書き続ける重要性
ブログをやる以上、アクセス数(ページビュー)を増やしたいと思うのは当然のことでしょう。
そのためにSEO(検索エンジン最適化)が必要だと言われています。
SEOのひとつとして、ブログ記事をたくさん書くこと、毎日書くことが推奨されることがあります。
それに対して疑問を呈する意見もあります。
ボクのこのブログは、昨日までで975日連続で書き続けています。
記事数は2700本弱に到達しています。
当然ながら、1000日連続更新を目指していますし、3000本も目指しています。
毎日、ブログを書くことがSEOになるかどうかを議論する前に、もっと単純に考えてみてください。
例えば、毎日毎日、同じ番組を流しているテレビって、あなたは見たいと思いますか?
最初は見るでしょうけど、いずれ見なくなりますよね。
いつも新しい番組を流すから、多くの人はテレビを見たくなるわけです。
これ、ブログにも当てはまりますよね。
先月見たブログが、今月も更新されていなければ、来月はもう見ないでしょ?
昨日と今日とで違う記事がアップされていれば、明日も見たくなりませんか?
たまにしか記事をアップしない人でも集客力があるブログがありますが、それはその人に高度な才能があるからです。
でも、みんながそんな才能を持っているわけではありません。
なら、才能で勝負するのは避けて、努力で勝負しましょうよ。
100メートルを10秒未満で走ることができるのは、限られた人だけですが、100メートルをゆっくりでも良いから毎日走るのは、誰でもできます。
やるかやらないか、意思の問題です。
ボク自身は高度な記事を書く能力は持っていないので、その代わりに毎日書き続けているわけです。
つまり、明日はどんな記事がアップされているかと気にしてくれる人を読者層にしているわけです。
実際、月間30万ページビューを維持しています。
記事数が2500本を超えるブログなんて、世の中でごくわずかでしょうし、記事数2500本と月間ページビュー30万の両方を達成しているブログはさらに少ないでしょう。
そう言う意味で、高度な能力を持たないボクは、ちゃっかりとブログで成功しちゃっているわけです。
書くことを習慣化しているからですね。
ネタ集め
で、それなら世の中の多くの人ができるんですが、そこでぶち当たる最大の壁が、記事ネタ探しだと思います。
ではなぜボクは、975日も連続で書き続けられるのか、あるいは、なぜ2500本以上も書けるのか?
世の中の多くの仕事に当てはまることですが、メモを取ることがとても大切です。
気になったら、とにかくメモ。
メモ、メモ、メモ。
ボクは、メールをメモ代わりにしています。
こちらの記事を読んでください。
とにかく、何かあったら、その場で自分宛にメールするんです。
ニュースを見て気になったら自分宛にメール。
面白い出来事があったら自分宛にメール。
本を読んで気になることがあったら自分宛にメール。
そして、ブログを書く時間になったら、自分宛のメールにざっと目を通すのです。
ボクのGmailのブログネタフォルダのほんの一部をお見せします。
この中から、書くことを選ぶわけです。
ブログは辞書や辞典では無いので、定義や説明を書く必要はありません。
例えば、新型iPhoneが発表されたニュースをブログに書く必要なんて無いわけです。
なぜなら、それはすでにニュースサイトで書かれていますし、集客力において、ブログはそれらにはとうてい及びません。
同じ土俵で戦っても勝てませんし、そもそも魅力もありません。
新型iPhoneが発表されたのなら、それに対して自分がどう思ったのかを書けばいいんです。
自分が思ったことは世界中で自分しか書けません。
その独自性が、読者を生むのです。
そして結果的に、その独自性がSEOにも有効になるのです。
完璧な記事を目指していては、いつまでたっても書き始められません。
気軽に、まずは書き始めるのが大切です。
自転車って、こぎ始めは重いですが、いったんスピードが出るとラクに走れますよね。
それと同じ。
まずは書き始めてみる。
いったん書くことになれれば、書き続けられるのです。
毎日、歯を磨くのと同じように、毎日、ブログを書くのです。
最初に言ったように、毎日書くことで、明日の記事を楽しみにしてくれる読者が明日も見に来てくれるのです。
SEOのための更新では無く、読者のための更新。
もし、あなたが、ブログのページビューを増やしたいと思う人なら、才能を磨くことよりも、行動する意思を磨くことをオススメします。
今回のこの記事、実は9割ほど書き終えたところでパソコンがフリーズして下書きがすべて吹き飛んで、また最初から書き直しました。
それでもこうやって書けるのは、書く意思があるからです。