画面が広いWQHDディスプレイという選択
以前、MacBook Airの13インチと11インチの選択の考え方について、こんな記事を書いたことがあります。
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新しいMacBook Airの13インチと11インチとで迷っている人へ その1
この記事はずいぶんたくさんの人に読んでもらったようで、今でも少なからぬアクセス数があります。
当時は24インチとか21インチクラスの液晶ディスプレイが快適だと書いたんですが、時代は進みました。
24インチや21インチのディスプレイはほとんどが、フルHDと呼ばれる画面解像度を持っています。
フルHDとは横が1920ピクセル、縦が1080ピクセルの規格のことです。
横と縦の比率で言うと、16:9です。
ほとんどのノートパソコンや家庭用のテレビもこの比率なので、今やごく一般的な比率ですし、一般的と言うことは生産台数が多いので、生産コストも安く、したがって販売価格も安くなります。
iPhoneもiPhone5になって、この画面比率になりました。
この比率によって、ブルーレイディスクをはじめとしたフルHDの映画などが見やすいわけです。
そんな中、最近登場し始めているのが、WQHDと呼ばれる規格のディスプレイです。
WQHDとは横が2560ピクセル、縦が1440ピクセルの画面の規格です。
横が2560ピクセルあると、2つに分割しても、1280ピクセルずつです。
インターネットのWebサイトはほとんどが横1280ピクセル以内に収まるので、Webサイトを2つ並べる事が可能です。
計算してみるとわかりますが、ピクセル総数ではWQHDはフルHDの約1.78倍あります。
計算式 : (2560 / 1920) ^ 2 = 1.7777777...
それだけ多くの情報が表示できると言うことです。
幸いなことに、MacBook Airの仕様を見ると、外部ディスプレイとして、横2560ピクセル、縦1600ピクセルまで対応しています。
アップル - ノートパソコン - MacBook Air - 技術仕様
Amazonで探してみると、いくつか出てきました。価格もずいぶん安くなってきました。
ボクはすでにフルHDのディスプレイを使っているのですぐには手が出ませんが、これから外部ディスプレイの購入を検討している人は、WQHDも選択しに入れてみてはいかがでしょうか。
特に、ユニットコム(UNITCOM)のモデルは価格が驚くほど安くてボクも食指が動いています。
コストダウンのために筐体の質感などは安っぽいですが、液晶パネル自体は高画質と言われるIPSパネルなので、日常使用には十分だと思います。