ミラーレス一眼カメラ
みなさん、こんにちは!
B-CHANです。
このブログではこれまでにカメラ関係の記事をいくつか書きました。
例えばこれ。
他のカメラ関係の記事は、ブログ内の「カメラ」カテゴリを選んで読んでくださいね。
さて、そんなボクですが、実は日常的にはiPhoneのカメラしか使っていませんでした。
天気が良ければ、iPhoneのカメラでもなかなかキレイな写真を撮ることができます。
しかし所詮はスマートフォン。上記の画素数に関する記事内でも書きましたが、コンパクトデジカメ(いわゆるレンズ交換できないデジカメ)やスマートフォンのセンサーのサイズは小さすぎるんです。
小さなセンサーに大きな画素数。これでは高画質は望めません。
仕事柄、ある程度まともなセンサーを搭載したカメラが必要ということもあり、1台手に入れました。
いつもどおり、モノを買うときはメーカーでは選びません。
目的に合致しているかどうかで中身で選びます。
ボクの要件は、
- コンパクトで気軽に持ち歩けること
- APS-C以上の大きさのセンサーを搭載していること
- フラッシュ内蔵であること
- 広角レンズ
- Wi-Fi搭載
カメラを持つ目的
では、ひとつずつ見てみます。
まず、
コンパクトであること。実はすでにニコンのD50というカメラを使える環境にあるんですが、D50はいわゆるノーマルな一眼レフカメラです。
D50は一眼レフカメラの中ではかなり小さい部類に入るんですが、それでも気軽に持ち歩くわけには行かないです。
なので選択肢としては必然的にミラーレス一眼カメラになりますね。
次に、APS-C以上のセンサー。これはさっき書いたとおり。センサーは大きければ大きいほど画質は良くなります。しかし35mmのいわゆるフルサイズと呼ばれるセンサーを搭載したカメラは非常に高額です。なので価格と画質のバランスが良いAPS-Cサイズのセンサーを搭載したカメラが選択肢となります。
オリンパスやパナソニックなどはAPS-Cよりほんのすこし小さいフォーサーズという規格のセンサーを搭載したカメラを作っています。これも一応候補。
そしてフラッシュ内蔵。正直言って、カメラに内蔵されているフラッシュは高性能では無いです。しかしボクの目的はプロカメラマンになることではなく、気軽に持ち運びつつ、ある程度の高画質を撮ることです。
外付けの大きなフラッシュを取り付けることは、それだけで目的から外れるので、フラッシュ内蔵は必須です。
広角レンズ。広角か望遠かはどんな写真を撮るかによるので、これも目的に応じて決める必要があります。ボクが想定する使い方は広角なので、望遠レンズは切り捨てです。
ちなみに望遠レンズは長く、広角レンズは短くなりますが、そういう意味でもコンパクトさを求めるボクの目的に合致します。
最後に、Wi-Fi搭載。
撮影した写真を、いちいちメモリーカードを抜き差ししたりケーブルを接続してスマートフォンやパソコンに移すなんてのは前時代的で、とても手間がかかり、ボク的にはありえないです。
iPhoneにも無線で写真を転送できます。
アプリも用意されています。
以上、キレイな写真を撮りたければ、上にはいくらでも高性能なカメラがあります。
そして、それらを選べば必然的にボディは大きく、価格は高くなっていきます。
いつも書いていることですが、
高性能 = 良い製品
とは限りません。
例えば日常の買い物に使うためのクルマを選ぶのに、高性能という理由でフェラーリを買っても不便なだけです。
性能は低くてもトランクが大きいコンパクトカーを買ったほうがずっと便利です。
優先すべきなのは目的であって、目的に合致するモデルの中から高性能低価格つまりコストパフォーマンスの良いモノを選べば良いんです。
コンパクト高機能カメラ
そういう目線でボクが選んだカメラはこれ。
レンズが付属しながら現時点で6万円台という安さ。
もちろん上には上の高性能レンズがありますが、この価格で24mm相当の広角レンズが手に入るわけです。しかもそこから3倍ズーム可能。
上記の要件も全て満たしています。
実は、それ以外にも非常に多機能かつ高性能なモデルですが、それは改めて書いていきたいと思います。
まずはこの機種をひと通り使ってみた感想。
とにかく小さくて持ち歩きやすくて高画質かつフォーカスが超高速です。
逆にコンパクトなためにボタンやダイヤル類が少ないので、操作性は上位モデルよりは見劣りします。
あまり露出やシャッタースピードなどを自分で操作せずに、とにかく安く買えて、気軽に持ち歩いて、カメラまかせで高画質な写真を撮りたい人には、現時点で最高のカメラのひとつでしょう。
ここまでオートフォーカスが高速なら、素人が何も考えずに撮ってもピンぼけになる心配はほとんど無いです。
天井バウンスが可能
ボクがこの機種を買ってから非常に気に入っている点があります。
それはフラッシュの機構。
まず、普通にフラッシュを出します。このようになります。
これを指で上に向けることができるんです。そうです。天井バウンスが可能です。
普通に正面からフラッシュを当てた写真がコレ。
正面から白いフラッシュの光を当てるので被写体は白く写ります。
被写体の影は背後にできますね。また被写体にフラッシュの光が映りこみます。
一方、天井バウンスさせた写真がコレ。
天井に当たって跳ね返った光が被写体の上から当たります。
なので被写体の影は下にできます。この方が自然ですよね。
被写体にフラッシュの白い光も映りこみません。
色合いは天井の素材の色などに左右されます。この写真では暖色系になりました。
天井バウンスが簡単にできるのはボクにとっては大きな収穫です。
カメラの小ささもホントに助かります。
これでコンパクト性が伝わるでしょうか。片手で簡単に持てます。
他にも魅力の多い機種なので、今後の使いこなし記事をお楽しみに〜。