非天マザー by B-CHAN

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交差点で命を守るために

人間とクルマがぶつかれば確実に人間が負け、重い傷を負う

 

みなさん、こんにちは!

B-CHANです。

 

日本では年間の交通事故で亡くなる人が4000人以上。

毎日毎日10人以上が交通事故の犠牲になります。

あなたがこれを読んでいる今日も10人、明日も10人、命を失うわけです。

しかもこの数は警察の統計値で事故から24時間以内の数のみの数値。

実際の被害者数はもっともっと多いです。

さらに、生き残っても、上の動画のような事故で脊髄損傷だと手足が動かなくて一生、車イスとか寝たきりの生活になります。

ケガ人の数は年間数十万人から100万人とも言われます。

100万人なら日本人のおよそ100人に1人が1年の間に交通事故でケガする計算です。

10年の間に日本人のうちの10人に1人がケガするということです。

恐ろしく高い確率です。

テレビや新聞などの報道で、毎日のように交通事故のニュースを聞くと思いますが、聞くだけでは実感が湧きません。

でも交通事故の現場では、上の動画のようなことが実際に起こっているわけです。

こういうのが年間に何万件も何十万件も起こっていて、あなたがその被害者になる確率もとても高いのです。

めちゃくちゃ痛いですよ。

肉体的痛みと人生の痛み。

 

交差点での信号待ち

 

ボクはクルマには乗らないので基本的にはどこへ行くときも歩行者です。

交差点で信号待ちをしているときに、いつも気になることがあります。

それは歩行者が、走っているクルマに注意していないことです。

次の図を見てください。

信号待ち

 

人物は南から北へ向けて横断歩道を渡るんですが今は南北方向は信号が赤なので待っています。

東西方向にクルマが走っています。

クルマは左側通行なので、人物の目の前をクルマは右からやって来て左方向へ走っていきます(緑色の矢印)。

これ自体はよくある光景ですが、ボクが実際の日常生活で、信号待ちの人たちを見ていると、ほとんどの人はクルマを見ていません。

建物を見たり正面を見たり携帯電話を見て信号を待っています。

これは危険です。

万が一クルマの運転手が運転操作を誤って突っ込んできても、歩行者がクルマを見てなければ歩行者にまともに激突します。

2トンの重量のクルマが時速40km以上で人間に突っ込んできたら、まず間違いなく全身のかなりの骨が折れたり頭蓋骨が粉砕されるでしょう。

生きていても障害が残ります。

クルマが突っ込んでくる

 

このケースで一番危険なのは、歩行者に一番近い、右から来るクルマです。

なので、信号待ちの間はボクは絶対に右から来るクルマを注視しています。

その次が左から来るクルマです。

いつ突っ込んできても避けられる体勢を採るか、ガードレールもしくは電柱などの死角になる場所に立つようにしています。

注視

 

ボクは交通事故では無いんですが、ある事故で骨折し、神経が影響を受けたので、右腕が不自由な障害者です(国に障害者申請はしてませんが)。

骨折よりも何よりも神経の損傷は一生治らないし、神経が損傷すると、その部位は機能障害になります。

交通事故のニュースを聞くだけだとわかりにくいですが、仮に死者が出なくてもケガ人が出ていれば、その被害者は一生の障害を負って生きている可能性が高いのです。

 

完璧にすべての事故を防ぐのは不可能ですが、ホントは防げた事故なのに注意の有無で運命を左右されるのはもったいないです。

 

もちろん第一の責任は運転者ですが、交通事故の恐ろしいところは、クルマという硬い殻に囲まれた運転者よりも無防備な歩行者がはるかに重い傷を負う点です。

 

他のどんな事故よりも圧倒的に高い確率で毎年多数の犠牲者を出している交通事故。

確率的には、このブログを読んでいる人の10人に1人が、今後10年の間に必ず犠牲になることを考えれば、ぜひ自分の身を守って欲しいです。

脅しでは無く、毎年確実に大量に起きている現実です。

 

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