非天マザー by B-CHAN

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注意喚起。震度とマグニチュードは違う(特に東京の人へ)

正確な情報によって正確な判断を行える


前回も書きましたが、地震経験者は経験をアウトプットして役に立てましょう。
ボクが東京に住んでいることと東京は特に人口が多いのでタイトルに入れました。他意はありません。
今回の地震はマグニチュードが過去最大です。
しかしマグニチュードと震度を混同しないようにしてください。
広範囲に渡る地震なので、地震の規模を表すマグニチュードは当然大きくなります。
しかし震度は別です。震度は揺れの大きさです。
今回、東京は、わずか震度5でした(文脈上、あえて「わずか」と書きます)。
今回の地震の規模が過去最大級だからと言って、東京の人たちは、
「自分たちは過去最大の揺れの地震を経験した」
と思わないでください。大間違いです。
東京の友人知人何人かに聞きましたが、みんな家具やオフィスのキャビネなどが倒れないように手で押さえていたと話しています。
これは危険です。
たまたま、東京ではわずか震度5で済みましたので、あの程度の揺れ(それでも多くの人は恐怖を感じたでしょうが)で収まったのです。
もし東北のように震度7が来たら、とても手では支えきれません。
ボクは兵庫県の宝塚市で阪神大震災の震度7を経験しましたが、今回の東京での揺れとはくらべものにならないくらい激しい揺れでした。もちろん街中の建物はほぼ倒壊し壊滅状態でした。
周囲のがれきの中から、
「助けてー」
という悲鳴がたくさん聞こえていました。
残った建物の中でもベッドが部屋の端から端まで吹っ飛び、タンスも飛んで倒れ、墓石も遠くへ飛びました。人間が家具を手で押さえても、家具ごと飛ばされ下敷きになります。
もう一度言います。今回、たまたま東京ではわずか震度5だったので建物もほとんど倒壊していません。家具などを手で押さえられました。
でも震度7が来たらそんなことはできません。危険すぎます。絶対にやめてください。
地震は人災ではなく天災です。もう来ないとは誰にも言えません。
次に来る地震は震度7かもしれないのです。
今回の最大級の地震でもキャビネを手で支えられたんだから次も大丈夫だとは思わないでください。
最大なのは、あくまでも「規模」であって、東京での震度は決して最大級ではありませんでした。もっともっとはるかに大きな揺れの地震が起こりうるということです。
ですので次回は絶対にキャビネやタンスを手で支えようなんて思わないでください。
「無駄に」命を落とします。
昨日も話していたんですが、自分が住んでいる建物や職場の建物の情報はあらかじめ頭に入れておいてください。
特に1981年(昭和56年)以前の建築は古い耐震基準によって建てられています。
今回はたまたま震度5で済みましたから倒壊せずに済みましたが、震度7クラスであれば倒壊する可能性は十分にあります。
古い建物にいる人は大きな地震が来たら家具を支えることよりも外に逃げることを心がけてください。
逆に新しい建物にいる人はむやみに外に逃げずに、建物内の安全な場所(家具が飛んでこない場所)に移動しましょう。
もう一度書きます。東京の人たちは、
「自分たちは過去最大の揺れの地震を経験した」
と勘違いしないでください。決して最大ではありません。その勘違いが将来、命取りになる可能性があります。震度7は建物が倒壊するくらいもっともっともっと激しく揺れます。
今回の地震でも、過去の地震によって「地震慣れ」してしまっていて逃げ遅れた東北の人もいます。今回経験したことで、
「こんな程度か」
と思わず、将来必ずもっと大きな揺れが来ることを意識しておいてください。


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