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春友流を食してラーメンのおいしさについて驚愕した日

人気ブロガーのラーメン屋さん

なまら春友流(←クリックすると開きます)

この変な名前のブログを知っているiPhone、iPadユーザーやAppleファンの人は多いと思います。
人気ブログなので、ボクももちろん知ってましたし、読んでいます。
そのブログオーナーの春友さんが脱サラして、今年の6月に横浜にオープンしたラーメン屋さんが、


春友流


まだできたてのほやほや。
人気ブロガーさんなので、他の人気ブロガーさんたちも訪れては絶賛記事を書いています。
ボクはブロガーさんとはそんなに交流は無いですが、1度だけお会いしたことがある超有名ブロガーの立花さん。


らーめん春友流! ― 行った!食った!感動した!! 麺もスープもチャーシューも味玉も全部美味かった!! - No Second Life


それから、こちらも1度だけお会いした、くらちゃん。


らーめん春友流を試食してきたぞ! - Singer Song iPhone


他にも、iPhoneやAppleファンのブロガーさんたちはオフ会をよくやっているようなので、皆さん、どんどん春友流に食べに行っては絶賛記事を書いています。
ボクはそれらの記事を読んで、正直、
「まあ、友達だから、ヨイショしてるのかもしれないなあ。」
と半分くらい思ってました。
自分が食べてもいないのに肯定も否定もできないので、半分(50%)と言っておきます。
しかし、10月29日、ついに春友流に行く機会がありました。
実はボクはこの10月だけで41軒のラーメン屋さんに訪問したほどのラーメンフリーク。
今までブログを読んでくれている人なら知ってくれてますよね。
このボクのEvernoteのラーメンデータベースも、Evernote本社からGJ!と言ってもらえた活用事例です(←ちょっと自慢)。

Evernoteで作っているラーメン食べ歩き記録


10月29日は友人から教えてもらった某横浜のタンメンを夕食として食べに行き、まだ時間があったので、2軒めを考えていたところ、友人のちゃろさんからも話を聞いていた春友流がすぐそばにある事に気づき、ラッキーとばかりに向かいました。
店に入ると、お!初対面だけどブログなどで見たことのある春友さんが!
2軒目だったので、ぜいたくはせず、ノーマルの「らーめん」を注文しました(実はその日はランチもラーメンだったので正確には3軒目でした)。
着丼した瞬間、まずはビジュアルの美しさに感動。
春友流


春友流麺リフト


ボクのこれまでの数千軒の経験だと、ビジュアルの美しいラーメンはだいたい仕事が丁寧でおいしいのです。
まずはスープを一口。
飲んだ瞬間、鶏と魚介と豚骨のミックスだということはわかります。
が!
異常においしい!
何だこれは!
今年は鶏白湯が流行っていて、あのトロっとした感じと甘み、そこに魚介のうっすらとした苦味と香ばしさ、さらに豚骨の臭みが少々。
いや、それらの材料を使ったラーメンは他にもいくらでもあるんです。
が、何かが違う何かが。
旨みが圧倒的。
しかも驚くべきことに無化調(化学調味料不使用)。
昔は無化調だと味が物足りないことが多かったんですが、ラーメン界の技術進歩はすごい。
無化調で、これだけ深い味を出せるんだなー、とボクはその場でうなるように感心してました。
隠し味は何だろう?
昆布だろうけど、昆布の味は隠れて無いしなあ。
つまり、スープというのは非常に奥が深く、同じ材料でも、バランスや煮込み時間などで味は劇的に変化するわけです。
ダントツの1位とは言いませんが、ボクが今までに飲んだラーメンスープの中でもトップ集団のひとつです。
もちろん飲み干しました。
すみません、ブロガーの皆さん。
あなたたちの記事、マジでした!
麺はやや黄色く、プリっと縮れた、中位の太さの麺。
コシはあまり感じないんですが、コシの代わりに、表皮がプチンという感覚を思わせるちょっと面白い麺。
けっこう縮れ方が強いのでスープを絡めとってくれて、これがさらにおいしさに追い打ちをかけている感じです。
ボクは基本的には具材に重点は置かないので、麺とスープの感想にとどめておきますね。
別に具材が嫌いという意味ではなく、ラーメンの本質は麺とスープだと思っています。
今まで何度か書いたように、食べ物の味の好みは人それぞれなので、みんなに同じ感想が当てはまるわけではありませんが、ボクは、以上のような感想を持ちました。
春友流のボクの感想のページを貼っておきますね。

