非天マザー by B-CHAN

iPhoneの使い方、IT、ビジネス、金融、経済、不動産、保険、音楽、映画、ニュース、自己啓発その他。

不動産投資と株式投資を比べてみる

資産は強い 

資産

 

 

世の中には資産運用する人としない人がいます。

昔は銀行の普通預金の金利も少しは高かったので、普通預金にコツコツと預金するだけでも、多少は運用になりました。

しかし、いまはゼロ金利時代。

金利を上げると景気を停滞させるので、政策としてなかなか金利を上げることができません。

裏返して言えば、いまは金利を上げられるほど景気が良い時代では無いと言うことなんですね。

 

 なので、普通預金におカネを持っているだけでは運用にはなりません。

労働の対価として得る以上の速さでおカネを増やしたければ、何らかの運用をする必要があります。

 

ピケティの世界的ベストセラー本、21世紀の資本。

 

 

 

 

この本で謳われている有名な公式が、

 

r > g

 

です。

rはreturn(リターン)、gはgrowth(グロース)を表します。

リターンとは資本を運用して得られる収益、グロースは労働で得られる収益を意味します。

つまり、おカネを運用する方が、労働するよりも大きく稼げるんですよ。

だから、おカネ持ちはますますおカネ持ちに、労働者はますます貧しく、格差が広がる、と言うお話です。

 

コツコツと働いているだけでは絶対におカネ持ちになれないと言うことでは無いんですが、ほとんどの一般の労働者はおカネ持ちにはなれません。

なぜなら、収入が決まっているからです。

今月の給料が20万円で来月の給料が100万円の労働者は、まずいません。

だいたい毎月、同じ給料で、昇進に応じて少しずつ上がっていきます。

大企業の経営者にでもならない限り、巨額の労働収入を得ることはまずありません。

これは言い換えれば、普通に働くだけの人生を選択した時点で、

 

自分はおカネ持ちにはならない

 

と言う道を自ら選択したことになります。

もし、おカネ持ちになりたいと思うなら、その可能性がある選択をする必要があります。

 

宝くじがあるじゃないか、と思ったあなたはこれをどうぞ。

 

www.b-chan.jp

 

 

人生の結果は行動に基づきます。

ピアノの練習をしない人は絶対にピアノを上達することは無いんです。

 

 

リスクとリターン

 

 

普通の人がおカネ持ちになるには、その行動が必要です。

 

www.b-chan.jp

 

 

普通預金におカネを入れたまま、投資をしない人は言います。

 

投資に失敗したらおカネが減るから。

 

そりゃそうです。

おカネを減らしたくなければ、おカネが減るようなリスクをとるべきではありません。

では、普通預金におカネを入れておけば、おカネは減らないのでしょうか。

もちろん、額面は減りません。

100万円預けたら引き出さない限り100万円は残ります。

しかし100万円の経済価値は変化します。

 

ここに、プロ野球の長嶋選手の話を書いたので読んでみてください。

 

www.b-chan.jp

 

 

普通預金はインフレに弱い、つまり普通預金でもおカネは減るのです。

 

株式投資をしても、不動産投資をしても、金投資をしても、普通預金のままでも、いずれもおカネが減るリスクはあるわけです。

 

どれを選んでもリスクがあるのなら、普通預金だけにおカネを置いておくメリットは少なくなります。

どうせなら、リスクを取ることでリターンを得たいものです。

そのための投資なんですから。

 

投資の対象先として一般の人にポピュラーなのは、

 

  • 不動産投資
  • 株式投資
  • 金投資

 

です。デフレになれば普通預金の価値は確かに上がりますが、それでおカネ持ちにはなれません。過去20年くらい、日本はデフレでしたが、その間に普通預金の価値が増えておカネ持ちになった人なんて聞いたことないですよね。

 

金投資は、実はボクもやっていますが、どちらかと言えば貯金代わりです。

金そのものは収益を生み出しません。

金価格の上下によって価値が変動するだけです。

金は非常に安定した性質で、鉄のように錆びません。

1000年でも2000年でもほとんど変化しないのです。

しかも有限の金属。

なので、保有しておけば、価値がゼロになることはまずありません。

とりあえずの保険代わりの資産形成ですね。

 

問題は、不動産投資と株式投資です。

ボクは不動産会社に在籍するので、不動産投資をオススメしたいとことです。

実際、投資用不動産を扱う会社もたくさんありますし、不動産投資セミナーに出たことがある人もいるでしょう。

不動産投資と言っても、マンションの建物を1棟まるごと買う投資もあれば、マンションの1室だけを買う投資もあります。

 

