メモか写メか
みなさん、こんにちは!
B-CHANです。
この記事が話題になってます。
昔の人は手書きでメモを取り、今の人は写真を撮るという話です。
これ、みなさん、どう思いますか?
本質
ボクはこのブログで何度も、物事は外面ではなく中身で判断しようと言い続けてきましたよね。
物事は本質で考える必要があります。
メモを取ることの本質って何ですか?
そうです。
覚えることです。身に付けることです。
メモを取ることは、そのための手段のひとつです。
しかし、メモの代わりに写メを撮る人を批判するってことは、その本質が抜け落ちています。
目的は身に付けることで、メモはそのための手段のひとつ。
にも関わらず批判する。
つまり、批判者にとっては、メモを取ることが目的になってしまっているんです。
だからメモを取らないと批判する。
よくある、目的と手段を取り違えているわかりやすい事例です。
目的
覚えること、身に付けることが本来の目的なので、それにもっともふさわしい方法は人によって違うはずです。
手書きでメモを取ったほうが覚えやすい人もいれば、写真を撮って何度も見直す人もいるでしょう。
極端なことを言えば、音声に吹きこむのもひとつの方法です。耳から覚えるタイプですね。
どの手段を使っても、それで本来の目的である、覚えること、身に付けることが達成されるのならそれで良いわけです。
お門違い
ちなみに、写真を撮って良い場所と悪い場所があるんだぞ、と批判している人もいます。
それなんて完全に論点がズレてますよね。
それなら、写真を撮って良い場所では、メモ代わりに撮影するのはOKという理屈になります。
つまりその批判は写真の良し悪しとは無関係です。
単に場所選びとマナーの話です。
なのに、他の批判と同じ序列に載せてしまっているのは、意図の読み違えとしか思えません。お門違いです。
記憶
ちなみに、手書きの方が記憶しやすいという説は、ボクは疑問を持っています。
本をたくさん読む人はわかりますが、本の内容をいちいちメモする機会は少ないです。
本の内容を身に付けたいなら、本を何度も読めばいいんですよ。
つまり書くことや撮影することの選択が大事なのではなく、繰り返し読む回数が大事なんです。
手書きメモであろうが、撮影した写真であろうが、それを何度も読み返せば身に付きますよ。