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非天マザー by B-CHAN

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FXは為替が上がるか下がるかという二者択一を予想するだけのに、なぜ半分では無く大半の人が負けるのかという話

FXで商売の基本を学ぶ

 

みなさん、こんにちは!

B-CHANです。

 

今回は、元銀行員らしい記事を書いてみましょうか。

FXってやったことありますか?

日本語では外国為替証拠金取引と言います。

ルールはいくつかあるんですが、基本的な考え方はひとつ。

外国の通貨を安く買って、高くなったら売って利益を出すということです。

普通の商売とまったく同じですね。

安いモノを仕入れて高く売って儲けるということです。

リンゴ1個を90円で仕入れて100円で売れば10円の儲けですね。

FXも同じで、1ドルが90円の時に買って100円になったら売れば10円の儲けです。

何も難しくないですね。

ちなみに、1ドルが90円から100円に変化したらドル高と言います。

1ドルの価値が90円しか無かったのが100円に上がったからですね。

リンゴ1個の価格が90円から100円に値上がりしたらリンゴが高くなったのでリンゴ高と言う、みたいなモノです。

逆に言えば円が安くなったので円安とも言います。

 

上下を予想して当たる確率は50%

 

為替は上がるか下がるかのどちらかです。

なので、為替の知識が全くなくても、上がるか下がるかを予想すれば当たる確率は50%ですね。

コインの表が出るか裏が出るかを当てるようなモノです。

でもFXをやっている人の8割くらいは負けている(損失を出している)と言われています。

なぜでしょう?

 

スタートラインが後ろにある

 

理由は簡単です。

手数料が発生するからです。

FX取引をするにはFX業者を利用しますが、当然、業者は手数料を取ります。

話をわかりやすくするために大げさに言います。

1個90円で仕入れたリンゴが100円に値上がりして売却したら10円の儲けですが、もし手数料が15円かかるならマイナス5円ですよね。

つまり90円のリンゴが100円に値上がりしても赤字です。

15円の手数料を払っても儲かるためには15円以上値上がりする必要がありますね。

つまり、これだけでハードルが上がっているのです。

あなたが100メートル競走をするとします。相手はあなたと互角の実力があります。

しかしあなたのスタートラインは相手よりも1メートル後ろです。つまりあなたは101メートル競走をさせられます。

こうなると実力は互角でも勝てる可能性はグッと下がりますよね。

FXをやるということは、最初からスタートラインを下げた状態で競争をするのと同じです。

なので、予想を当てるという意味では50%なんですが、勝敗という意味では大きく負け越すのです。

 

ラクして勝てないのはセオリー

 

どんな世界にもラクして稼げる方法はありません。

ネットビジネスとかFXとかでラクしてカネ儲け、なんていう安易なフレーズに乗せられて手を出す人がいますが間違いです。

ボクは元銀行員なので金融知識は一般人よりはるかに持っていますが、それでもFXを始めるに当たっては、とりあえず前もって20冊ほどの専門書を読みました。

FXそのものの知識だけでは無く、法律知識、統計などの数学知識、経済知識、政治知識なども必要になってきます。

その上で実際にやりながら試行錯誤してスキルを身に付けていきました。

つまり為替の変動を予想するのは勘(カン)では無く、統計や政治や経済などの状態に基づく根拠あることなのです。

しっかりと勉強している人が質の高い仕事ができるのと同じことです。

勉強しない人はFXをやるべきでは無いですし、そもそもそういう人は仕事のクオリティも低いはずです。

ボクは友人にもFXをススメましたが、決してラクして儲かることは無いと警告していました。

逆に言えば、しっかり勉強すれば仕組みが比較的シンプルで稼ぎやすいのがFXなので、そういう理由でススメていました。

しかし友人の中には安易な考えでロクに勉強もせず大きな倍率で参入し、一瞬で100万円単位のおカネを失った人もいます。

警告を無視したからそうなったのです。

包丁は正しく使えば便利な道具ですが、振り回せば危険な道具です。

FXも正しく行えばリスクはとても小さいのに、それを学ばずに間違ったやり方で大損したんですね。

まさに正しい使い方を学ばずに包丁を振り回してしまったわけです。

損失の責任は本人にあるのに、まるでFXが危険、という間違ったイメージが世間にあるのは、そういった正しい認識を持たない人たちが多いからです。

自動車だって安全運転をすれば安全で、暴走すれば危険です。

道具が安全であるか危険であるかは道具では無く人間によるのです。

 