1棟を保有すれば、例えば10室あれば、1室が空室になっても9室が埋まっていれば家賃収入は得られます。1棟だけでリスクヘッジができるんですね。

1室だけの投資だと、その1室が空室になれば家賃はゼロ。しかも空室でも銀行へのローン返済は必要ですから赤字ですね。0か100か。それが1室経営のリスクです。

その代わり、1棟を買うには大きなおカネが必要で、1室を買うだけなら比較的少額で済みます。

ワンルームマンションを1室なら数百万円から1000万円程度で買える物件もたくさんあります。当然、ローンの返済額も小さいので、リスクも小さいです。

しかし、昨今の不動産ブームで、物件価格はわりと高止まりしています。

マンション投資セミナーに参加してみてください。

マンションの1室の投資では、お小遣い稼ぎにはまずなりません。

むしろ、毎月の家賃収入よりも毎月のローン返済額の方が大きくなります。つまり赤字です。なので、他の収入でまかなう必要があります。サラリーマンの給料などですね。

では、なぜマンションの1室投資が存在するのでしょうか。

それは将来の年金代わりです。

ローンの返済中は赤字でも、将来、ローンの返済が終われば、家賃収入がそのまま手取りになります。

例えば40歳の人が20年ローンを組めば、60歳からは家賃を収入として得られるわけです。

まさに年金代わりですね。

しかし、1室のマンションと言っても、マンション全体の管理組合に入る必要はあります。劣化による修繕の費用は発生しますし、管理費も必要です。長期の大規模修繕のための積立金も必要です。

ローンが無くなっても支払いはいろいろと発生するのがマンションの1室保有の特徴です。

なので、儲けるための投資としてはあまり向いているとは言えません。

あくまでも年金代わりと考えた方が良いです。

 

一方の1棟投資。

これは金額が大きいので、ローンの組み方によっては、毎月、黒字になることもあります。

年金では無く、若いうちから収益を得たい人向けです。

しかし、部屋数も多く、トラブルが起こる確率も大きくなります。

1室ならサラリーマンが片手間にできるかもしれませんが、1棟だとサラリーマンが片手間にできない範囲になってきます。

つまり、そう言うリスクを見ておいた方が良いってことですね。

もちろん、管理会社に運営を任せれば良いんですが、その分、管理料がかかります。

ボクも管理会社で働いていますので、もし相談がある人がいれば、ボクに声を掛けてください。

 

若いうちにおカネを稼ぎたいのなら、選択肢としてはマンション1棟投資で、そしてそれにはそれなりのリスクがあるってことです。

 

 

株式投資

 

 

ここまで意図的に書かなかったんですが、おカネ持ちになるもうひとつの方法があります。

それは、

 

事業を興す

 

こと、つまり起業ですね。

勘違いしないで欲しいのは、起業しても、形態によってはおカネ持ちにはなれません。

それは、起業した会社の社長に就任して報酬を得るだけの形態です。

それは意味が無いんですね。

もちろん社長なので普通の従業員よりは高い報酬を得られるでしょうが、それだけです。毎月、定額を稼ぐと言う点で従業員と同じです。

大事なのは、起業した会社の株を保有すること、つまりオーナーになることなんです。

会社が成長すれば、その会社の価値は上がっていきます。

つまり、オーナーになることで、財産が増えていくんですね。

社長になることでは無く、オーナーになること。これが大事なポイント。

もっとも、大抵の起業家は自分が社長であり、自分がオーナーになることがほとんどですが。

 

そして、一般の人が起業と言う手間のかかることwしなくても簡単にオーナーになる仕組みが株式です。

 

ネットでも簡単に買える株式。

それだけで会社のオーナーになれるわけです。

もちろん、会社が利益をあげれば、その中から配当を得ることもできますし、会社が成長すれば、企業価値つまり株価も上がります。

 

よく、起業をしてみたいけど、実際にやるのはハードルが高いからサラリーマンのままでいる、そんな人が多いですが、さっきも書いたように、起業家がおカネ持ちになるのは企業のオーナーになった場合です。

つまり、一般の人が会社の株を買うのと基本的には同じことです。

 

不動産投資のハードルの高さと比べて株式投資の簡便さ。

 

日本政府は、日本人がまだまだ貯蓄率が高くて投資に関心が無い人が多いので、何とか投資に向かわせようと動いています。

ボクもそれには同感で、貯蓄率が高いことは、すなわち経済活動の停滞につながるため、ぜひとも投資に関心を持って欲しいと思うんですね。

さっきも言ったとおり、リスクを恐れて貯金だけしかしない人は、おカネ持ちにならないことを確定してしまっているわけで、しかも貯金にもインフレリスクがあり、正直言って、不利なんですよね。

 

 

ぜひともみなさんには、おカネをどんどん稼いで豊かになってもらって景気も良くして、貧困に苦しむ人が少しでも減るような社会を実現できるよう貢献してほしいものです。

 

www.b-chan.jp

 

 

www.b-chan.jp