年末という区切り
年末とか年始とか年越しとか、そういうイベントなんて、所詮は人間が勝手に制定しただけのことであって、地球や宇宙から見たら、いつもの時間なわけです。
自然界には何の関係も無い単なる人為的なお祭り。
なのでホントはぎゃあぎゃあ騒ぐ必要もなく、いつも通り過ごせばいいんですよ。
ただ、どこかで区切りをつけて次のステップにした人は多いでしょうから、そのきっかけとして、年末年始を利用するのは良いかも。
来年をこれまでと違って新しい年にしたい人は、とにかく今年の反省を大晦日にたくさん書き出しましょう。
心の中で思ってるだけじゃダメですよ。
必ず紙に書き出します。
パソコンへの入力よりも、紙に手書きで。
なぜ紙に書き出すのが良いかといえば、それは視認性の問題です。
パソコンやスマホに入力しても、そのファイルは普段はフォルダのどこかに隠れてしまいますよね。
紙に書き出せば、それを常時見ておくことが可能です。
そういう意味ではノートではなく、1枚のペーパーに書いた方が良いでしょう。
書いたら常に見えるところに貼ってしまうんです。
例えば、反省のひとつが他人によく怒ってしまったこと、キツく当たってしまったことなら、それを常に目に触れるところに貼っておくことで、何かと衝突した時に思い出せますよね。
「今年は怒らずに穏やかに解決するぞ!」
毎回、そうやって思い出すたびに、自分の行動がそうなっていきます。
それが繰り返されることで、スキルが向上していくんですよ。
意識が行動につながるとはこういうことです。
簡単なことを「実行」
ボクはこれまでにも書いてきましたよね。
何かを実現するのに大切なのは、高度な能力ではないんです。
行動力です。
そして行動力を発揮するにはモチベーションが必要です。
心の中で思っているだけで実行できる人は素晴らしいんですが、残念ながらそういう人は少数。
もったいないですよね。
高い能力を持たなくても、行動力があれば色んな夢を実現できるのに、その行動すら起こさないために、比較的容易に手に入れられることすら逃してしまうんですから。
足元に大金が転がっているのに、足元を見るというほんの少しの行動をしなかったために大金を取り損ねる。
まさにそんな状態。
2016年はより多くの人が、
機会損失
しないことを願います。