おカネの使い方
今日は病院に行って、帰り道に頭痛が始まりましたよ。
何のための通院なのやら。
頭痛なので、新規アイデアではなく、既存のアイデアでサクッと記事をまとめて寝ることにします。
先日、こんな記事を書きました。
上記の記事ではおカネの稼ぎ方に主眼を置きました。
収入の多い人がおカネ持ちになれると思いがちですが、実際には収入が多くても生活が苦しい人もたくさんいます。
収入はおカネ持ちへの道の入り口です。
おカネ持ちになるポイントは、おカネの「入」よりも、おカネの「出」にあることが多いんですね。
あなたがもし、今、100万円をもらったらどうしますか?
いくつかのパターンが考えられます。
- 全額を貯金に回す人。
- 一部でおいしいモノを食べたり、何かちょっと贅沢品を買う人。
- 全部使ってしまう人。
ほとんどの人たちは、このいずれかに当てはまります。
でも、ごく一部の、おカネ持ちになる人は、このどれにも当てはまりません。
例えば、10万円のバッグを買いたいとしましょう。
100万円をもらって10万円のバッグを買ったら、残りは90万円。
失われた10万円は二度と返ってきません。
物欲の強い人がいます。
いろんな家電を買ってしまう人。
ダイエット器具を買ってしまう人。
いつか気付いたら、家にはガラクタのような品物だらけ。
使うのは最初だけで、あとは放置されています。
そんなガラクタ、売っても二束三文、場合によっては処分するのに、さらに費用がかかることもあります。
モノを買うと言うのはおカネを失うと言うことです。
目の前にあるモノは、ホントにおカネを失ってでも手に入れる必要があるモノかどうか。
とは言え、あまりガチガチに考えると、何も買えません。
買うこと自体は悪くないんです。
大事なのは、おカネ持ち体質になることです。
このブログでも良く出てくる「習慣化」です。
こう考えてください。
100万円を持っていて、10万円のバッグを買いたい場合。
すぐに買ってしまうのは誰でもできます。
でも、それだと、世の中の大勢の人たちと同じです。
まずは、100万円を投資しましょう。運用に回すのです。
そして、110万円になったところで、10万円のバッグを買えばいい。
そうすれば、100万円は残ったまま、バッグも手に入ります。
「そんなにカンタンにいくもんか!」
そう言いたいでしょう。
そうです。
錬金術は無いので、カンタンにおカネは増やせません。
ボクが言いたいのは、習慣化です。
上記の100万円は種銭(たねせん)です。
種銭が無くなってしまうと、運用益も発生しなくなります。
おカネが手に入ったら、まず何かを買ってしまう人。
そうすると、種銭は減ってしまいます。
おカネが手に入っても、すぐに買わずに吟味すること。ホントに今すぐ必要なモノかどうか。
買ってしまったモノは、その時点で中古品です。中古品からはおカネは生まれません。
おカネからはおカネを生むことができます。
元本があるから、利息や運用益が生まれるのです。
おカネ持ちになる人の習慣は、種銭を大事にする習慣。
おカネ持ちになれない人の習慣は、種銭をすぐに減らしてしまう習慣。
ガラクタを集める習慣
あなたの家を見回してみましょう。
使いもしないガラクタが転がっていませんか?
ミニマリストと言う言葉が定着しましたよね。
ミニマリストの大きなメリットのひとつが、種銭を無駄に失わないことなんです。
収入があれば、それは種銭になります。
しかし、冒頭でも書いたように、おカネ持ちへの道は、おカネの「入」よりも「出」にあります。
種銭を失うかどうかです。
もし本気でおカネ持ちを目指すのなら、
目の前の買い物はホントに必要かどうか
を真剣に考えてみてください。
モノを買う習慣をやめて、種銭を運用する習慣を身に付けてください。
実際にそれをやっている人は、ごく一部です。
日本人はおカネの大半を貯蓄に回します。投資に回す比率は非常に低いです。運用の習慣が身に付いていないんですね。
モノは買っちゃうわ、運用はしないわ。
そりゃ、大半の人はおカネ持ちにはなれません。
ボクは別におカネ持ちを礼賛するつもりはありません。
でも、おカネ持ちと言うだけで毛嫌いするのも変ですよね。
以前も書いたことがあるんですが、
- 年収200万円の人は全額寄付をしても200万円しか寄付できないし、それでは自分も暮らせない。
- 年収1億円の人は半分だけ寄付をしても5千万円なので多くの人が助かり、しかも自分も豊かな暮らしができる。
おカネは単なる道具なので、それをどう使うかは人次第です。
世の中の犯罪の多くもおカネ目当てじゃないですか。
悪人だから犯罪を起こしたのでは無く、おカネが無いから犯罪を起こした。
ボクは世の中が平和になることを願っています。犯罪の被害者が出ないことも願っています。
カネ儲けやおカネ持ちと言うだけで毛嫌いせず、単なる手段だと考えて、良い目的のために使うことを考えてみてください。
その結果、あなたも豊かになれば一石二鳥じゃないですか。