オーディオインターフェースの続き
オーディオインターフェースを探しています。
個人の宅録(自宅録音)や音楽鑑賞、映画鑑賞用なので、プロ用の高性能なのは必要無いんですが、機能に関してはかなり念入りに調べています。
ダイレクトモニタリング
性能は高く無くても良いけど、機能が足りないと実現できないことがある。
なので機能は重要です。
そのひとつがダイレクトモニタリング。
オーディオインターフェースには何らかの楽器をつなぐわけですが、その音はオーディオインターフェースの内部を通ってパソコンに入り、パソコン内でエフェクトなどの加工を施され、再度オーディオインターフェースにやって来て、そこからアンプやスピーカーに出て行くわけです。
例えばギターをつないで演奏した場合、その音をすぐに聞きたいですが、それがいちいちパソコン内部を通って戻ってくるのを待っていると時間がかかります。
この待ち時間のことを、レイテンシー(latency)と呼びます。
実際にはレイテンシーは1秒どころか0.1秒もかからないくらい短いので気にしなくていいんですが、速いフレーズを弾くと、そのわずかな遅れでも気になります。
ダイレクトモニタリング機能があれば、オーディオインターフェースに入力した楽器の音をパソコンを介さずにダイレクトに出力できます。つまりレイテンシーの無い音を聞くことができます。
安いオーディオインターフェースでは意外とこの機能が無かったりします。
ループバック
ループバックとはその名の通り、パソコンで再生した音がオーディオインターフェースに入った後、再びパソコンに戻る機能です。
この機能はとあるサイトで絶対に必要で、そのためにループバック機能を持つオーディオインターフェースが増えました。
それは、
です。
ニコニコ生放送、通称「ニコ生」では誰でも簡単に生中継ができます。
実際、自宅などから自分で放送している人がたくさんいます。
単にカメラやマイクで撮影して放送するだけなら、ループバック機能は不要です。
単にパソコンにカメラをつなぐだけでOKです。
でも、パソコンで音楽を流して、それをバックにして自分の声を放送したい場合はループバック機能が必要になります。
パソコンで演奏した音がいったんオーディオインターフェースに入ります。
オーディオインターフェースにはマイクもつなげるので、そこで自分の声も入力します。
そして、パソコンの演奏と自分の声が合成され、再びパソコンに戻ってきて、ニコ生で放送されるわけです。
ハイレゾ
ダイレクトモニタリングとループバックは機能面での話なので、オーディオインターフェースに搭載されていなければ実現できません。
その2点はとりあえず押さえておきたいところです。
あとボクが気になるのがハイレゾ。
音楽CDの性能は44.1kHz/16bitです。長年、これが大衆音楽の標準でした。
ここ数年はハイレゾ音楽が普及しつつあります。
性能的には96kHz/24bitもしくは192kHz/24bit。
数字の意味は後日、別の記事で説明しますが、とりあえず圧倒的に生の音の再現性が上がっていると思ってください。
オーディオインターフェースもできれば、192kHz/24bitに対応したモノを持っておきたいです。
個人の自宅で持つモノなので、ベーシックな機種で良いんです。
ただ、性能面は程度の差の問題ですが、機能面は有る無しで100か0かになってしまうので、機能面はしっかり検証した方が良いです。
これはどんなモノを買うときも同様ですね。
と言うわけで現時点でボクが候補としているのは以下です。
ボクと同じ境遇の人は参考にしてください。