仕事以外の時間を楽しく過ごすために仕方なく仕事をする人生?
みなさん、こんにちは!
B-CHANです。
ここ数年、ブラック企業というキーワードを聞かない日は無いくらい世間をにぎわすブラック企業。
ボクはブラック企業批判の話をする人に、よく手塚治虫の話をするんですよ。
鉄腕アトム、ブラックジャックをはじめ数々の名作を残した日本を代表する漫画家、手塚治虫。
彼は、死ぬまで病床のベッドで漫画を書き続けました。
つまり死ぬまで仕事を続けたんですね。
これを現代のブラック企業批判論的に言えば、
「病気でありながら死ぬまで病床で仕事をしなければならないなんて!」
と言う感じでしょうか。
ボクは別にブラック企業を擁護するつもりはありませんし、違法なブラック企業はもちろん取り締まる必要があります。
ただ、
「たくさん働かなければならないからダメだ、嫌だ、損だ。」
という単純思考もどうかなと思ってしまうんですよ。
つまり、何となく、
仕事 = 悪
みたいな感じになってません?
できれば仕事をしないで生きられれば幸せだ、みたいな。
ボクの仕事のキャリアは大企業からベンチャーから外資系から零細企業から個人経営までいろいろありますが、例えば某メガバンクにいた頃やベンチャーにいた頃は、1年間連続で午前様もしくは朝帰りでした。
ぶっちゃけ、正規の労働時間より残業時間の方が長いよね?という生活です。
労働基準法的にはアウトですね。
これが何年も何年も続きました。
今の世の中で言えばブラック企業ですね。
ボクの感想を言いましょう。
「1日で2日分の仕事ができる。1年で他の人の2年分のスキルを身に付けることができ、しかも給料ももらえる。得だなあ。毎日、楽しくて気づいたら朝になってる。」
こんな感じですかね。
つまり、労働時間が長いから嫌だ〜ではなく、非常にお得感満載です。
単に生活費を得るために仕方がなく仕事をやる人は、同じ給料をもらうなら労働時間は短い方がいいんでしょう。
しかし、生活費を得る必要があることからは逃れられないし、その手段が仕事ですよね。
そして人生の大部分の時間を仕事をして過ごすわけです。
仕方なく仕事をする人は、人生の大部分の時間を仕方なく過ごすという意味になります。
それって、それでいいんですかね?
人生の大部分を仕事をして過ごすことから逃れられないのであれば、仕方がなくではなく有意義であるべきですよね。
そう考えると、やるべきことが見えてきませんか?
ブラックだ~ブラックだ~と言い続けて変わらない人生を「消化」し続けるのか。
それとも見方を変えて、実は自分にとって有意義な時間として「蓄積」するのか。
それでもブラックだと思うのなら、それを変える方法は無いのか。
それを考えることや行動を起こしたか。
- 仕事をすることは損
- 仕事以外の時間が来るのが楽しみ
- そのために我慢して仕事時間(人生の大部分)が過ぎ去っていくのを待つ(消化)
そうじゃなくて、
- 仕事をすることは得
- 仕事の時間が楽しみ
- 仕事以外の時間も楽しみ
嘆くことで世の中は変わりません。
自分の人生は自分で決めるのです。
つまり行動が必要です。
昨日まで嘆くだけだったあなた、今日から行動しませんか?
明日からではなく今日からです。
手塚治虫は仕事をしないという選択肢もあったのに、「自分の意思」で死ぬまで仕事をすることを選んだんです。
仕事をすることが損、ではなく、仕事をすることが幸せ、だったわけですね。
その考えを持てば、ブラック企業だから損、ではなく、もしかしたら、ブラック企業と言われてるけど自分にとってはラッキー、という見方もできるかもしれません。
仕事が多いからブラック、少ないからホワイト、ではなくて、仕事が多いからホワイトつまり幸せで楽しいと言える状態です。
願わくば、すべての人が、人生の大部分を仕方なく消化して、残りの部分だけを楽しみに生きる、なんてことが無くなってくれればいいなと思います。
念の為に繰り返し書きますが、違法なブラック企業は取り締まるべきです。
今回の趣旨は、それとは全く別の話です。
そして、長時間労働をしろと言っているのでもありません。
その点、お間違いなく。
読み間違えた人は、もう一度、先頭へどうぞ。
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