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非天マザー by B-CHAN

iPhoneの使い方、IT、金融、経済、不動産、保険、ビジネス、音楽、映画、ニュース、自己啓発などを語ります。

二重課税

ファイナンス ビジネス

事業と儲け 

 

こんな話をしてみます。

 

ある国であなたは事業を行いました。

がんばって働いて事業は成功しました。

手元には事業で儲かったおカネがあります。

 

「儲かった〜!」

 

と、そこへ役人がやって来ました。

 

「儲かったのなら税金を取るからね。」

 

うーん、まあ仕方ない。

うわあ、税金ってけっこう高いんだな。

と言うわけで、手元の儲けはかなり減ってしまいました。

やれやれ。

あんなに頑張ったのにね。

 

と、そこへ役人がやって来ました。

 

「税金取るよ。」

 

え?

さっき取られたけど?

 

話を聞くと、どうやらこの国では税金を2回取られるそうです。

なんと!知らなかった!

 

さっきかなり減った儲けは、さらに減ってしまいましたとさ。

 

実は実話

 

さてみなさん、いかがですか?

何か気づきましたか?

 

そうです。

これは実話です。

この国というのは、この国、つまり日本です。

 

事業を始めるには最初におカネが必要ですね。

例えば100万円のおカネを用意して事業を行って、売り上げが150万円で費用が20万円だったら。

30万円が儲けですね。

その儲けには税金が掛かります。

12万円の税金が掛かったとしましょう。

すると残ったのは18万円。

そこにまた税金が掛かります。

3.6万円の税金が掛かったとしましょう。

すると残ったのは14万4千円。

これが最終的に残る手取りですね。

事業では30万円儲かったのに、ずいぶん減っちゃいました。

 

これ、まさに株を買う話なんです。

株を買うというのは会社に出資すると言うことです。

つまり、会社が事業で使うためのおカネを出すということです。

そのおカネで事業を行って儲けを出して欲しいわけですね。

その出資がさっきの100万円。

そして、その儲けがさっきの30万円。

しかし法人税が取られます。

それがさっきの12万円。

残った18万円が配当としてもらえるわけです。

でも配当にはまた税金が掛かるわけですね。

それがさっきの3.6万円。

だから結局14.4万円が手取りと言うことです。

 

会社におカネを出して事業を行って配当が返ってくるまでに2回の税金。

これが今の日本の株式会社の制度。

 

時期によっては税率が軽減されていたり、一定の額までは配当が非課税の制度(NISA)があったりしますが、原則的には法人税として会社が1回税金を取られ、その残りカスを受け取った株主も1回税金を取られます。

結局、株主にしてみたら、自分の財産から2回も税金を取られてるんですよね。

二重課税というヤツです。

 

うーん、何とかならんのかい!