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非天マザー by B-CHAN

iPhoneの使い方、IT、金融、経済、不動産、保険、ビジネス、音楽、映画、ニュース、自己啓発などを語ります。

子供の頃の罪を懺悔(ざんげ)してみませんか

つぶやき

 幼なじみ

 

大人になった誰もが、小さな子供の頃の思い出を持っていると思います。

ボクも気付けばおっさん世代ですが、やはり子供の頃の記憶がたくさんあって、今でもあの頃に戻りたいと思うことがあります。

 

ボクは2006年から東京や横浜に住んでいますが、それまでは関西生まれの関西育ち。

 

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今では当たり前になった携帯電話は、ボクが生まれた頃には影も形もありませんでしたし、将来、電話を持って歩くようになるとは思いもしませんでした。概念すらありませんでした。

 

パソコンだってありませんでした。

小学校の高学年くらいになって、ようやく、パソコンというモノが存在するらしいと言う世間の認識で、クラスでパソコンを使っているのはボクだけでした。

 

近所のおカネ持ちの友達の家にある自動車はボタンを押すだけで窓が開きました。今では当たり前のパワーウインドウは当時は高級車にしかありませんでした。

 

ボクの家庭はボクが小学3年生のときに、生まれ育った大阪府八尾市から奈良県に引っ越しました。

念願の2階建て一戸建てですね。

それまで、ボクの家族は長屋に住んでいました。

長屋って知ってますか?

平屋(1階建て)の小さな賃貸住宅が横にずらりとつながっていて、一番端に大家さんが住んでいます。

文化住宅と呼んだりもします。

要は、貧しい家庭でした。

ただ、当時のボクは小さかったので、貧しさという概念すら無く、楽しい毎日でしたね。

長屋なので、隣に住む幼なじみとは、壁越しにコンコンと音を伝えたり。

近所の友達の家に遊びに行くと言うよりも、すぐ隣に友達が住んでいる世界です。

そして、道を挟んで向かい側には、一戸建てが並んでいました。

大人になって考えればわかるんですが、ボクら長屋暮らしのこちら側は貧しい家庭。

そして向かいは比較的裕福な家庭だったんですね。

でも、子供のボクたちには関係無し。

隣の長屋の子供たちとも、向かいの戸建ての子供たちとも、みんな仲良く遊んでいました。

家の前の道で、みんなでままごと。今でもよく思い出しますよ。

 

こんなこともしました。

 

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ひとつめの懺悔

 

もう何十年も前なのでとっくに時効ですが、ボクの心に一生残るできごとがあります。

目の前の戸建てに住む、みえこちゃんと言う女の子。ボクの1歳年下です。

と言っても、当時のボクもまだ小学校にすら行っていない頃です。

ボクは、みえこちゃんの家が留守のときに、みえこちゃんの家の敷地に入ったんです。

敷地と言っても門があるような大げさなモノでは無く、道から玄関のドアまで数メートルの小道がある程度。要は誰でもカンタンに入れるんです。

その小道はコンクリートでした。

小さなボクは何を思ったのか、コンクリートの真ん中にクギを立てたんです。とがっている方を上に。

もちろん、そんなところに立てても、すぐに倒れます。で、ちょっと倒れにくいように、少し土で固めたんですね。まあ、そんなことをしてもすぐに倒れるんですが。

小さな子供の小さなイタズラでした。

で、ボクはそのまま向かいの自宅に帰りました。

イタズラなのに、そのまま見ることも無く、忘れてその日は終わりました。

次の日、みえこちゃんのおじいちゃんが亡くなったのです。

ボクは恐怖で震えました。

 

「ボ、ボクのクギを踏んでおじいちゃんが死んだ……。」

 

考えるまでも無く、とっくにクギなんて倒れていて、亡くなったのは偶然だったんですが、当時の小さなボクには、自分のせいだとしか思えませんでした。

親にも言えず、みえこちゃんにも言えず。

そのまま時は流れ、小学3年生でボクは八尾を離れることになりました。

この話は今でもこれを読んだ人以外は誰も知りません。

 

ボクの中に引っかかっている、悪質な、でも子供だからやってしまったイタズラです。

 

ふたつめの懺悔

 

当時のボクの家の数件隣に、よりこちゃんと言う幼なじみがいました。

ボクより2歳年上。

その、よりこちゃんに、他の近所の子供たちと手紙を書いたんです。

それがあまりにもひどい。

 

「しんでください。よりこちゃん、きらいです。」

 

そんなことをツラツラとみんなで書いて、よりこちゃんに渡したんですね。

書いているボク自身が、いま、とてもツラいんですが、当時のボクは、いや、ボクだけじゃなく、みんなそうだったんですが、いじめの概念すら無く、なんの悪気も無く、ホントに単にイタズラで渡した手紙です。

でも、当のよりこちゃんは本気で泣きじゃくっていました。

よりこちゃんのお母さんが、とても悲しい顔をしてボクたちのところに諭しに来たのをボクは忘れられません。

どう考えても、完全にボクたちが悪いんです。

どうして、あんな悲しいことをしてしまったのか。

何にも悪くないよりこちゃんをあんなに悲しませて。

 

あれから数十年。もう、よりこちゃんに会う機会は無いでしょう。

どこかで幸せになっていて欲しい。

 

子供の無知が引き起こす悪質な行動。

そして、子供の純真さが生む悲しみ。

 

いつか大人になったとき、その大切な部分と悪い部分の区別が付く人になれればいいですね。

今のボクがそう考えるように。

あなたはどうでしょうか。そんな思い出、ありますか?

 

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