッチでiPhone同様スムーズに動き扱いやすいのでマウスが不要です。


WindowsとMacとの違いを比べてみるシリーズ その2 Macの場合、トラックパッドが優秀すぎてマウスが不要


つまり、外出するときに荷物を減らせます。
他にもいろいろありますが、ボクがMacBook Airを選ぶ理由は必然です。
いつも書いているとおり、ボクはAppleのファンではありませんし、どこのファンでもありません。
Appleファンの人はAppleファンだからMacを選ぶと言うこともあるでしょうが、ボクは単にMacBook Airが使いやすいから選んでいるだけです。
iPhoneも同様です。
そしてさらに言えば、Appleファンの人なら手に入れるであろうiPadに関してはボクはいまだに必要性を感じていないので買っていません。
むしろAndroidの7インチタブレットを買いました。


iPhoneとAndroid その1 導入の理由


そんなAppleファンでは無いボクが新たに導入したMacBook Air mid2012モデル。
以前の2011年モデルとほとんど同じ形ですが、買い換えメリットは十分あります。
まず、メモリーが8GB対応になったこと。
これはとてつもなく大きいです。
Macを使いながら合間合間に仮想化ソフトでWindowsを起動してワードやエクセルを使うときにもほとんどノーダメージ。
4GBしかない2011年モデルでは動作遅延との戦いでした。
あと、SSDを256GBにしたこと。
これも2011年モデルでは半分の128GBでした。
なるべく余計なアプリを入れないようにしていたんですが、それでも最近は残り10GBを切るところまで切羽詰まっていて、これがまた動作遅延の原因として悩まされていました。
256GBあれば快適そのもの。
いや、正確に言えば、快適を求めて買い換えたのでは無く、そのままでは支障があるからやむを得ず買い換えた感じです。
13インチモデルという選択肢もあったんですが、以前同様11インチモデルを継続しました。
その理由はもう書きましたね。


新しいMacBook Airの13インチと11インチとで迷っている人へ その1
新しいMacBook Airの13インチと11インチとで迷っている人へ その2


iPhoneアプリの開発にはMacが必要なので、最近はそのためにMacユーザーが増えているところもあるんですが、ボクはそれとは無関係ですね。
とにかくMacBookProでもiMacでもなくMacBook Air。
持ち運びが楽でメインマシンとして高速に使えてクラッシュの心配いらず。
最近はウルトラブックというライバル機が多数登場していますが、それらと見比べても、上記の特性をすべて満たすモデルはMacBook Airしかありません。
より薄くて軽いのにタッチパッドが使いにくいとか、せっかくのウルトラブックなのにハードディスクを内蔵してしまってたりとか。
冒頭に書いたような一般的な用途を考えていて、特殊な用途に使わない人で、今まで何となくWindows機を使ってきた人。
次の選択肢にMacBook Airも入れてみてはいかがでしょうか。
単純に選択肢が広がるのは良いことですよ。
2011年モデルから2012年モデルへの買い換えに当たってはMacのタイムマシン機能のおかげで簡単に環境が移行できました。
あ、そうそう、ボクはパワーサポート社のエアージャケットを2011年モデルで使っていました。


MacBook Airのエアージャケットセット(パワーサポート社)のレビュー


同社のWebサイト上には2012年モデルでは使えない旨が記載されています。
実際に試してみました。
こうなります。
エアージャケット原型


USB端子がほんのすこしカバーに覆われてしまって使えません。
そこでボクは爪切りでプチンと切り取りました。
加工後


これで何の問題も無く使えるようになりました。
一応、メーカーの保証外の使い方ですので、やる人は自己責任でお願いします。


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