非天マザー by B-CHAN

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0ではなく1から始まる人の話

1秒

 

こんにちは!

勉強コンサルタントのB-CHANです。

 

今回は、数学的なセンスの話。

 

昔、友人と、こんな会話をしたことがあります。

 

ボク「サッカーボールのリフティングを何秒間できるか数えて。」

 

その時はストップウォッチがなかったので、おおよそでカウントしてくれればいい、と伝えました。

 

そして、

 

友人「よーい、1、2、3、4・・・。」

 

それを聞いたボクは止めました。

 

ボク「ちょ、『よーい』のあとは、1じゃなくて0から始めないと。」

 

すると友人は、

 

「なんで?数は1から始まるんだよ。」

 

と返事して来たのです。

 

そこからが大論争。

と言うか、論争する前に、彼は、数の概念そのものを理解していないんですね。

 

時間のスタート地点は0です。

そして、0からスタートして、1秒経過した後が「1秒」です。

つまり、1秒間には「1秒間」と言う長さがあるわけです。

しかし、彼は言います。

 

「1秒は一瞬なんだよ。」

 

そうです。彼にとっては、スタートした瞬間が1秒で、そこから、2秒、3秒と増えていくわけです。

彼にとっては、この世界は、1から始まるんです。

 

もし、1秒が一瞬なら、1秒と1秒を足しても2秒にならないはずですよね。

あくまでも1秒間には一定の長さがあって、それを2倍することで2秒間になるんだよ、と言う当然の説明をしました。

しかし、彼は納得できません。

 

ちなみに、その会話をした年齢は18歳。

そうです。

高校3年生で、大学受験前でした。

 

彼は何の迷いも無く文系受験。

ボクは受験校の理系コースをひと通り学び終わってから迷った上で理系受験から文系に変えました。

何と無く、理系は研究室、文系は人とのコミュニケーション、みたいなイメージがあったからです。

理系脳を持ったまま文系に行けば、オールマイティだなと思ったんですね。

 

それはさておき、振り返れば、彼は数学が苦手でした。

そして、なぜ苦手なのか。

その理由もあきらかでした。

 

数学は論理の学問です。

1秒と1秒を足せば2秒にならないと、すべてのつじつまがあわなくなります。

しかし、彼の頭の中では、1秒は一瞬であり、よーい、どん!と同時に1秒、2秒とカウントしていくのが、この世界なんです。

つまり、この世界の概念を誤って理解しているわけです。

そりゃ、数学が得意になるはずもありません。

1 + 1

が2にならないんですから。

でも、彼は、

1 + 1

が2であることは知っています。

つまり、本人の中で矛盾が起こってしまっているわけですね。

 

1 + 1

が2なのに、1秒は一瞬である。

この矛盾。

 

これをロジカルに彼に説明することは、当時の18歳のボクにはできませんでした。

 

そして、その間違いを抱えたまま生きていても、その人の人生に、重大なダメージを与えません。

人間なので誰にでも間違いはあります。

ボクにも間違いはあります。

 

世論

 

誰にでも間違いはあり、そんな人たちで世の中は構成されています。

なのに、世論が巻き起こると、それが正しいかの論調になります。

 

例えば、SNSで炎上すると、世の中の多くの人が攻撃します。

そして、

  • 炎上した人 = 悪
  • 世論 = 正

 

のような構図ができあがります。

実は、そのこと自体がおかしいんですが。

 

上記で登場してもらった彼のような人は決して珍しくなく、世の中にはたくさんいます。

そんな人でも意見を言うのが世論です。

だから、世論の方が間違っていて、炎上している人が実は正しい、なんて、よくあるんですよね。

 

しかし、SNS全盛のいま、炎上した人が悪いと言うバカげた風潮があって、だから、炎上しないようにしようと言う雰囲気が蔓延しています。

 

炎上してもいいじゃないですか。

世論が間違っていて、自分が正しいことをロジカルに説明できるのなら、たった一人でも炎上して、「間違った世論」に立ち向かうべきですよ。

 

それができなくて、今まで何度も、罪の無い人が犠牲になってきました。

 

それって単なる数の論理なんですよ。

ただの多数決なんです。

間違っていても人数が多い方が勝つ。

そんな世の中でいいんですか。

 

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