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auのiPhone5の1ヵ月7GBの通信量制限に備えて自分が使っている通信量を把握しておく方法2つ

iPhoneのブログらしい話題

皆さん、こんにちは!
いつもブログネタに困っているB-CHANです。
経済学、金融、IT、作曲、映画、読書、スノボ、英語、保険、不動産、経営、プログラミング、カメラ、ラーメン、作詞、ほか、自分の得意分野からネタを探すんですが、適度な長さの記事にするのがホントに苦労するんですよこれが。
長くなって良いのならいくらでも書けるんですけどね。
何かリクエストがあればツイートでも送ってください。
今回は、iPhone5の登場で話題となった通信量規制の話をしましょうか。


正確に知るには料金明細を見るのが良い

auとSoftBankの一騎打ちの様相が激化していますが、両者の違いはこれまでの記事を読んでください。


iPhone5のauとSoftBankのLTEについて誤解しやすいこと
iPhone5のauとSoftBankのLTEについて誤解しやすいこと その2


auのiPhone5では1ヵ月の通信量が7GB(ギガバイト)を超えると通信速度が128kpsに制限されますが、7GBとはどれくらいでしょう。
メール●●通分、動画何分、などと説明されたページはよく見かけますので、各自、検索してみてください。
ここでは、自分が毎月どれくらい使っているのかを計算する方法をお伝えします。
ボクは今はSoftBankのiPhoneユーザーなので、SoftBankの説明をしますが、auでも同じ考え方です。
まず、MySoftBankのホームページを開いて、ログインしてください。


パソコン版
MySoftBankのホームページ


iPhone版(Safariのブックマークに登録されています)
MySoftBankのホームページ


ログインしたら、「料金を確認する」の中のご請求書(内訳)の確認をクリックします。
iPhoneなら、「利用料金を確認する」→「ご請求内訳」とタップします。
開いた画面の中に、
「PCダイレクト@0.08円 ●●●●●●●●●●●●●Pkt」
と書いてあると思います。
この●●●●●●●●●●●●●部分が1ヵ月に使ったパケット数です。
ソフトバンクの通信明細


上記画像はボクの2012年8月分です。
13,847,311パケット(Pkt)ですね。
auの料金明細でもパケット数は明記されていると思います。
では、ここからパケット数をバイト数に変換してみます。
まず単位の基礎知識として、
1バイトの1,000倍が1キロバイト
1キロバイトの1,000倍が1メガバイト
1メガバイトの1,000倍が1ギガバイト
だと思ってください。
重さの世界では1グラムの1,000倍が1キログラム、長さの世界では1メートルの1,000倍が1キロメートル、それと同じです。
キロは1,000倍を表す言葉、メガは100万倍(1,000倍の1,000倍)を表す言葉、ギガは10億倍(1,000倍の1,000倍の1,000倍)を表す言葉です。
ただしこれは一般論。
実はコンピュータの世界では1,000倍ではなく、2の10乗倍、
2×2×2×2×2×2×2×2×2×2=1,024倍
で計算されます。
例えば、


15,000バイトは、
15,000バイト÷1,024=約14.6キロバイト


50,000,000バイトは、
50,000,000バイト÷1,024=約48,828キロバイト
50,000,000バイト÷1,024÷1,024=約47.7メガバイト


です。
この計算のやり方を自分でもやってみてください。
さて、さっきの料金明細に登場したパケット数を思い出してください。
13,847,311パケットでした。
ここでもう一つ知って欲しいのは、


1パケット=128バイト


という事です。
これは、DoCoMo、au、SoftBank、いずれでも同じです。
これだけ揃えば、ボクの8月の通信量が何ギガバイトなのかを求める事ができます。
計算式は、


●●●●●●●●●●●●●Pkt × 128 ÷ 1,024 ÷ 1,024 ÷ 1,024 = ●●GB(ギガバイト)


ですね。
●●●●●●●●●●●●●部分にあなたのパケット数を入れて計算してみましょう。
ボクの上記の例では、


13,847,311Pkt × 128 ÷ 1,024 ÷ 1,024 ÷ 1,024 = 約1.65ギガバイト


規制が発生する7GBには遠く及びませんので、ボクは規制が発生しませんね。
同じように過去の7月分、6月分……と見ていけば、おおむね自分の使い方が規制に引っかかるか引っかからないかがわかりますね。
ちなみに、規制の対象となるのはあくまでも3GやLTEなどの電話回線を使った通信です。
無線LAN(Wi-Fi)での通信は規制の対象にはなりません。
ボクの場合は実際にはもっとたくさんの通信をしていますが、大半が無線LANなので、電話回線では1.65GBで済んでいるということです。
室内では無く外出先で通信をする機会が多い人は、もっと電話回線での通信量が増えるでしょうから規制に引っかかるかもしれません。
もちろん音声通話は無関係です。


iPhoneの設定画面でも通信量は確認できるけど注意点がある

実は料金明細を見なくてもiPhoneの画面で通信量を確認する方法があります。
「設定」アプリを起動して、「一般」→「使用状況」→「モバイルデータ通信の使用状況」とタップしてください。
こんな画面が出てきます。
iPhoneの通信量確認


まず、送信と受信の数値を合計してください。
上記の画面なら、


1.7GB + 18.5GB = 20.2GB(ギガバイト)


次に、期間を見ます。
上記の画面には、前回のリセット日時が表示されています。これがスタート日時だと思ってください。
2011年11月12日がスタートですね。
そして今日が2012年の9月16日なので、使用期間はおよそ10ヵ月です。
なので、


20.2GB ÷ 10ヵ月 = 2.02GB


1ヵ月あたり平均で2.02GBの通信量だと言う事がわかります。
つまり、ここ10ヶ月間のボクの使い方であれば、1ヵ月で7GBには届かないので通信規制にかからないということになります。
が、一つだけ注意!
この計算式はあくまでも1ヵ月の平均値しかわかりません。
例えば、
2012年の4月だけ通信量が11.2GBで、他の9ヵ月は毎月平均1GBだとした場合、やはり合計は20.2GBで、1ヵ月平均は2.02GBになりますが、2012年の4月は規制にひっかかりますよね。
普通はそんな極端な使い方をする人は少ないと思いますが、この方法だと、理論上はこういう落とし穴があるので気をつけてください。
毎月の平均が5GBとか6GBあたりの規制ギリギリの人なら引っかかる可能性はあります。


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