非天マザー by B-CHAN

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7月25日に何かが起こる

プラチナバンドとiPhone

7月25日まであと5日。
この日は、SoftBankのプラチナバンドの運用開始。
そして、Macユーザーの皆さんお待ちかねの新型OS、Mountain Lionがリリースされると言われています。
最近のMacのOSXは操作感がiPhoneに非常に近いですね。
2本指で拡大縮小回転したり、慣性スクロールして端まで行ったら跳ね返ったり。
まさにMacのiPhone化です。
もともと使いやすいMacですが、最近はさらに使いやすくなったと、ユーザーであるボクが実感しています。
Windowsパソコンもたくさん所有しましたし、今でもたくさん使いますが、少なくともWindowsでは、これほど操作しやすいパソコンはボクは知りません。
Windows8になってMacの操作性に追いつけるかどうか楽しみです。
さて、話は戻ってSoftBankのプラチナバンド。
簡単に言えば、SoftBankの電波が良くなります。
そして嬉しいことにiPhone4SとiPhone4はプラチナバンドに対応します。
ボクはiPhone4Sユーザーなので、ホントに楽しみです。
これまでもSoftBank自身は電波の改善に力を入れてきたはずです。
しかし、しょせんは2.1GHzと呼ばれる非プラチナバンド。
電波が遠くまで届かず、しかも回り込みません。
改善の努力によって、過去のSoftBankよりは良くなりましたが、DoCoMoやauには及びません。
そりゃそうです。
武器が違うんですから。
一生懸命に竹槍を練習して、とても竹槍を使うのが上手になったとしても、相手はレーザーガン。
歯が立ちません。
まあ、そこは改善しても比較対象が悪すぎたということで、SoftBankはちょっとかわいそうでした。
しかし7月25日からは違います。
これまでのSoftBankと比較すれば間違い無く良くなります。
しかしそれは新旧SoftBank対決の話。
周りに目を向ければ、ライバルとやっと同じ武器を持てたにすぎません。
まあそれでも、これまで不利な武器にもかかわらず、SoftBank参入後は純増数でDoCoMoやauに勝ち続けているのはさすが。
このあたりが、役所仕事のDoCoMoやauとベンチャーあがりのSoftBankの機動力の違いでしょうか。
もし、DoCoMoもauも、SoftBankが参入した2006年からスタートしていたなら、SoftBankが一番大きな会社になっていたわけです。
そういう意味ではDoCoMoとauはそれ以前に積み上げたユーザーに助けられているわけで、そこをうまく使わないと、特にDoCoMoはますます流出するんじゃないでしょうか。
実は、去年の秋にauがiPhone4Sの販売を開始したときは、auのiPhone4SはSoftBank版と比べるとけっこう見劣りしました。
その見劣りもauの懸命の努力で改善され、機能的にはほとんどSoftBank版に並びました。
現時点でauのiPhone4SがSoftBankのiPhone4Sより劣るのは、

  • 通信速度(SoftBankは下り最大14.4Mbps、auは下り最大3.1Mbps)
  • auは通信と通話が同時にできない。

この2つくらいですかね。
ボクは今のところSoftBank版を使っていますが、速度計測をすると最近は3Mbpsを超えることも多いので、その点ではauのiPhone4Sでは味わえない速度を体感できています。
エリアが狭いとか繋がらないと言われているSoftBankですが、逆に圏内にいるときは速度面で有利なわけです。
25日にプラチナバンドが始まるわけですが、プラチナバンドになると、

  • 遠くまで電波が届く。
  • 障害物を回り込んで電波が届く。

というメリットがあります。
つまり、今まで届かなかった場所にまで電波が届くようになるので、エリアが狭いとか繋がらないという欠点が解消されていくわけです。
もちろん基地局の整備も途上ですから、いきなり全国的に良くなるわけではありませんが、とにもかくにも、DoCoMo、au、SoftBankがやっと同じ武器を持って戦うという日が来るわけですね。
同じ武器を持って戦うということは、逆に言えば、業者を選ぶときに、その武器(電波)は選ぶ理由にはなりにくくなるわけです。
電波以外の理由が武器になってきます。
例えば、料金が安いとか、他社には無いサービスがあるとか。
昔は携帯電話事業者を乗り換えるのは壁が高かったです。
なぜなら、電話番号もメールアドレスも変わってしまったからです。
でも今は、スマートフォンという便利なモノが使えます。
MNPのおかげで電話番号も変わりませんし、クラウドメールのおかげでメールアドレスも変わりません。
つまりボクがSoftBankからauやDoCoMoに乗り換えても電話番号もメールアドレスもそのままです。
このブログでもよく書いていますが、ボク自身、どこの会社のファンにもなるつもりはありませんし、単に自分にとってメリットがあるかどうかで選択します。
だから、いつでもauやDoCoMoに乗り換えるつもりでいますし、メリット次第です。
もちろんiPhoneから他のスマートフォンに買い換えることも十分に考えられます。
スマートフォンというのは機能的にも大変便利ですが、そんな風に、「乗り換え」をやっても、電話番号やメールアドレスの変更、アドレス帳の移行などの面倒な事を一切しなくて良いというすばらしいメリットがあるんですよね。
それを知っているか知らないかで、利便性は大きく変わります。
これまでに、このブログでそれらのやり方も書いてきましたので、過去記事を探してみてくださいね。


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