光ファイバーかWiMAXか
ボクは自宅のインターネット回線はWiMAXを使っています。
WiMAXは無線通信で、ドコモやソフトバンク、イーモバイルなどのライバルに当たります。
au(KDDI)のグループ企業ですが、auとはまったく別の規格なので、こちらもライバルと言えるかも。
で、ボクが自宅で光ファイバー回線を使わずにWiMAXを使うのには理由があります。
それは光ファイバーがWiMAXより勝る点が通信速度だけだからです。
WiMAXの通信速度は理論上は40Mbps。
光ファイバーだと1Gbps。
理論的には25倍くらい光のほうが速いです。
しかし、ボクは光回線も契約したことがあるんですが、体感的にそんな速いのは不要でした。
例えば、カップラーメンが3分で作れるのに1分でできる新製品が出ても、そんなに嬉しくないんですよね。
なぜなら3分でもじゅうぶん速いからです。
ここで3分がWiMAX、1分が光回線だと思ってください。
すでにじゅうぶん速いのに、さらに高い料金でもっと速いモノを買っても宝の持ち腐れなんですね。
ボクの場合は、自宅で動画などを見るのにも、WiMAXで足りてます。
もちろん、速いからといってマイナスにはならないんですが、その分、価格が上がると意味が無いです。
WiMAXの良い点
ではなぜ、光回線よりも遅いWiMAXにしたか。
それはメリットがたくさんあるからですね。
- 毎月の料金が安い
- 外に持ち出せる
- 通信量制限無し
- 配線が楽
- 工事不要
- 1台でパソコンにもスマホにもゲーム機にも対応
まず、毎月の料金について。
これは言うまでもなく光回線よりもWiMAXが安いです。
定価でも3880円程度。キャッシュバックなどを入れると、実質的にはもっと安かったりします。
おそらく光ファイバーの半分程度で済むと思います。
↓
見に行ってみてください。
WiMAXのモバイルルーターは無線なので、当然、外に持ち出せます。
全国のWiMAXエリア内で使用できます。
もしWiMAXが無くて光ファイバーだけだと、外出先でのネットは携帯電話に頼ることになります。
ところがWiMAX以外の各社は1ヶ月に7GBを超えると通信速度制限がかかってしまうんです。
WiMAXだけは通信量を気にせずに使えます。
無線なので、契約すれば、すぐに使えます。
光ファイバーだと工事の申し込みをして、自宅に配線を通してもらい、通信機器を置いたりケーブルを繋いだりして大変です。
パソコンやスマホなど、複数の機器で通信したい場合、ハブが必要になるかもしれません。
無線機能の無い機械だと、別途無線ルーターを繋ぐ必要も出てきますよね。
これだけで配線グチャグチャ。
自宅が引っ越しのときはどうですか?
光回線だと、元の自宅から新しい自宅へ、開通のやり直しの手続きが必要ですよね。
WiMAXならモバイルルーターを持っていくだけで、何の手続きも不要です。
結論を言うと、光回線のメリットは通信速度が速いこと。
そしてその速さは、必要以上なので、それに高い料金を払う意味合いが薄い。
それ以外の面では特にメリットが無いこと。
これがボクが光回線を経験した上でWiMAXに切り替えた理由です。
なお、2013年11月からWiMAX2+というさらに高速な規格が登場しましたが、まだ使えるエリアが狭いのと、モバイルルーターの選択肢が1機種しかないので、とりあえずいまはWiMAXでスタートして、1年ほどしてから様子を見てWiMAX2+にしても良いと思います。