非天マザー by B-CHAN

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純金積み立ての特定保管と消費寄託の違い

預金

 
みなさん、こんにちは!
B-CHANです。
 
このブログの読者さんなら、ファイナンスのカテゴリの記事を読んでくれたこともあるでしょう。
その中でいくつか重要なキーワードを出しました。
ボクが重視しているのが、
  • インフレ
  • レバレッジ
  • ハイリスクハイリターン
ですね。
 
例えば銀行預金はインフレに弱くレバレッジも掛からずローリスクローリターンです。
だから、がんばって銀行に預金を貯めているサラリーマンはお金持ちになる確率はとても低いわけです。
 

金投資

 
銀行よりもリスクが高く、その分リターンも高い可能性がある投資の一つが金投資。
金というのは実物資産です。それ自体に価値があります。
例えば株式を考えてみてくださいよ。
株はそれ自体には何の価値もありません。
しかし株式の対象の会社の業績が上がれば株価も上がります。
株そのものではなく、その先の会社の信用度が株の価値を動かすんですね。
会社が倒産すれば株の価値もゼロです。
金にはそれがありません。
金自体の価値が変化するんです。会社のように利益を生み出すこともありません。
てことは、金で儲ける方法はただひとつ。
安く買って高く売るだけです。
でも、プロのディーラーなら別ですが一般人がいつも金価格を見続けるわけにはいきませんよね。
だから、比較的簡単に安く買って高く売る方法を以前書きました。
 
そう。ドルコスト平均法です。
 

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特定保管

 
今回は、金に関するもうひとつの大切な情報を書きます。
特定保管についてです。
特定保管というのは、財産がきちんと分別されている保管方法です。
だから、金を扱う会社が倒産しても、お客さんは金を失うことはありません。
金の特定保管を行っている会社はほとんど無いんですが、有名なのは田中貴金属ですね。
 

gold.tanaka.co.jp

 
田中貴金属という会社の財産と、お客さんから預かっている金とは完全に分別管理つまり特定保管されているので、田中貴金属が倒産しても、お客さんは金を100%取り返せます。プラチナも同様。ただし、銀については特定保管では無いです。
 
いっぽう、特定保管に対して、消費寄託という仕組み。
消費寄託とはあくまでも金を会社に預けて運用を任せる方法です。
つまり、お客さんの金としてではなく、会社の財産の一部として金を預かってもらうんです。
そして、お客さんは自分の持ち分の金を取り返す「権利」を手に持つわけです。いわゆる債権ですね。
てことは、その会社が倒産すれば、お客さんが金を取り返せなくなる可能性があります。債権は100%回収できるとは限りませんから。
田中貴金属以外の多くの有名な金取り扱い会社は、この消費寄託です。
そこ、気を付けましょうね。
 
あ、ちなみにボクは田中貴金属を使っています。