非天マザー by B-CHAN

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当たり前のことが当たり前として通用していない世の中の話

味の好みが違うのは当たり前、意見が違うのは当たり前


料理の味の話です。
料理の味の好みって人によって違うんですよ。
って、書くのもばからしいくらい当たり前のことですよね。
なのに、
「あんな店、どこがおいしいんだよ。おまえの舌はおかしいんじゃないのか?」
のような発言を、ホントによく聞きます。
ボクはラーメンが趣味なので、ラーメンのブログもたくさん読むんですが、ひどいのになると、
「こんなまずいラーメン店に行列を作っている客たちは馬鹿だ」
みたいな趣旨を平気で書いているブログがわりと多いんですよ。
まるで、自分の味覚が正しくて他人の味覚が間違っていると思い込んでいるようです。
冒頭に書いたとおり、味覚は人によって違うのが当たり前で、自分がまずいと思ったからと言って他人もそう思うとは限らないはずです。
なのに、平気で他人を馬鹿呼ばわりするブロガー。
当たり前のことを考えることもせず、そういうことを平気で言える人こそ馬鹿なんじゃ無いかと思うんですけどね。


だから、料理店を選ぶときも、人気があるかどうかを気にする必要は無いわけです。
なぜなら、人気というのは他人の評価だから。
自分以外の100人が全員、おいしいと口を揃えていても、自分が食べておいしいとは限らないわけです。
実際に自分で食べてみないと評価はできないはずです。
わざわざ他人に合わせて、自分がおいしいと思えない店で無理に食べるなんて損なだけですから、自分の意思で店を選べばいいと思います。
でも、その場合でも他の100人は馬鹿でも何でも無くて、自分とは好みが違うだけなんです。


書けば書くほど当たり前なんですけどね。
でも当たり前のことができない人が多いので、こうやって記事にできるわけです。