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非天マザー by B-CHAN

iPhoneの使い方、IT、金融、経済、不動産、保険、ビジネス、音楽、映画、ニュース、自己啓発などを語ります。

あまりにも間違っている人が多い。この際、命題、逆、裏、対偶の正しい知識を身に付けよう。

つぶやき

成績の良い生徒 

 

みなさん、こんにちは!

B-CHANです。

 

今日もお勉強しましょう。

 

「成績の良い生徒は朝食を食べている。」

これの意味はわかりますか?

 

成績の良い生徒ならば、朝食を食べている、そのままですよね。

この話を聞いた時に、子どもを持つ親は、子どもの成績を上げたいために、こんな行動に走ったりします。

「自分の子どもにも毎朝きちんと朝食を食べさせよう。」

 

うーん、間違いです。

とんちんかんです。

なぜ間違いなのか。

論理的に考えてみましょう。これがロジカルシンキングです。

 

命題が真であること

 

これ、図に描くとわかりやすいです。

 

成績の良い生徒は朝食を食べている。…これを命題と呼びましょう。

命題が正しいことを真(しん)と言います。

この命題が真ならば、次のような図になります。

命題

 

 

生徒は全部で2000人。

うち、朝食を食べている生徒は1000人、朝食を食べない生徒は1000人です。

成績の良い生徒は朝食を食べているという命題が真なので、成績の良い生徒は朝食を食べているグループに入っていますね。

 

命題の逆

 

では、ここで命題の逆を考えてみます。

pならばqである。

という命題に対して、

qならばpである。

逆(ぎゃく)と言います。

 

成績の良い生徒は朝食を食べている。

この命題の逆は、

朝食を食べている生徒は成績が良い。

です。

では、逆は正しいでしょうか。

さっきの図をもう一度見てください。

命題

 

 

朝食を食べている生徒は1000人いますが、そのうち成績の良い生徒は200人しかいません。

つまり、朝食を食べている生徒が成績が良いとは限らないのです。

朝食を食べている生徒は成績が良い。

というのは必ずしも真では無いわけですね。

 

成績の良い生徒は朝食を食べている。

という命題が真であっても、その命題の逆の、

朝食を食べている生徒は成績が良い。

は、必ずしも真とは限らない。

 

ある命題が真であっても、その逆は真とは限らない。

 

これ、すごーーーーーく重要です。

これを間違えている人が世の中にはものすごーーーーーく多いんです。

 

間違いに気付かない人が多い

 

さっきの親がそうですよね。

成績の良い生徒が朝食を食べているという命題が真であるからと言って、自分の子どもに朝食を食べさせても成績が良くなるかどうかは無関係です。

でも、この親は、ある命題が真だから、その逆もまた真だと思い込み、それにしたがって行動してしまうわけです。

真だとは限らないのに真だと思って行動する、つまり事実と異なる思い込みに基いて行動するわけですから、当然、思った結果は出ません。

ムダな行いということになります。

 

こういう話、多いと思いませんか?

 

あるダイエットに成功した人が、毎日、トマトを食べていたと聞いたら、自分もダイエットのためにトマトを毎日食べる。

これも間違いです。

ダイエットに成功した人が毎日トマトを食べた。…命題

毎日トマトを食べたらダイエットに成功する。…逆

 

会社で出世する人はみんな早起きだと聞いて、出世のために早起きする。

これも間違いです。

会社で出世する人はみんな早起きだ。…命題

早起きな人はみんな会社で出世する。…逆

 

命題が真だとしても、その逆は真だとは限りません。

でも、命題と逆を混同している人が世の中には非常に多いです。

たまにいるのでは無く、非常に多いです。

 

ボクのこのブログでも、過去に何度も何度も実際の事例を書いてきました。

有名な雑誌やウェブサイトであっても、この間違いをたくさん犯しています。

それは命題と逆(と裏と対偶)に関して勉強不足だからです。

 

例えばこれらの記事。完全に命題と逆を混同してしまっています。

 


年収1000万エリートの44%が朝型!成功者の共通点「朝型」の3つのメリット(キャリア)|t-news Web

 


声の低い男性は出世する? でも「声の高い同僚」も必要だ - Ameba News [アメーバニュース]

 

 

間違った知識を持つと間違った選択をしてしまい、結果として本人が損失を被ることがあります。

正しい知識さえ持てば避けられた損害です。

ぜひ、命題と逆、裏、対偶に関する正しい知識を身に付けてみてください。それがあなたを正しい選択へと導くでしょう。

 

過去の事例を読みたい人は、このブログのカテゴリー「つぶやき」の中から探してみてください。