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疑惑の段階で断罪してはいけない……STAP細胞論文やパソコン遠隔操作事件に思う

疑惑は疑惑であって確定では無い

 
みなさん、こんにちは!
最近の話題といえば、
 
  • STAP細胞論文の件
  • パソコン遠隔操作事件
  • 袴田事件
 
他にも色々あるんですが、これらの出来事を見て思う事があります。
それは、疑惑の段階にも関わらず、当事者が世の中の多くの人から批判されたり叩かれたりしていると言う事です。
 
すごく当たり前の話をしますが、疑惑はあくまでも疑惑に過ぎず、罪の確定ではありません。
有名なのは松本サリン事件。
あの事件でサリンを作ったと疑われた人が、マスコミの報道や世の中から、大きな批判や嫌がらせを受けました。
その後、その人は事件とは何の関係も無い事がわかったんですが、大変な被害を受けました。
何の罪も無い人が、日本中から迫害されたわけです。
ひどい話です。
原因はたったひとつ。
罪が確定したわけでも無いのに、疑惑の段階で多くの人が批判したからです。
 
疑惑の段階で罰を与えるのは、えん罪を生む可能性があります。
罪の無い人を苦しめる事になり兼ねません。
罰を与えるのは罪が確定してからで無ければなりません。
 
STAP細胞論文に関する批判やパソコン遠隔操作事件の容疑者への批判などを見てると、まだ疑惑の段階なのに、すでに確定したかのような論調です。
これまでに多くのえん罪事件を生み出して来た警察・検察と同じ事をしてるわけですね。
恐ろしい事です。
日本は先進国であり法治国家です。
日本人なら頭の悪い野蛮な行動はやめませんか?
罪に対しては、それが確定してから、法律に基づいて、それに相当する罰が与えられるべきです。
 
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