非天マザー by B-CHAN

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普通の人のための資産形成入門 その1.トータルで考える

年収

 

日本一、ネタ探しに注力しているブロガー、B-CHANです。

今日も頭痛なので、サラッとテキトーに書きたいんですが。

 

ボクってよく考えたら、銀行、保険、不動産の3つの業界を経験済みなんですよね。

それって、大多数の人の人生に深く関わることじゃないですか。

これをブログのネタにするのって、得意分野を記事にするわけで、しかもマーケットも大きく、本来ならもっとチカラを入れていい分野なんですよね。アクセス数も稼げそうですし。

なのにボクったら、今まで、iPhone入門やらSEO入門やらカメラやらクルマやら。

 

こんな記事を書いたりしてました。

 

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まあそれはそれで楽しいんですけどね。

 

で、今回から、こんなタイトルの連載を書いてみようと思いついたわけです。

 

普通の人のための資産形成入門

 

と言っても、各順序は決めてません。エッセイ的に思いつくままに徒然と書いていきます。

高度な知識よりも、概念を知ってもらおうと思います。

今回は、年収の話。

 

サラリーマンの平均年収って、統計にもよるんですけど、400万円台くらいだそうですね。

なので、年収1000万円などと聞くと、高収入な部類に入るわけです。

でも、年収1000万円でも生活が火の車の人もたくさんいます。

 

企業でも個人でも、まったく同じ考え方でいいんですが、手元に残るおカネと言うのは、年収では決まりません。

 

大切なのは、

 

収支

 

なのです。

収支とは、収入と支出のこと。つまり入ってくるおカネだけでは無く、出ていくおカネも考慮する必要があります。

 

年収1000万円の人が1年間に1000万円を使えば、収支はゼロです。

一方で年収400万円の人が1年間に300万円を使えば、収支はプラス100万円です。

 

後者の方がおカネが貯まるのです。

 

これ、よくある話何ですよねえ。

 

サラリーマンが出世して給料が上がると、やれ自分へのごほうびだ、などと言って、バッグやら高い腕時計やらを買ってしまうんですよ。

当たり前ですが、バッグも腕時計も、持っていたからと言って、金銭的には何のプラスにはなりません。マイナスです。

せっかく収入が増えているのに、それにあわせて支出も増やしてしまうと、結局、おカネは貯まらず。

それって、言い換えれば、収入が上がってないのと同じ状態なんです。

 

売上高

 

以前、こんなことを書いたことがあるんですよ。

 

とある自動車メーカーが自動車を1台たったの10万円で販売したら、空前の大ヒットになるでしょう。

売上高が過去最高!

で、喜んでいいのでしょうか。

1台作るのにコストが50万円かかってたら、猛烈な赤字です。

売上高は過去最高でも、それをはるかに上回る巨大な赤字で倒産。

意味ないですよね。

 

売上高は企業の年収ですが、そこだけを見ても意味ないんです。

売上からコストを引いた金額、つまり利益が大切なんです。

 

自動車が空前の大ヒット。

てことは従業員は大忙し。

ものすごく働いた結果、大赤字で倒産。

仕事が多くてうれしい悲鳴、とはならないわけです。

 

保険料

 

こんな記事も覚えていますか。

 

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よく、安い掛け捨ての保険をおススメする人がいますが、それはトータルで見ていません。

掛け金が月に1万円の保険と5万円の保険。

それに20年間加入したら、前者は240万円、後者は1200万円を保険会社に払うことになります。

ここ「だけ」を見たら前者がオトク、となりそうです。

しかし、解約返戻金に着目したところ、前者はゼロ、後者は1200万円ならどうでしょうか。

後者は20年後に1200万円戻ってくるのです。

前者は単に240万円を失っただけ、後者は1200万円の資産が形成されていることになります。

20年の間に亡くなれば保険金を受け取ればいいんですが、その間に亡くなるとは限りませんし、むしろ亡くなる可能性の方が低いでしょう。

そうすると、生きていた場合に受け取れる1200万円は大きくないですか?

 

※ホントは掛け金では無く保険料と言うのが正しいですが、あえてわかりやすく掛け金を書いておきます。

 

目先の情報

 

インターネットの時代になって情報が溢れかえっています。

目先の情報だけで行動して判断を誤る人も非常に多いです。

ある犯罪事件のネットニュースを見て、間違えて同姓同名のまったく関係の無い人に脅迫電話を掛けるバカな人も少なくありません。

目先の情報だけでの判断は自分にとっても誰にとっても何のプラスにもなりません。

思考力の放棄です。

 

表には裏があります。

情報は表裏一体で処理しましょう。

会計の概念が身についている人は、バランスと言う言葉が頭に浮かぶでしょう。

いずれ、そんな話もしてみたいと思います。

 

思考力を鍛えるために、こんな記事も読んでみてください。

 

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