非天マザー by B-CHAN

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街の本屋さんがAmazonに負けず生き残る方法

企業の盛衰は市場(顧客)が決める

 

みなさん、こんにちは!

B-CHANです。

 

街の本屋さんがどんどん消えています。

 

書店:ネットの波、消える店舗 データ量、速さに差 地域の中核も相次ぎ閉店 - 毎日新聞

 

ボクはわりと読書家なので本は大好きで、本屋さんをウロウロするのも当然好きです。

そんなボクでも、今では、年間100冊以上読む本の大半を電子書籍で買っています。

なぜならボクは紙の匂いを嗅ぐことや、紙の手触りを楽しむこと以上に、コンテンツを重視しているからです。

 

ボクの人生の指針、

「人間も物事も外面より中身が大切。」

この非天マザーでも繰り返し言ってきました。

書籍にも当てはまります。

本を所有するのが目的では無く、中身すなわちコンテンツを吸収するのが本を買う目的です。

そうなると、紙の本よりも、いつでもどこでも大量に持ち歩けて価格も安い電子書籍に圧倒的にメリットがあります。

 

いろんなリアルな書店、インターネット上の書店を見て、トータルでボクはAmazonが一番使いやすいと感じているので、大半の本をAmazonで買っています。

 

別にボクはAmazonの支持者ではありません。特定の企業を支持することは自分にとって損だと考えているので、ボクはそういうスタンスを取りたくないです。

 

どこかの企業のファンになることは損という考え方 - 非天マザー by B-CHAN

 

昨日の記事でも書きましたが、人間でも物事でも、外面より中身が大切です。

どこの企業か、よりも、どんな中身か、を重視します。

純粋に中身を重視して、Amazonが使いやすいのでAmazonを使っています。

当然、Amazonより使いやすいショップが登場したら、そちらへ移ります。

 

Amazonと争っている(ケンカしている)書店や出版社は非常に多いです。

また、日本に法人税を落としていないという点でAmazonを批判する人も多いです。

 

しかし、ボクは冷静に考えてみました。

企業が成長する最大の要因は何よりも顧客からの支持です。

飲食店で考えてみてください。

いくら店が宣伝しようが、料理がマズければ、お客さんは行きません。

飲食店にとって何より大切なのは派手な宣伝ではなく料理の質であり、それが飲食店の本質です。

これはどの業種にも当てはまります。

高品質な製品・サービスを提供する企業、顧客満足の高い企業が生き残ります。

お客さんが不快に思う企業や店は淘汰されます。

 

Amazonという会社は、日本に法人税を落としていないことで批判されますが、別に脱税しているわけではなく、各国の税制を研究して、合法的に最大の節税ができる方法を採っているわけです。

そしてAmazonが一般企業と違ってすごいのは、それによって儲けているわけではないということです。

儲けているどころか、しょっちゅう赤字です。

ぜんぜん儲かっていません。

なぜなら、利益が出ても、それをほとんど事業投資に使ってしまうからです。

税金をケチってボロ儲けしているのではなく、おカネをほとんど成長のために使っています。

成長というのはさっきも書いたように顧客からの支持です。

つまり、Amazonというのは、顧客からの支持を得るために、もっとわかりやすく言えば、お客さんがより便利になるために、巨額の投資をしているのです。

これが他の企業との大きな違いです。

一般的な企業ももちろんなるべく税金を払わないように工夫します。それは儲けるためです。株主に還元するためです。

しかしAmazonは儲けよりも顧客重視。儲けたカネを片っ端から顧客の利便性改善のために使ってしまいます。

当然、お客さんにとってはどんどん使い勝手が良くなります。

日本の書籍業界では再販維持制度というのがあって、これは従来の書店を保護するための制度です。

再販維持制度によって本の価格は維持され、書店は保護されますが、価格競争が起こらないので、お客さんは不利益を被ります。

しかしAmazonはこの制度に反発して、しょっちゅうセールを行っています。

出版社や書店とケンカしてでもセールをやっています。

出版社や書店よりも、とにかく顧客を重視しています。

 

  • 自分を守ることを重視する従来の書店
  • 自分の儲けを擲(なげう)ってでもサービスを向上し、とにかく顧客を重視するAmazon

 

最初に載せた、毎日新聞の記事の最後を見てください。

 

「皆さん、本屋さんで本を買ってください。そうしないと町から本屋がなくなります」

 

このセリフが悲しいですね。

本来なら、顧客から支持される店であれば、こんなことを言う必要が無いわけですから。

最初に書いたように、ボクだって本屋さん大好きですが、やっぱり「本屋」としての満足度では街の本屋さんよりもAmazonに軍配を上げざるを得ません。

 

Amazonが成長して、街の書店が消えていくというのは、単に大手企業が零細企業を潰すという問題では無いです。新しい企業と古い企業という問題でも無いです。

顧客重視を貫く企業が生き残り、顧客から支持されなくなった企業は淘汰される、それを端的に表しているんだと思います。

お客さんだって、別にAmazonの関係者でも無いですし、Amazonからおカネをもらっているわけでもありません。

Amazonとは赤の他人です。

そんなお客さんの多くが街の書店よりもAmazonを使うようになったというのは、そういうことなんだと思います。

 

インターネットの発達とグローバル化によって、既得権益にしがみつく人や企業はどんどん淘汰されていくと思います。

 

街の本屋さんが生き残るには、街の本屋さんを保護することを考えるのではなく、Amazonが提供できない顧客満足を街の本屋さんが独自に与えることですね。

もちろん本屋さんだけでなく、すべての業種に当てはまります。

 

こちらも読んでみてください。

 

「競合を見るな、顧客を見ろ」というおしえ。(あるいは「ジャパゾン」の志の低さについて) : nabokov7; rehash

「競合を見るな。顧客を見ろ」--Amazonの徹底した顧客志向に関するベゾスのインタビューが超よかった : Blog @narumi

 

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