非天マザー by B-CHAN

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Amazon Cloud Playerが日本で開始。Appleはまだ?

クラウドで音楽を聞く


Appleがアメリカですでに実施しているiTunes Match。
日本ではゴニョゴニョといろいろあって、まだ本格的に始まっていません。
と、いつの間にか、Amazonが対抗サービスを先に日本で開始してしまいました。


Amazon Cloud Player


そう。クラウドです。
今や、猫も杓子もクラウド。
おじいちゃんも、
「ばあさんや、クラウドはまだかね。」
と聞けば、おばあちゃんは、
「やだねえ、さっき食べたばかりでしょ。」
それくらいクラウドが本格化しています。
クラウドのおいしさがわからない人は、この記事を読んでください。

クラウドは何がいいの?難しいの?


で、従来は、スマホやパソコンやiPodなどで音楽を聴くときは、あらかじめそれらの機器に音楽データを用意しておく必要がありました。
iPhoneで音楽を再生するには、iPhoneの中に音楽が入っている必要があるわけです。
当たり前ですね。
ところがこのAmazon Cloud Playerは、その概念を覆します。
音楽は常にAmazon側のクラウドサーバーというコンピューターに保管されていて、ユーザーは通信でその音楽を聴く事になります。
つまり手元のスマホやパソコンの中は空っぽでいいわけです。
例えば、テレビやラジオを考えてみてください。
自宅にあるテレビやラジオという機械は、中に番組データなんて入って無くて、放送局からの番組を随時受信しながら視聴しますよね。
あれと同じです。それをネットでやるわけです。
Amazon Cloud Player


メリットは、スマホやパソコンの保存容量を食わないって事。
今まではたくさんの音楽データを持ち運ぶためにiPhoneの64GBタイプを持っていたけど、これからは16GBタイプでいいや、って事です。
それから自分のスマホやパソコンに音楽データを保存していると、万が一紛失したときに、また有料で買い直す必要があるってことですね。
音楽CDを買ってきて紛失しても、新しいのを無料でもらえる事は無いのと同じです。
ただし、最近はクラウド化によって、音楽データを紛失しても再度無料でダウンロードできるサービスは増えてますけど。
デメリットは、とにかくネット通信ができないとダメって事です。
また通信速度が遅ければ受信も遅いわけで、音楽再生もぎこちなくなるかも知れません。
でも時代は進化して、通信環境はどんどん良くなっています。
携帯電話なら圏外の場所はどんどん減り、LTEの普及で通信速度も上がっています。
地下鉄の走行中でも電波が入る場所も増えてきました。
つまりネットが使えないケースが相対的にどんどん減っているわけです。
そうなるとこのデメリットも薄れていき、メリットが強まることになります。
なんだか電子書籍でも音楽でも日本ではAmazonに先を越された感のあるApple。
はたしてどう巻き返すのやら。
でもボクは現状ではAppleのサービスよりもAmazonやGoogleのサービスを使いますね。
Appleのサービスは原則としてAppleの機器でしか能力を発揮できないのに対し、AmazonやGoogleのサービスはMacでもWindowsでもAndroidでもiPhoneでも使える上に、機能的にも上を行ってますから。
以前にも書きましたが、だったらAndroidを使えばいい、とはならないんです。
GoogleやAmazonの高機能で使いやすいサービスと、iPhoneのすばらしい操作性。
この組み合わせがお気に入りです。





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