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iPhone4Sが登場した携帯電話販売ランキング

ランキングは一面にすぎない


まずは、これを見てもらいましょうか。


携帯電話週間ランキング(2011年10月3日〜10月9日)…BCN


iPhone4Sが初めて登場した携帯電話販売ランキングです。
予想通りとは言え、見事にiPhone4Sが1位から6位まで並んでいますね。
一方で旧機種であるiPhone4も9位に入っています。実は11位にもiPhone4の32GBモデルが入ってるんです。
もう一つは9月の月間ランキング。


携帯電話月間ランキング(2011年9月)…BCN


こちらは最新機種であるGALAXY SIIがトップ。発売から1年3ヶ月もたったiPhone4はさすがに1位は取れず、2位と7位。
ところがからくりがあるんですよ。
1位のGALAXY SIIのシェアは6.9%、一方のiPhone4はランキング上では容量別に分かれていますが、16GBモデルと32GBを合わせるとシェアは8.6%になるんですよ。
つまりGALAXY SIIが69台売れる間にiPhone4は89台売れてるわけですよね。
機種の分類のやり方によってランキングの見かけの順位は変わりますが、実際に増えている台数では相変わらずiPhone4が1位なんですよ。
強大なドコモでは無く、不利なはずのソフトバンクで、こんなに古い機種が最新の機種よりも売れてしまうと言うのがiPhone4の恐ろしさというか異常さだと思います。


「auもiPhone販売」の報道後も売れ続けたiPhone 4、新型「iPhone 4S」はどうなる?


でも、ランキングというのはあくまでも統計上の数値で有り、客観的な事実を表しているだけに過ぎません。
その機種の優劣とは別の問題です。
いつも書くことですが、ランキングというのは他人の評価であって自分の評価ではありません。
例えば、寝室用に小さなテレビを買おうと思っている人が、テレビの販売ランキングを見て42インチのテレビがランキングの上位に来てるからと言って、それを買っても意味が無いわけです。
大事なのは人気の機種を買うことでは無く、自分の用途に合った機種を選ぶこと。
ワンセグを見ることが一番の用途の人がiPhoneを買っても意味が無いですし、iPhoneの操作性を手に入れたい人がいくら高スペックだからと言ってAndroid機を手に入れても意味がありません。
自分の人生ですから他人の基準では無く自分の評価基準で動きましょうよ、って何回言いましたかね。
ボクが今iPhoneを使っているのは、iPhoneが人気があるからでは無く、自分の用途に合致しているからです。当然、いずれ変わる可能性があります。


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