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非天マザー by B-CHAN

iPhoneの使い方、IT、金融、経済、不動産、保険、ビジネス、音楽、映画、ニュース、自己啓発などを語ります。

世の中の逆を行くという人は実は独創的では無いという話

つぶやき

あまのじゃくは実は他人本位

あまのじゃく


独創的とかひねくれ者とか天邪鬼(あまのじゃく)という言葉には、世の中に逆らうイメージがあります。
でも本当にそうでしょうか?
例えば、
「アイツが東へ行くならオレは西へ行く。アイツが西へ行くならオレは東へ行く。」
という、一見あまのじゃくな人がいるとします。


相関係数

相関係数


相関係数という言葉を知っていますか?
統計学の用語ですが、難しそうだからと言って敬遠しないように。
とても簡単です。
相関係数というのは、マイナス1からプラス1までの間で変化します。
まず、
「アイツが東へ行くならオレも東へ行く。」
という仲良しな人は相関係数はプラス1です。
完全に一致した場合はプラス1になるということです。
逆に、
「アイツが東へ行くならオレは西へ行く。」
という、必ず逆を行く人の相関係数はマイナス1になります。
  • 相関係数がプラス1なら完全に一致。
  • 相関係数がマイナス1なら完全に逆。
わかりやすいですね。
相関係数はマイナス1からプラス1までの間で変化すると書いたので、当然、マイナス0.5やプラス0.3のケースもあります。


相関係数がゼロ

相手の行動


また、相関係数が0(ゼロ)と言うこともあります。
相関係数がゼロとはどういうことでしょうか。
これは相手の行動とはまったく無関係に動くと言うことです。
「アイツが東へ行ってもオレは西へ行く」
かも知れないし、
「アイツは東へ行くけどオレも東へ行く」
かも知れません。
相手とは無関係なので、相手の行き先は関係ありません。
つまり、たまたま相手と一致することもあれば逆になることもあります。
相手と一致したからと言っても相手に合わせたわけでは無いですし、相手と逆になったからと言って相手の逆を選んだわけでもありません。
これが相関係数ゼロです。


本当に独創的な人は相関係数ゼロ

独創的な人


話を戻して、相関係数がマイナス1の人を考えてみましょう。
「アイツが東へ行くならオレは西へ行く。」
と、常に他人とは逆を行く独創的な人かと思えますよね。
実際、世の中でもそういう目線で見られがちです。
でも、よく考えると、違いますよね。
相関係数がマイナス1なら、常に他人と逆なんですから、完全に他人から影響を受けてますよね。
つまり、方向は反対だけど、他人によって動かされまくり、なわけです。
「オレは他人の逆を行く!他人の影響など受けない!」
という文自体に矛盾があるわけです。
独創的と言われながら、実は全然独創的では無い、そういうケースって結構多いんですよね。
本当に独創的な人は、もちろん相関係数ゼロの人です。
相関係数ゼロなので、たまたま他人と同じ事をする可能性もありますが、それは他人の影響を受けたわけでは無いわけです。
「アイツは他人と同じ事をしているから独創性が無い」
「アイツは他人と違うことをしているから独創性がある」
という表面的な判断では間違っていることがあるわけですね。
他人と同じ事をしていたとしても、それが他人を真似た(相関係数プラス1)のか、それともたまたま(相関係数ゼロ)なのか、それによって全然違います。
逆に他人と違ったことをしていたとしても、それが他人の逆をした(相関係数マイナス1)のか、それともたまたま(相関係数ゼロ)なのか、それによって全然違います。
物事は表面だけで考えると、そういう間違いをしてしまうことがある、という話でした。


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