Windows8のアップグレード
Windows8proのアップデート版が2月になると値上がりします。
例えばAmazonでは約5千円で売られていますが、2月からは2万円近く上がります。
マイクロソフト 2012-10-26
アップグレード版なので、Windows XP、Windows Vista、Windows 7のユーザーのみが対象ですが、32ビット版も64ビット版も対象なので、必要な人は1月中にアップグレード版を購入することをオススメしておきます。
と、ここでインフレのお話。
安倍内閣がインフレターゲット政策を掲げていて、先行して株価も上昇、円も値下がりしています。
もちろん物事には良い面と悪い面の両方があるんですが、今回はインフレの良い面を書きますね。
いや、難しい話では無いです。
上記のWindows8アップデートの話を振り返ってみてください。
現在と将来とを比べると、将来のほうが物価が上がるわけです。
すると消費者にとっては、後で買うよりも今買う方がおトクなわけです。
別の言い方をすると、物価が将来上がると言うことは、自分が保有しているおカネ(貨幣)の価値は下がるわけです。
貨幣を保有し続けると価値が下がって損なので、モノと交換する、すなわち消費するわけですね。
これがインフレのメリットです。
消費が活性化されて景気浮揚に役立ちます。
デフレというのは、この逆ですね。
将来の物価が下がるんですから、自分が持っている貨幣価値が上がっていくわけです。
つまり、なるべく消費せずに貨幣を保有し続けた方がおトクなので、モノは売れず、企業の業績は落ち込み、どんどん景気が悪くなります。
ここで、インフレで物価が上がっても給料が上がらなければ苦しくなるだけじゃ無いか、という意見も出てきます。
これに対しては明快に論理的に反論することができるんですが、これはいずれ書きたいと思います。
インフレを誘導するための政策については、マクロ経済学の分野になります。
昨日はミクロ経済学の話を書きましたが、いずれにせよ、このブログでも過去にたくさん書いてきました。
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経済学を知らない人向けになるべく簡単に書いてきたつもりなので、楽しんでもらえると思っています。