犯罪者の仕事復帰
ボクはテレビを見ないので、この人たちがどんな様子なのかはよくわからないんですが、ここ最近、わいせつ犯罪に関する話題が2つありました。
山本はテレビ復帰が話題になっていますが、ボクはそれには大反対です。
犯罪というのは法治国家では法的に裁かれるべきなのは言うまでもありません。
山本は芸能界から離れ、社会的に制裁を受けたと言われています。
だからテレビ復帰の動きになるわけです。
制裁を受けたんだから、その後の職業選択は当然自由。
そりゃそうでしょう。
でもね、一番大切なのは、被害者なんですよ。
こんな例えをしてみましょう。
あなたが、ある日いきなり、見知らぬ男に包丁で刺されました。
あなたは何とか一命を取り止めますが、体に傷は残り、精神的にも恐怖心が植えつけられます。
男は数年間の刑罰を受け終えて、何と、あなたのすぐ近所に暮らし始めました。
あなたは、
「もうあの人は刑罰も終えたから。」
と平気でいられますか?
まず無理です。
できれば一生、目に触れたくない相手でしょう。
わいせつ犯罪の被害者も同じです。
例え刑罰が終わろうが制裁を受けようが、加害者には二度と会いたくないし目にしたくないのです。
テレビは特殊
しかし、数ある職業の中で、テレビタレントというのは特殊です。
テレビに出る以上、不特定多数の目に触れるんです。
当然、被害者が意図せず、テレビに出ている加害者を見てしまうことがあるでしょう。
被害者の心情を考えれば、それは道義的に避けるべきことです。
だからボクは言いたい。
加害者も罪を滅ぼせば、その後の職業選択は自由です。
しかし、テレビやラジオだけには出ないでください。
公共の電波に乗ってはダメです。
罪を滅ぼした加害者よりも、被害者の方をずっとずっと尊重すべきだから。
山本には二度とテレビ・ラジオに出てもらいたくないです。
テレビをまったく見ない、被害者で無いボクですら、そう思うんです。
被害者のことを思えば、多くの人たちが山本のテレビ復帰を阻止して欲しいですね。
良心をもって。
もちろん今回の高畑も、このまま刑が確定すれば、その後は未来永劫、テレビには出ないでください。
心からそう思います。
もっともっと被害者に寄り添った社会になりますように。