ほんの一握りのブロガーだけが体験できる領域
2009年12月20日から書き始めたこのブログ、一昨日、100万ページビューを超えました。
今まで一度でも見ていただいた方、ありがとうございます。
開始した月はアクセス数がゼロでしたので、ぶっちゃけ、個人が片隅でつぶやいている感覚だったんですが、続けているうちに、いろんなサイトさんで紹介してもらったり、ラーメン屋さんのオーナーさんから、うちの店にも食べに来て、なんて声をかけてもらうようになり、ずいぶんつながりができてきたのを実感しています。
トータルアクセス数が100万を超えました。
2010年の推移
2011年の推移
2012年の現時点までの推移
以前から書いているように、このブログは趣味では無く、ボクの事業の一つです。
お小遣い稼ぎでは無く生活費稼ぎです。アクセスが無くなると死にます。
なのでアクセス数アップのために研究を重ね試行錯誤していろんな手法を使っています。
- SEO対策
- 記事のネタの吟味
- SNSの活用
- 人脈の活用
- デザインの研究
ボクが考えるビジネスモデルの分類方法として、
- 一対一ビジネス
- 一対多ビジネス
というのがあります。
例えば物販店でお客さん一人一人に商品を販売していくのが一対一ビジネス。
一方、ブログやテレビ放送の様に発信側が一に対して受信側が多数なのが一対多ビジネス。
この一対一ビジネスに取り組むか一対多ビジネスに取り組むかというのは大きな分岐点だと思っています。
例えば同じインターネットでも、物品を販売して配達するのは一対一ですね。一人からの注文に対して一回の発送作業が発生します。
一方でアプリのダウンロード販売は一対多です。一度アプリを制作して登録しておけば不特定多数の人がダウンロードします。
ヒントになるかどうかは人それぞれですが、ボクはこの一対多という枠組みを使うことにしました。
これまでに繰り返し書いていることですが、景気が悪いことは何も良いことはありません。
収入が少ないから結婚しない、子供を作らない、自殺する、つまり本来の人間の生き方が本人達の意思とは無関係に経済条件によって影響を受けてしまっているわけです。
とても悲しいことですよね。
なのでみんながもっともっと稼げるようになって景気を浮上させ自分の意思とは無関係に不幸な方向に進まざるを得ない人を少しでも減らせればいいなと思っています。
そのために必要なのが経営感覚です。
ボクは幸いにも超大手企業、外資系企業、ベンチャー企業、零細企業、企業の立ち上げ、個人経営をすべて経験していますし、倒産も経験しています。
2度の震災や大けがによる入院・手術も経験しています。
要するに良いも悪いも多種多様なあらゆる局面を体験したわけです。
大手企業にしがみつけば確かに収入は良いです。
自分の名前ではなく企業の名前で仕事ができるのでお客さんも付きやすく、社員個人の能力以上の給料がもらえます。
しかし、既存の組織から既存の仕事を与えられ給料を与えられるだけでリスクは負わないので、能力はたいして伸びません。
人間というのは厳しく訓練した方が成長するのです。
ピアニストだってテニスプレーヤーだってみんな厳しい練習をして勝ち残っていきます。
「嘘だ!自分は高い能力で会社に給料以上に貢献している!」
と思う人、今すぐ退職して自分で起業してみてください。それで同じ給料、社会保険負担、福利厚生などを得ることができますか?
とてつもなく難しい事がわかると思いますよ。
もちろんできる人もいますが、そこにたどり着くまでにものすごい努力と苦労とリスクを経験するでしょう。
サラリーマンなら毎月給料はもらえるし土日は休みとか交通費は会社負担など主張できますが、起業家はそんなことは言ってられず、しかも収入も最初の数年間は無いかもしれませんよ。
でも、そのとんでもない苦労を経験することが大切なんですよ。
日本って数十年前は世界にほとんど競争相手がいなかったので、そこそこ働いていれば普通に企業も経済も成長できました。
しかし今は日本と並ぶ実力を持つ国がずいぶん増えました。
それらの国に勝たないと維持できないですし、となると以前と同じような能力や働き方では無理です。
会社にしがみついて会社から仕事を与えられて会社から給料を与えられてリスクも経験しないので能力も伸びない。
そんな人ばかりの国が苦労を経験した高い実力の外国に勝てるはずもなく、でも高度成長期からバブルを経験した日本には残念ながらそんなゆるい環境に慣れてしまった人が多いんですよね。
仕事をしたんだから給料をもらって当たり前、と思っている人は多いはずです。
でも給料を含めた会社の経費はすべて売上の中から発生するものです。
売上が月に1億円の会社が500人の社員に30万円の給料つまり一億5千万円は絶対に払えません。
売上金をすべて給料に回しても20万円が限度です(20万円×500人=1億円)。
例え経営者が社員に優しくて太っ腹でも無理です。待遇の善し悪しではなく物理的な問題です。
その会社の売上が1億円ということはお客さんがその会社の仕事を1億円と評価したわけです。
たくさん働いたかどうかは関係ありません。
だからどうしても30万円欲しいなら会社に不満を言わずに自分で起業してお客さんが30万円と評価する仕事をして30万円稼げばいいと思いますし、他力本願で不満だけ言っても無理なものは無理です。
この考え方ができる人が日本にたくさん現れれば、企業数も増え、そうなれば失業率も減ってきますし、景気も上向くと思います。
もちろん失敗もたくさん発生すると思いますが、どのみち今の日本だって失敗ですからね。
既得権にしがみついている人が恵まれるような国は失敗です。滅びます。
努力した人が既得権にしがみついている人を押しのけることができる健全な国作りが必要で、それが活力と成長の基だと思います。
そのためには国の制度のあり方もいろいろ変えなければいけないと思います。
それは過去の記事にて。
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