らーめん - 春友流


せっかくなので、春友流に行く直前に同じ日に食べたラーメンの事も書いておきます。
春友流の近所で、店の名前は、


タンメン・カントナ


カントナというのは、元フランス代表のサッカー選手。
このお店のオーナーが大ファンらしくて、店の外観も内装もサッカーだらけ。
そのお店で、ボクが友人から大推薦されたのが、
コンポタタンメン。
うむ。
聞いたことのないメニュー。
出てきたのは、その名の通り、コーンポタージュスープのタンメン。
タンメン・カントナ


タンメン・カントナ麺リフト


ボクの感想のページはこちら。

コンポタタンメン - タンメン・カントナ


スープはベースはコーンポタージュスープなんですが、そこにとき卵のスープが混ぜてあります。
麺はわりとオーソドックスなタンメンらしい麺で柔らかいんですが、麺の個性はあまり無いです。
スープが濃厚なので、風味の弱い麺との落差が大きく感じられます。
その分、スープはおいしいと思います。
なぜって、ボクの大好きなコーンポタージュスープにボクの大好きなとき卵が混ざってるんですから。
で、具材は、いろんな野菜やエビ。
まあタンメンそのものですね。
この、コンポタタンメン。
料理として非常においしいんですが、ラーメン好きのボクとしては意見があります。


ラーメンのおいしさの2分類

例えばボクがカニ好きだとして、ラーメンにカニが入っていたら、それはもう、おいしいに決まってるんです。
つまり好きな具材を使えば、その具材はおいしいんです。
コンポタタンメンはまさにその典型。
メニューとして非常にオリジナリティがあり、しかもおいしいわけです。
なぜおいしいかと言えば、おいしいコーンポタージュスープを使っているからです。
つまり、コーンポタージュスープがおいしいんですね。
一方の春友流。
使っている材料は、豚骨、鶏、魚介、海藻など。
しかし、それらの味がそのまま出ているわけではなく、それらを調合することで、春友流独自の味が出ているわけです。
別の言い方をしましょう。
A、B、Cという3つの素材を使ったラーメン。
3つの味がそれぞれ楽しめておいしいね。
これがタンメン・カントナのコンポタタンメン。
一方、A、B、Cという3つの素材を調合して、Dという味を創り出しているのが春友流。
そしてそのDがとんでもなくおいしい。
当然、そのDを編み出すためにはA、B、Cの調合量、煮込み加減など、研究に研究を重ねる必要があります。
そしてDというオリジナリティのある味が生まれる。
これがボクは春友流のすばらしい点だと思うんですね。
年間に数百軒のラーメン店を訪問していると、そういう店に当たることがあり、その時は、ボクは心からすばらしいなあと思うわけです。
上に貼った、Evernoteの食べ歩き記録で、ボクが90点以上を付けている店は、ほとんどそうです。
単に魚が入っていて、魚がおいしい、そういうのじゃないんです。
春友さん、ボクは訪問時に1度お声がけしただけなので覚えてくれていないかもしれません(あの時、「ちゃろさんの紹介で来て、ボクは今月38軒目のラーメン店なんですよー」と言ったんですが覚えていますか?)
1度だけの面識なので、お世辞は言いません。
スープ、マジうま!
ボクは直前にコンポタタンメンを食べていて空腹ではなかったにも関わらず、マジうま!
もちろん、タンメン・カントナのコンポタタンメンもおいしかったです。
ごちそうさまでした。
また行きます!
この記事も拡散させます!


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