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iOS7のデザインをかわいらしくする案とロングシャドウの不自然さ

遠近法

発熱からは開放されたものの、まだ薬を飲んでるB-CHANです。
さて、今日は、こんなサイトを紹介します。

iOS7 Fancy Redesign | Picame - Daily dose of creativity


そこから1枚引用させてもらいますね。
iOS7 Fancy Redesign


見ればわかるように、アイコンの中のオブジェクトに奥行きのある長い影が付いていますね。
これは最近流行のロングシャドウと呼ばれる手法です。
これによって、フラットなデザインながら、のっぺりとした感じを避ける事ができます。
これはこれで、とてもかわいらしいデザインですが、実際のiOS7ではリアルでダイナミックな3Dの壁紙が採用されるため、このような45度の角度で固定されたシャドウはつじつまがあわないので、まず採用されることは無いでしょう。
ところで、ボクにはこのロングシャドウというのが、とても気持ち悪く見えます。
それはなぜか?
次の図を見てください。
ロングシャドウ


Aの部分とBの部分は同じ長さです。
しかし、最初の画像の各アイコンのシャドウを見てください。
なんとなくBの部分のほうが広がって見えませんか?
これは遠近法を考えると簡単ですね。
Bの部分はAの部分よりも奥にある(という表現)ので、現実の世界では遠近法の影響を受けて細く見えるはずです。
しかし上の画像では、すべて並行にシャドウが描かれているのでリアリティに欠けます。
細く見えるはずの部分が同じ太さで描かれているので、かえって広がって見えてしまうわけです。
かわいらしいデザインですが、ボクにはなんとなく不自然な気持ち悪さが感じられて、どうにも好きになれないデザインです。


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