総選挙
みなさん!
総選挙ですよ!
衆議院選挙ですよ!
AKB48の総選挙では、グループ全体の選挙なので総選挙と言いますが、国政の世界では衆議院の選挙のことを一般的に総選挙と言うんですよ!
いまの政治を見ていると、与党も野党もろくな政党が無いので、正直、投票に行きたくないなあ、そう思っている人も多いかも知れません。
ボクもそうです。
あるいは、そもそも政治に興味なんて無いから投票には行かない、そんな人もいるでしょう。
もしくは、選挙に行っても何も変わらないから行かない、と言う人もいますよね。
実は、投票に行かないことは、自分のクビを絞めることになります。
ものすごく損なことなんです。
では、なぜ投票に行かないと損なのか、その理由を書きます。
政治屋
みなさんは政治屋と言う言葉を聞いたことはありますか。
政治家とは聖人君子のような立派なモノではありません。
単なる職業のひとつです。
特に日本のような民主主義国家における政治家はその意味合いが強いです。
まずそれを頭に置いてくださいね。
政治屋が政治屋でいるためには、選挙で当選する必要があります。
当選するには多くの票を集める必要があります。
多くの票を集めるには、多くの人たちが政治屋の政策に魅力を感じる必要があります。
例えば、国民を、高齢者と若者に区別するとしましょう。
そして、高齢者の方が投票率が高いとしましょう。
すると、政治屋は高齢者がトクするような政策を行えば、投票率の高い高齢者の票をたくさん集めることができますよね。
つまり、長く政治屋でいることができるんです。
若者に魅力的な政策を行っても、若者があまり票を入れてくれないのであれば、政治屋にとってはおいしくありません。
だから、政治屋は投票率の高い高齢者のための政策を行うようになるんです。
これって逆に言えば、若者が投票に行かなければ、政治は若者に不利になり、高齢者に有利になるってことですよね。
もし、若者がたくさん投票に行くようになって、若者の投票率が上がれば、政治屋はその票を集めることで政治生命を持続できます。
つまり、若者にこびを売る、つまり若者に有利な政策を行うようになるんです。
だから、投票に行ってもどうせ変わらないと思い込んで、投票率が下がってしまうと、政治屋にとってはその集団は魅力が無くなり、結果、その集団に有利な政策は行わなくなります。
政治屋とは、あくまでも政治屋自身の損得勘定で動く生き物ですから。
なので、投票に行かないことは、結局、自分のクビを絞める、つまり、自分たちに不利な政治をやらせることになるんです。
選挙に行かないことに何のトクもありません。
自分の生活をラクにしたい、豊かにしたいのなら、自分が属する集団の投票率を上げる、つまり選挙に投票に行くことが何よりも大事なんですよ。
ボクも、政治に興味があるとか無いとかでは無く、自分に不利になるのがイヤなので、投票に行きます。
打算的な政治屋たちを動かすために。