同じように間違った認識を持たれることが多い、外貨預金とFXの比較の話もついでにしましょう。

 

外貨預金は安全でFXは危険というイメージ

 

外貨預金は大手の銀行が主に取り扱っています。

FXは大小さまざまな事業者が行っています。

FXは元手を5倍とか10倍など、仮想的に大きくして取引を行うことができます。

これによって少ない元手でも大きく稼げる一方で、損失が出た時も大きくなります。

倍率を大きくすればするほどハイリスク・ハイリターンになるわけです。

この性質がFXがリスクが大きいというイメージの一因です。

なので、詳しく無いけど外貨をやってみたいという人が、なんとなくイメージだけで、外貨預金を選びます。

はっきり言わせていただくと、FXでは無く外貨預金を選ぶメリットは一切無いです。

イメージで判断せずに事実を客観的に分析して判断しないと、安全な方を選んだつもりが、かえって危険な方を選んでしまうことになります。

FXでは5倍10倍と大きな倍率を選択することもできますが、1倍も選択できます。

1倍を選択するということは外貨預金とまったく同じです。

しかし外貨預金とFXを比べると外貨預金の手数料は桁違いに大きいです。

さっきのリンゴの話を思い出してください。

1個90円で仕入れたリンゴが100円に値上がりして売却したら10円の儲けですが、もし手数料が15円かかるならマイナス5円と書きました。

つまり90円のリンゴが100円に値上がりしても赤字です。

これって言いかえれば、90円でリンゴを仕入れても手数料が15円かかるなら、結局、105円でリンゴを仕入れたのと同じですよね。

だからリンゴが105円以上に値上がりしないと赤字になってしまうのです。

これがFXだと思ってください。

では外貨預金はどうか。

手数料が150円です。

つまり90円でリンゴを仕入れて手数料が150円なので合計240円かかります。

リンゴが240円以上に値上がりしないと損失です。

ものすごくハードルが高いですね。

100メートル競走で言えば、10メートル後ろからスタートするようなモノです。

最初からかなり損した状態でスタートするので元を取るためにはものすごく大きく勝つ必要があります。

これが外貨預金です。

ここでは話をわかりやすくするためにリンゴの価格も手数料もデタラメな仮の数値を使いましたが、理屈はわかってもらえたでしょうか。

つまり外貨預金に預けるのであれば、FXの倍率を1倍に固定するほうが、はるかに損失は少なくて済むのです。

こういうことをきちんと学ばずに、ただ何となくFXは危険だとか外貨預金は大手銀行がやっているから安全というイメージだけで選択して損している人が多いのは残念です。

 

何事も外面で判断せず中身で判断しよう

 

ボクが言いたいのはFXがすばらしいという話ではありません。

物事を論理的に考えないことによって、かえって損したり、大切な人を危険な目にあわせたりしている人が世の中にはとても多いという残念な現実です。

外面やイメージに振り回されずに、きちんと中身で判断する。

笑顔のステキな人がステキな人間とは限りません。

笑顔のステキな詐欺師に騙される人もたくさんいます。

逆に豊かな表情を作るのが苦手でも心優しい人もたくさんいます。

人間も物事も外面では無く中身が大切。

ボクの人生の原則であり、その考えが多くの人を救えると思っています。

他の記事も読んで、ぜひ学んでみてください。

 

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