iPhone6シリーズの普及速度はiPhone5シリーズの倍
みなさん、こんにちは!
B-CHANです。
9to5MacというサイトがiOS8の普及速度とiPhone6シリーズの普及速度を公表しています。
2つの話題があって、ひとつ目はiOS8の普及速度がiOS7やiOS6より遅いという話ですが、ボクが注目するのはふたつ目の、iPhone6シリーズの普及速度のグラフ。
(via:9to5Mac)
このグラフは、使われているiPhone全体の内、何%を占めているかを表しています。
横軸は発売後の日数、縦軸はパーセンテージです。
例えば17日目には水色のiPhone5sが2%弱、オレンジ色のiPhone5cが1%弱の位置にいることがわかります。
一方、同じ17日目に、iPhone6はおよそ4%、iPhone6 Plusはおよそ1%の位置にいます。
使われているiPhone全体の内、17日目にはすでに5%がiPhone6シリーズになったということです。
グラフを見てざっくり言えば、iPhone6シリーズはiPhone5シリーズの倍の速度で普及していることになります。
これは、単にiPhone6シリーズがiPhone5シリーズの倍の速度で売れているということではないです。
使われているiPhoneに占める割合を表しています。
しかし、使われているiPhoneの台数そのものが増えている、つまりiPhone5シリーズが発売された去年より、今年のほうが母数自体が増えているのです。
同じパーセンテージでもiPhone6シリーズはiPhone5シリーズの倍を上回る速度で売れているという意味になるはずです。
単なる売れ行きを表すグラフならずっと右肩上がりになるはずですが、10日目の部分でiPhone6の数値がいったん落ちています。
つまり、この日にはiPhone6以外の機種が売れて、相対的なiPhone6の台数比率が落ちたと考えられます。台数が減ったのではなく多機種に対する相対的な比率が減ったのです。
同様にiPhone6 Plus、iPhone5c、iPhone5も落ちていることから、iPhone5もしくはiPhone4s以前の機種が一時的にセールか何かで伸びたんでしょうか。
好調な大画面iPhone
どっちにせよ、Appleにしてみれば、iPhone6シリーズの売れ行きはこれまでを引き離す好調ぶりで、やはり市場は4.7インチクラスの画面を望んでいたということでしょうか。
他にiPhone6の新機能といえば高度計ですが、高度計のおかげで売れ行きが伸びるとは考えにくいですし、カメラに手ぶれ補正が付いたのはiPhone6Plusだけですし。
iOS8の伸び悩みを見ても、iOS8の人気とも考えにくいですし。
やはりiPhoneが世界のスマートフォンで標準的な4.7インチサイズになったことが要因なんですかねえ。
グラフを見ながら、そういう分析をしている秋の夜長でした。
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